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上橋作品はいつも格闘シーンがかっこいいんですが、このヒュウゴの喧嘩の場面は特に巧いです。“下町のしょうもない餓鬼の頃の話"なんて先生前に対談で言ってたけど、とんでもない!深い深い闇の中、そこで溺れることなく足掻き、闘い、何かを掴みとろうとする…立派な青春小説ですよ。バルサ物語と二本立てですが、私は読んでてイアルが浮かびましたね。まったく逆の生い立ちで、性格も正反対のようでも妙に似てるんじゃないかって思えて。
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守り人シリーズの短編集。
「蒼路の旅人」で登場したヒュウゴの子供時代の話。15歳の頃のバルサの話。
ヒュウゴにどんな過去があったのか、ヨゴ皇国とはどんな国だったのか、少し分かってきました。
もっと詳しく読みたくなる内容でした!
この話を読んでから、もう一度、「蒼路の旅人」から読み返したら、また違った楽しみ方ができるんじゃないかと思います。
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昨年上橋先生の作品にハマって片っ端から読み、
つい先日図書館でこれを見かけて「えっ?!読み忘れがあったか?」と
思ったら・・・ま さ か の 新 刊 。ありがとうございます!
シリーズを読んだばかりで記憶が新しいうちに読めるのが尚更幸せです。
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ヒュウゴは気になるキャラクターだったので深く掘り下げた作品があって嬉しかった。葛藤というのを初めてこんなにありありと感じた作品かもしれない。
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やっぱり素晴らしい!
あっというまに世界に入り込んでしまう。
それぞれの話をもっと読みたいな、という思いがあって、少しだけ消化不良なので、★4つ。
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ヒュウゴとバルサ、それぞれが出会うだいぶ前の話。
守り人シリーズで好きな登場人物がヒュウゴです。
まさか今になって過去の話が出るとは・・・と思っていたら、蒼路の旅人よりも前に出来ていた物語だったようです。
確かにこの作品を先に読んでいたら、蒼路でヒュウゴを見る目が変わってしまっていたかもしれません。
謎の男でしたから。
バルサの少女時代の話も良かったです。
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久しぶりの上橋菜穂子さんの本。上橋菜穂子さんの書く人物は、実在しているかのごとく浮かび上がってくる。また以前読んだ本を読み返したくなった。
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守り人シリーズの外伝、ヒュウゴの物語。
ヒュウゴが祖国を滅ぼした国になぜ仕えることになったのか。
少年時代の葛藤が素晴らしく描かれている。
いつもながらに上橋さんの世界に引き込まれてしまった。
また最初から読み直したくなったな。
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守り人シリーズの雰囲気をたっぷり味わいました。
でもヒュウゴって誰だっけ??て思ってしまった(^_^;)。
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一人一人の人生に責任を持って取り組んでいる姿が素敵過ぎる。
何に対して怒ったり藻掻いたりしたらよいか分からなくなるコトがある。
自分を見失わずにいるコトが1番だが、難しいなぁ。
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つい先日、アニメを見て、守り人シリーズを再読してました。
ヒュウゴの話もバルサの話もとても面白かったです。
ヒュウゴはタルシュに染まってるのかと思いきや、そうではなかった…!
最近読みおわったばかりだけど、もう一度読んで謎の男ヒュウゴ目線に立って読んでみたいです。
ジグロが引用した詩が胸にきました。
電車の中で泣きそうになってしまった…(少し落ち込み気味だったので)
タンダのところへ行くってなると、バルサと一緒で私も嬉しくなりました。
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上橋先生のお話は読みやすく面白かった~
けれど、もうヒュウゴのこと覚えてないよ?
蒼路~とか大分前に読んだもん・・・
まぁ、いいけど。。。
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表題作は守り人シリーズのスピンオフ、というかヒュウゴが主人公のこの話のほうが先に生まれてたんだって。
世界にホント厚みがあるよなあ。
上橋さんの物語を読むたびに、同時代にこの作家の新作を読めることが僥倖だと思う。
亡くなった後でも作品は世界中で読み継がれていくような作家かと。
好きすぎて新作を読むのが勿体なくて、読み始めると読み終わるのが悔しいくらい。
それぞれの人生が物語世界の中にきちんと織り込まれていて、さらにそれを支える世界が生活感とリアリティにあふれてる。
なんでこんなに好きなのか、と思うと、架空の文明なのに、民俗的なものがしっかり見える、というのがたまらんのだろうな。
さらに、登場人物の人間的な魅力。こういうときにこう振舞うだろう、と想像できるもん。
それぞれが誇りとか譲れないものをきっちり持ってるのがいい。
もう一つの短編、「15の我は」は、若き日の悩めるバルサの物語。
中2病バルサかと思いきや、さすがに命がけで生きてる彼女は充分成熟した考え方なんだよ。
それでも大人になって振り返ると、当時は見えなかったものに気付いて、歩いてきた道のりの遠さを思う、っていう。
凛とした生き様があります。
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殺陣といい、風俗描写といい、心理描写といい・・・・。
タイバニの小説化もこの位やってくれたら胸熱。
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久しぶりの上橋菜穂子さんの作品で楽しく読めた。守り人シリーズはファンタジーの最高峰だと思っている。こういうおまけ的なのでいいから、たまには出してくれると嬉しい。