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今まで、電力はuntouchableな分野。
今後買い取り制度、電力の自由化など国・国民全体が意識を持つべきだ。
電力会社の作戦に騙されるな。
自然エネルギーはコストアップ致し方ない。
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自然エネルギーをなんとか排除しようとする、電力各社と政府委員との攻防が生々しい。風力発電業者がバタバタと倒産している。
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NHK出版の本です。電力会社の話を書いてますが、特に読んでて面白かったのは、第2章だったですかね。でも、新しい知見はあまりなかったような。。。
とにかく、電力需給がうまくいくと良いです。
おすすめ度は5点中、3点。
挿し絵はいいですよ。
目次
はじめに いまなぜエネルギーなのか
第1章 「エネルギー自立」への試み
第2章 自然エネルギーと電力行政
第3章 スペインの模索—固定価格買い取り制度の光と影
第4章 スウェーデンの選択—半世紀にわたる試行錯誤
第5章 どう選ぶ?私たちのエネルギー
おわりに 国のかたちを考える
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NHKスペシャルで放映された内容「日本新生」の書籍版。すぐに読める内容だが、議論としては実態はこんなに単純じゃないんだけどなーと思えるような内容。導入篇としてはよいかもね。
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日本のエネルギーをどうしていくかで、示唆を与えてくれた。
エネルギーは経済性はどうか、持続可能性はあるのか、リスクはあるのかという個別の議論以上に、どのような社会を望むのか、それを実現させるための政治参加を詳細に考える必要があると思った。
つまり、原発問題に象徴されるのは電気のあり方に国民が関与しておらず、中央集権化(とは国支配者が効率の良い統治に必要というのが明治維新以来の日本である)の悪い面である当事者だけが分かるブラックボックスが起きてしまい、いざ事故が起きたとき、パニックになり問題点や解決策の把握にとても時間がかかっている。
原発を選ぶさい、国民参加がなかいまま3.11を迎えた。
そこで、
エネルギーは社会のあり方、ひいては一人一人の生活に影響するので、
エネルギーの仕組みを再構築するために、どのようなメリットやリスクがあり(そのためには、問題点の情報公開が不可欠)、国や地域社会、そして一人一人の生活がどう変わるのかのディテールまでも想像できるような、エネルギー政策審議を求めたい。
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NHKらしいマジメな構成。まずは3.11以降の日本のエネルギー(特に自然エネルギー)を取りまく現状が解説されています。その後、スペインとスウェーデンの紹介があります。
スペインは自然エネルギーを国主導で導入した国で、ちょっと失敗気味。スウェーデンでは市民が何で作られた電気かを知った上で、ちょっと高くても自然由来の電気を選ぶ国。
原発やら自然エネを0か1かではなくて、スウェーデンみたいに自分のポリシーに合った形で電気も買い物できるといいのになぁと思いました。そうすれば、みんながもっと将来と現状を現実的に見れるのではないかと思うんだよね。日本って自分で選ぶことができる幅が異様に狭い気がするのは気のせい??
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スウェーデンの事例が興味深かった。スウェーデンでは、1980年に国民投票で長期的に原発を廃棄することが選択され、国会で廃止期限を2010年と定めたのにもかかわらず、2010年時点で原発比率が38%となっているとのこと。脱原発が難しいことを物語っている。冷静になって考えると、30年経ってこれだけ技術革新が進まない業界も珍しい気がする。太陽光発電にしても燃料電池にしても随分前からあったのに。脱原発の難しさは、技術面だけではなく、世間も意外と冷静であることもある気がする。自ら冷静にエネルギーを選択し、良いものが選ばれる時代になってほしいと心底思う。