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1巻が面白かったので、買ってきました。
相変わらず気持ちがダダ漏れのシャーロットですけど、ダダ漏れ部分に「」が付いていないから、どこから漏れてるのか分かりづらいところが多かったです。
アルベルトとの絡みが少なくなってて、シャーロットの方はアルベルトの自分への気持ちに気付いてそうですけど、シャーロットの気持ちは未確定で、アルベルトも自覚してないし、彼の気持ちは書かれないので、ちょっともやもや。
レイフォードのシスコンぶりはこの巻でも一層明らかになってて、確かにシャーロットが死んじゃったりしたら、最も王位を取らせたくない人になりそうです。
今回新キャラとして出て来た、リオンとセシル。リオンは真面目な好青年で明らかに味方ですけど、セシルはまだ敵なのか味方なのか分かりません。どっちもシャーロットを好きそうな感じで、次巻もどう絡んできて、それに対してアルベルトがどうなるのか楽しみ。
次巻は4月。遠いです。
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面白かった!
シャーロットがかわいい。
特に最後の方のあせってるかんじのところが、かわいかった。
恋愛色が強すぎなくて、私的には嬉しかった。
首なし騎士は、前回より影が薄いなあと思った。
というか、兄が濃いと思う。
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多分面白かったと思うんだけど、なんとなくもやもやする部分も。次の巻で明かされるのかもなので次巻待ち。
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面白くなってきた。
シャーロットも少しずつ成長しているし、あとはいまいち思考の読めない新キャラがどう出てくるかが気になるところです。
騎士の出番ふえろー(笑
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二作目も面白かったです! 今回いろいろと新キャラが登場してきたり主人公が悩みながらなんとか前に進もうとする姿がかわいかったです。
ただ少女文庫にしては(?)ストーリーが複雑かもしれない……。と思います。恋愛要素は、首なし騎士とより主人公の兄(?)とのほうが強い気がする。
謎解きな雰囲気が強かったかなと。
ただ色々な謎が今回発生して、解決されたものも、されていないものもあるので、次回もとても楽しみです。
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ここまで恋愛色がないのに面白いと感じる少女小説も珍しい。首なし騎士の無自覚さがかわいいです。そしてレイフォードのシスコンぶりがガチすぎて怖い。敵の片鱗が見えてきたものの、味方の新キャラも着々と集まりつつあるしこれからが楽しみ。
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“「……ねえ。彼、"王にとって国民は自分の所有する物でしかない“って言ってなかった?あれ、どういうこと?」
「ああ……。そういえば、お前は他国に行ったことも、他の王に会ったこともなかったな」
「他国の政治の仕組みをまとめた本は読んだわよ?」
「本が全てを語っているとは限らない。それに、当たり前過ぎることは、書かれないものだよ」
部屋の本棚に並ぶ、政治に関する本の数々を見やるレイフォード。つられて私もそちらに視線を向ける。
「この国は特殊な成り立ちから生まれた。でもそれだけじゃない。政治から思想から、あらゆる点で他国とは違っている。第三者的に言うなら、間違いなく異色だよ」
「異色、って……そこまで?」”[P.119]
2巻目。
続きが出て嬉しい。そして願わくは長く続いてほしい。
しかし表紙が物騒すぎる。
ミステリ要素があるのが堪らん。
ロッティの頭の切れが読んでて楽しい。
エルマー家辺りの波乱が怖い。
P.21、P.155あたりがうまいと思った。
“「貴方——……、恐いの?」
頭が言葉を選び取るより先に、心が"答え”を吐き出した。
戦場で生きた男は、誰よりも命の儚さを知っている。目を離した次の瞬間、失われているかもしれないことを、知っている。
(ああ、だから)
だから、徹底して守ってきたのか。
……まるでその言葉が合図だったかのように、彼は剣を手に取った。反射的に団長が抜いた剣を薙ぎ払い、その勢いのまま、私の首を目がけて——
ぎいん。高い金属音が、耳を劈いた。
音の余韻が、まだ耳の側で響いている。が、手で押さえることは出来ない。首のすぐ真横に鋭い銀の光を放つ刃があった。衝撃で削れた石壁の破片が、ぱらぱらと床に散った。……もし城が木で造られたものだったら、壁ごと首を持って行かれていただろう。
呼吸も、瞬きも止まった。耳鳴りがする程の静寂の中、聞こえるのは心臓の音だけ。目の前の悪魔は、奥底に火種を燃やす闇色の双眸で、私を見据える。
「このまま剣を滑らせれば、あんたの頭は呆気なく体を離れる」
「……」
「あんたは戦う術を持たない。こうして剣を向けられても、逃げることすら出来ない。……俺が城下に行かないのは、そういう理由だよ、お嬢さん。オーガを恐がってるからじゃない」
