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この本を理解して読み解く以前に、学ばなければならないことが多すぎる!
と、気付かせてくれた本。
このまま積読になる予感。
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3章の「サムライの心得」を読みたかったのだが、その直前の2章まででタイプアップ。
引用文機能を盛大に使わせてもらった。
かなり面白いエピソードが混ざりつつ、まるで自分が頭のよくなった気分。
とても読みやすい。
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3.11を経験した今、40年前に死を賭して国家の再創造を仕掛けた三島由紀夫が甦る。繁栄とは、平和とは、日本人としての誇りとは? 日本の復活を願う人々のための、熱き再生のヒント!
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三島氏の過去のエッセイ等を集めたものである。未読のものも多くあり良かった。特に「お茶漬ナショナリズム」(文芸春秋・昭和41年)の最後「私の言いたいことは、口に日本文化や日本的伝統を軽蔑しながら、お茶漬の味と縁の切れない中途半端な日本人はもう沢山だ。日本の若者に望むことは、ハンバーガーをパクつきながら、日本のユニークな精神的価値を、己の誇りとしてくれることである。」に心底同意する。また、解説は三潴末雄(盾の会メンバーと親交があり、その人は三島氏の決起要員に選ばれず、その後酒浸りの生活を送ることとなったそうである)が書いているが、世界唯一の被爆国民である日本人が、兵器としての核ばかりか、平和の為の核にまで脅かされている。三島氏は「創造力の煮えたぎる日本」を求めていた。新たなる価値観と方向性を見出さない限りこの国の再生は無いとのこと。さらに面白く驚かされるのがこの装丁だ。現代アートの旗手、会田誠のイラストなのだが、会田氏も三島に影響を受け、特に手塚治虫をこき下ろし、赤塚不二夫を絶賛した三島氏に目から鱗が落ちたそうである。三島氏を慕う色々な分野の人が造り上げた一冊なのである。
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三島由紀夫 著「日本人養成講座」2012.5発行です。ニッポン人のための日本入門、日本語練習講座、サムライの心得、エロスと政治について、おわり方の美学の5部構成で、文芸春秋、婦人公論、20世紀、週刊朝日、産経新聞などに掲載されたものがまとめられています。「死」に関する考え方を記したものが多いです。心中論では、年を重ねてからの自殺や心中を醜いと評しています。また、人間はもし老醜と自然死を待つ覚悟がなければ、できる限り早く死ぬべきなのであるとも。
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はじめはめちゃくちゃ当たり前のことを言ってるように感じられた。
私はな三島と太宰を対比させて考えることが多い。
太宰のエッセイはある種自分の頭のよさを知らしめるために書かれている気がする…。
だから、読む人もアァなんて素晴らしいひとだってなる。
一方、三島はそうゆうの抜きにして、自分がいかに思っているかに重点があるんだと思う。
三島にとって自明な部分は割愛しているから、一見すると簡単な文に実はもっと違う意味がありそう…
ただ、わたしがそれを理解できなかったからこの評価で(笑)
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日本人たるもの……
ってな事で、三島由紀夫の『日本人養成講座』
久々に内容入って来なかったし、完読出来んかった……
三島ワールドはまだまだヒヨっ子なわしには早過ぎるんじゃろなぁ。
もっとナルシストに成れるように頑張りたいと思います。
死の美徳と言うか、最後の散り方の美学が日本人と言うのだろうか……
完読出来なかったので、カウントは入れないけど、またいつか読み切る日が来るのかな?
カバー画の会田誠さんの絵は好きじゃなぁ♪