紙の本
コロナに負けず、転げまわりたいマイワイン道。
2021/11/18 23:27
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投稿者:tapiko96 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍になる前は月イチ、いや、もっとかもしれない。ワイン好きの友人と集まっていた。
美味しいものと、美味しいワインをワイワイ飲む時間がたまらなく楽しかった。
この本を読んで、そういう楽しい時間を思い出した(文庫版もすでに出版されているようですが、こちらを先に手にとってしまいました)。
ゲヴュルツトラミネール。確かにそんな品種の名前も聞いた気がする。
ワイワイと楽しすぎて、記憶の彼方に飛んで行った、呪文のようなワインの用語。
それは、こういう味わいや香りを表していたのかと、改めて参考になった。
この本の、実験のようなワインレッスン(目隠しをして飲む、器を変えて飲む等)では、先生と参加者のやりとりが面白くて思わず笑ってしまう。さすがに紙コップは、まずいだろ!
そんな笑いもありつつも、「おいしいものを食べると、なぜ哀しくなるんだろう」(p351)という、三浦さんの問いかけと答えに、はっとさせられた。
コロナが落ち着いたら、また、仲間と集まって、美味しい(!)お酒を飲める時間を持ちたい。
…そのためにはもっとワインに詳しくなりたいなー。
ホットワイン(この本には作り方も載っている)を夜な夜な作って飲みながら、そんなことを考えている。
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丁稚たちが毎回ヘベレケになりつつも、ワイン道を歩んでいく姿が楽しい。
できることならば、私も丁稚となり、一緒にあーだこーだ言いながら、飲んだくれたかった。
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三浦しをんが語るとワインも面白い!そして冷静に、ワインへの情熱たっぷりに弟子たちへ教えを教授する岡元先生が素敵。ワインのことをゼロから、素朴な疑問を先生にぶつける丁稚たちのかけあいも楽しい。この一冊を片手にワインを楽しく飲みたいなあ。
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堅苦しくなく、でも抑えるとこは抑えて、ちょとしたヒントもあって、何より読んでて楽しい。
ワイン道極めなくても、まずは自分の好みを探してみよう!
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大酒のみのしをんさんが、ワインのスペシャリストに薫陶を受けつつ美味いワインをしこたま飲みまくるエッセイ(あれ?ちがったか??)
ワイン丁稚の面々が迷走する過程が面白い(幻視能力を発揮するKさんが好きだ)。
岡元麻理恵先生の苦悶の表情が、まざまざと目の前に浮かんできます。
中身は小難しい内容じゃないし、ちょっとしたお祝いの日にこじゃれたワインでも飲んでみっか!というシチュエーションの時には役立つ一冊なんじゃないでしょうか~。
ちなみにうちは3兄弟がおりますもので、できたらいつかメルキュレ3兄弟の飲み比べをしてみたいな~などと思っております、ふふふ。
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作家の三浦しをんがスペシャリストに弟子入りして書き上げたワインの入門書。
ワイン本に珍しく、写真はないしワインのラベルから「フクロウ」のようなあだ名もつけるし…。ほんと自由だけどするするワインの知識が身につく素敵な良書。
それにしても文字色をワインカラーで統一したお洒落なデザインも素敵。
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ワイン好きを自称する私は「ワインのこと教えてください!」とよく言われる。で、いろいろと蘊蓄を述べるのだが、どうやらそういうものはワイン初心者には響かないらしいことはさすがにわかってきた。が、じゃあ何を教えればいいのか・・わが身を振り返ると、身近にワインのいろはを教えてくれるおじさま方が居て基礎から系統的に教えてもらった。そんな手間暇かけずに興味を持ってもらい、好きなワインを見つけて楽しんでもらうにはどうしたらいいのか・・についてのヒントが満載のワイン本であった。初心者は初心者なりに、そうでない人もそれなりに楽しめる作りになっているのがよい。
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三浦しをんと編集さんたち“ワイン丁稚”に、岡本先生がワインの楽しみ方を教えてくれるエッセイ風ワイン本。
私自信もワインはあまり詳しくないから、読んでいても銘柄とか産地の名前はあまり覚えられなかったのだけど、それでも問題なく読み進められるのがこの本のいいところ。
私も黄金の丘で君と転げまわりたい!!!
それにしても三浦しをんのお酒に対する愛は、見ていて気持ちいい(笑)。
こんな人としょうもない話をしながら毎夜飲みふけってみたいなぁ。
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文字の色もワインカラーの素敵なワイン入門書ですが、ふざけてます(笑)三浦しをんさん、面白すぎます。さらーっと読めてワインが飲みたくなります。
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三浦さん他二人の丁稚が 岡元さんにワイン講習を受けるエッセイ。
赤と白 ロゼの違いから シャンパン 味の例え方 順番に色々教わっていくけれども・・・とにかく 一回の講習で三人で四本は空にする(本当は口に含み 紙コップに吐き出すらしい)
途中から 岡元先生は 三人の酔っ払い丁稚に 教えているというパターン。
お酒が飲める人 そうでない人 ワインが好きでも嫌いでも
この本は 気に入る!
ワインが好きな人は 一冊家にあるといいくらいに 途中途中で
酔っ払い丁稚だった 三浦しをんさんの話の間に 岡元先生の丁寧な 解説がある。
今夜は ワインにしようかな~
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三浦しをんによるワインの講座への入門と
素人達の珍道中体験記。
しっかりとワインの先生の解説もあるので
素人から上級者まで楽しめる本。
ワイン片手に実践するもよし、
ただ単に笑い転げてるのもよい。
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ワインを味わうための感覚を研く毎回の実験が、しをんちゃんの筆を通すと楽しく伝わります。ワイングラスの薄さがワインの味わいを良くすることが分かりました。テキトーなグラス、マグカップ、湯のみで飲んではダメでした。
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ワインには興味ないんだけど、しをんさんの語りは大好きなので購入。
案の定名前なんて全く入ってこなかった…
けど、香りを言葉で表すとかかなりおもしろかった。
お酒に対する愛情を感じます。
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三浦しをんさんのワイン修行体験記。
さしてワインに興味のない人間が手に取る本ではなかったかなと反省。
産地、銘柄、品種など、カタカナがつらつら続く箇所はざっくり目を通すのが精一杯だった。
楽しかったのは体験篇での丁稚の皆さんの会話。
味や香りを表現する言葉にそれぞれの個性が出ているのがなんとも面白い。
楽しんだポイントがこの本の主旨からずれている気もするけど、それもまたよし(ということにしておこう)。
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書店で発見!初心者にの著者とワインのプロとのやりとりをエッセイ&具体的情報の構成で書いてある本。ワイン片手にのんびりと楽しみながら読みたい。