「……驚いた。貴方、先程の言葉をそんな風に受け取ったの?」
「ふうん。違うのか。なら、どういう意味で言ったんだ?考える頭のない俺にもわかるように、説明してみろよ」
「お断りするわ。“答え”は奪い取るものなのでしょう?」
自由奔放で我が道を行く男が、どうしてそんなに自分の感情に関しては鈍いんだ。殺意には一も二もなく反応するくせに、その殺意が何故生まれたのか、前提にある”感情”の正体がわかっていない。ああ滑稽だ、またしても彼の歪んだ愛情表現に振り回されるとは!”[P.155]
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首なし騎士が、前回よりもおとなしかったような。
もっと傍若無人さがあってもよかったかな、と思いましたが、
〝人は、呆気なく死ぬものだ。
呆気なく、死ぬものだ。〟
を強調するためか…。
〝死〟を知っているから、首の姫から離れられない→
気にせずに行動できない、ですか。
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2012.01.08読了。紀伊國屋書店で購入。
規模の大きい話なのか小さい話なのか判断に困るのは相変わらず。
騎士と姫のやりとりが前作よりも少なくてちょっとがっかり。
というわけで星4つです。
新キャラもなかなか気になるお方ばかりで。
そろそろ女性キャラも出てこないかなーと思っております。
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キャラクターは良いです。2巻目になり、それぞれが動き始めた感じですね。新キャラのリオンたちもしっかり書き分けられていて、誰だか分からなくなることはありません。
が、どうも1巻と同じく分かりにくい箇所がいくつかありました。ロッティが主人公のせいでまわりくどい表現が多いからなのかも知れませんが、騎士との関係性(お互いどう考えているのか)も不明。
無理に恋愛しなくてもいいのですが、ぼかしすぎているような気がしてなりませんでした。
だけど次巻にも期待していますー!!
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堅実な王宮もの、って感じになってきて嬉しい。自分にできることを着実に、国の力になろうとするシャーロットがいい。よくおじいさんが引き合いに出されるけど、シャーロットと結構似てるよねえ。前巻ではシスコン兄さんが気になってたが、新しく登場したキャラもそれぞれいい味だしてる。私としては、セシルはシャーロットの敵になるのか、味方になるのか、今後の動向が楽しみです。
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感想はブログにて≫http://ututusamayouhisseki.blog.fc2.com/blog-entry-90.html
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王位に付ける人物がいなくなり、空のままですごす日々で
慌しくどころでなく忙しくなった城内。
猫の手、として借り出されただけのはずが
気が付けば命を狙われる非日常にこんにちは。
緊迫した状態に、きちんと役割を果たす騎士…を見て
普通? と首を傾げてしまう気持ちはこちらにもあります。
というか、この人一体いつ寝てるんですか!? と聞きたい。
そして新キャラ、曰く『狸親父』の息子。
登場した父親の姿に、狸の意味がよく分りました。
ほくろ親子? とも思いましたがw
前回の2時間ドラマより、もっと読みやすくなった感じです。
ノリはそのままなのですが…クライマックス、どきどきしました。
ええ、違う意味でw
自分の発言には、それが嘘でも責任を持ちたい…というか
本気で実行できる実力があるのが怖いww
しかし最後…という事は、彼は一体どういう立場で
あの場所に立っているのでしょうか?
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面白かったのだが、いかんせんとにかく、読みづらい。わかんなくて前の部分を読み返したところが多々あった。そこまで駄々漏れって、逆にすごいな。
しかし、悪口は言いたくないんだが、いい加減ロッティに苛々する部分も多少あり。そんな簡単に国とか領地とか背負えないだろうってのはわかるつもりだが、自分一人で何もかもを片付けろと言ってるわけでなし、自信がないのかあまりに固辞し続ける姿を見てると、責任負うの嫌なだけなんじゃと意地悪な穿った気持ちも湧いてきてしまった。まあロッティが簡単に決断してしまったら話終わっちゃうし仕方ないんだが。
ロッティの性格と、前述の読みにくさのせいで、いまいち気持ちよく読み進めることが出来なかった。ロッティ、馬が合わないんだろうか・・・
本当に純粋な意味でネガティブなヒロインだと思う。ここまで後ろ向きな子も珍しい気がする。私は正直好きではない。
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