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とうとう最終話です。王国の鍵第7巻
創造主の意思とは、ウィルの役割とは、管財人はなぜ裏切ったのか・・
すべてが明らかになり・・そして・・アーサーは?
ひ弱な少年だったアーサーがこんなに成長して・・おじさんうれしいよ!
黄色いゾウのぬいぐるみ、ほしくなってしまった。
アーサーの人間としての最後の記憶、命綱ですね。
そして、わかってはいたけど、人間にはもう戻れない・・・。
ああああ、読んでいない人がいるのでこれ以上は話せないですが、ガースニクスさん、上手いこと謎を解決して、物語を無事に終わらせてくれました。
ありがとう・・。
王国の鍵シリーズは終わりましたが、あとがきに、古王国物語の続編を執筆中とあり、またまた、新たな物語が読めるかと思うとたのしみです。
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第七巻で、ついに完結。虚弱な普通の少年だったアーサーが、宇宙の消滅に立ち会い、ついには世界の新創造主になってしまう、萩尾望都的なスケール大きさのSF。やっぱり、ラストは希望と未来の明るい読後感。
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いよいよ最終巻。なんか、サンデーさん、結構『下界は下界で好きにおし』的なおヒト?と、思ったら大間違い!なんとも容赦ないおヒトでした。さすが、笛使いの兄!あの弟にしてこの兄ありですな。すべての謎が明らかに。そして、ウィル、あんた、マジかー!的展開。やっぱなーとちと思ったけど、それでも、エンドはなんだかハッピーな感じだったのが、意外でした(実はもうめためたアンハッピーエンドだと思ってた←)。でも、うーん、私は創造主の気持ちも分からんでもないかもしれないなぁと、思った。長生きはするものでもないのですね、色々絶望してしまうのかもです。普通の人間は、絶望するほどたぶん長生きしないですけど。やけっぱち、だったんだなぁと。総じて、面白かったです。ガース・ニクス、この王国の鍵シリーズが初めてだったのですが、しばらく漁ってみようと思います!
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一抹の悲しみと明るさに彩られた最終巻。
「無」から黄色いゾウを作り出してしまったとき、アーサーは創造主への道を歩みだしてしまったのかな。
命を作り出すこと以上の「創造」はありえないのだから。
トム船長とサンデー卿の兄弟愛が垣間見える非常に美しいシーンが忘れられない。
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ついに完結。
唐突な始まりで、前巻の続きのようだったのですが、全く記憶に無く、ついていくのに精一杯でした(^0^;)
前巻の終わりどんなだったっけ…?
人物描写よりは事態の描写、ストーリー展開がメインで、それなのになかなか進まない印象を受けました。恐らく私が戦闘シーンなどに興味が無いせいなんですけどね。
しかしファンタジー作品では山場、ラストの追い込みに戦闘シーンやらピンチやらは欠かせないわけで。
ミステリー要素の伏線は恐らく前巻までに出尽くしているので、本作はそれらの回収にあてられるわけですが、それを最後の最後に凝縮してしまったものだから、そこに至るまでが調整でしかなく、気持ちがダレるんですね。
これは全巻通して読んだ方が良いです、絶対。
最終巻単体で読んでしまうと物足りない。
象とデイジーはかわいかったです。
好きだった扉守さんが呆気なく散ってしまい哀しい。
完全なるハッピーエンドでは無いところが、もやもや胸に遺ります。
ハウス住人は聖書やギリシャ神話、昔話などをモチーフにしているようですが、トム船長はサンデーの弟なんですかね?サンデーはサタデーの弟ですよね?更に笛使いはサンデーの弟?
トム船長のモデルはポセイドンだと思っていたのですが、能力的に見てサンデーはゼウスぽい。そうなると笛使いがハデス?と思いますが、ギリシャ神話ではハデスが長男、ポセイドンが次男、ゼウスが末っ子ですよね。
完全なるコピー、では無いだけですかね。
七つの大罪と七人の管財人は対応していたようですが。
怪しいと書かれていたスカマンドロスは最後まで特に裏切りも無く、紳士的なおじさんでしたね~。
読み始めてしまったし、完結まで見届けるぞ、と言うスタンスでしたが、完結して良かったです。
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シリーズ最終巻。世界は沈黙する。
名前で、日曜日とか月曜日とか変ですが、英語圏でのサンデイやサタデイとか、こういう名前あってもおかしくないのがふしぎですね。というわけで、最強の敵サンデーです。
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長い物語がようやく完結しました。
最後はこう来たかと思いましたが、ちょっと前に似たような最後を読んだ気がして仕方ありません。なんだろう?
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うーん、結局全面戦争か。何かファンタジーな解決法ってなかったかな。それに全部壊して最初から、ってなんの教訓もないと思う。この巻、一番だめだめ!サンデーの個性もまーーったく見えてこなかった。サンデーとサタデーはそっくりさん。だんだんアイディア尽きたのかな。
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お話が巻を追うごとにだんだんと雑になってって、せっかくの素敵な世界観がもったいない感じに終わってしまったけど、楽しかったです。
全然褒めてないけど、キャラクターも魅力的な人たちがたくさんいたし、出来ればその後のスピンオフとか読みたいです。
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中学生のときに読みました。
デザインが素敵で何気なく手に取った作品でしたが、巻を重ねるにつれて複雑になっていき、とても引き込まれた作品でした。
映像化してほしいと思いつつ、この世界観を映像化するのはとても難しいと思います。文字だからこそ伝えられる重厚感や世界観をたっぷり味わえます。