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あとがきを読んで一言。こんな日常系はイヤだっ!(笑)戯言シリーズから久々に読みましたが懐かしいですね。人識のいつもの台詞もあったし。全体的にはさすがに殺伐としてましたが、まあ殺し名の話だから仕方ないね。相変わらずどのキャラもかっ飛んでる感じで。文庫サイズ化を望んでたので続きも楽しみです。
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なんていうか、幸せなんて日常の些細なことに求めるもので、日常を超えたものは求めるものじゃないなぁ、と。
ひとり増えてひとり減る、なのはなにか計算されたものなのかな。
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一気読み。戯言文庫から久しぶりに読みましたがやっぱり面白い面白いよ面白いんだけどー…韜晦が多過ぎて読んでて疲れるんです…いやほんと面白いんだけど。文庫化次回以降ももちろんよみますけど。
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戯言シリーズからそのまま購読。相変わらずの言葉遊びっぷりだが、これがあっての西尾維新。全員がどこか狂っていて、というか世界全体が陰鬱な雰囲気をもっている感じが好き。たくさんの登場人物が死ぬけれど、死ぬこと、血がでたり、傷を負ったりする描写が何か他人事地味ていて、感情移入できない。というか、あえてストーリーとの距離を置かされている気がする。何か読んでしまう、そんな魅力があるシリーズであると思います。
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言葉を捏ねくり回すような独特の文体の西尾維新。たぶん好き嫌いははっきり分かれるだろう。
変調子しかないようなぶっ飛んだキャラクターがぶっ飛んだ方法で殺されかけたり殺されたり。一般的な方々が皆目登場しない。殺し名の人間シリーズだから仕方がない。あまりにも血みどろな物語が人によってはマイナスポイントでありプラスポイントでもあるのだろう。
戯言シリーズに代表される言葉遊びは好きだが、自分はスプラッタが苦手なので星3。
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漫画版と同時に購入。戯言が文庫で集めていたので零崎も文庫で、と思い、ついに購入。やっぱり西尾が書く文章は好きだ。わたしにも双識みたいなお兄ちゃん欲しいです。
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戯言シリーズに続いて、西尾維新文庫で人間シリーズも開幕!
お馴染みの心地よいリズムとドライブ感は健在で、ページを繰る手が止まらなかった。続刊が楽しみ!
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それがそれであるように、当然が当然のように人を殺す。殺人の鬼、殺人鬼。その集団、零崎一賊。その長男、双識は弟を捜す途中で一人の殺人鬼に出会う。なぜ、この娘は今まで日常生活を送れていたのか。さぁ、零崎を始めよう。
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それでは、零崎を開始しますー
零崎シリーズの第1巻。
お兄さんのお話です。
『普通』とは何か、『個性』とは何か、を考えさせられるお話でした。
『殺し名』が主人公なので、残酷なくらい人が死にます。
先の『戯言』シリーズとリンクしてるので、色々わかって面白かったです。
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戯言シリーズの続編って位置づけと知らず今まで未読。
戯言の後半巻と同様に、ミステリー要素を抜いたら単なるバトルラノベだなぁ…。
キャラクターと設定と世界観の面白さが人気の源だろうか。
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零崎の家族観とか一族の話とか。
戯言シリーズの後半に近いノリ。
言葉遊びとか、大げさなまで遠まわしな理屈をこね回すあたりは、読んでて楽しい。
ただ、双識にしろ伊織にしろ、ぶっ飛んだ強さを持って常識的な考えが一切な異常な人種なのか、普通な感情をもってまっとうな思考で判断すればいい人種なのかがぶれてるように感じる。
どう考えてもそれは死ぬだろ…的な状況なのに、あまりにも逆境や危機に面したら気合で助かるという展開は奈須きのこみたいだった。
試験に合格不合格、ということが何を意味してるのかもいまいちピンとこない。
続刊でわかるのかな・・・
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人間シリーズ、人間試験と人間関係の双識、なぜか双識関係の2冊だけ読んでいなかったと言う不思議。兄さん涙目。
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戯言シリーズの前日譚 人識の兄、双識と新しい妹の話 今回のキーポイントは「兄と妹」である。全編血みどろアクションで殺人鬼と殺し屋の殺し合いが続く。その合間に戯言シリーズとはまた違った言葉遊びがあり、楽しめた。「走って、走って、走って、狂って、狂って」 「走」と「狂」が似てるなんて初めて気がついた。
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双識の話は何故か好き。
はちゃめちゃなのに優しさや大事なモノが入っている気がして。
ノベルスも何度も読んだけれど文庫も購入してしまった。
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一言、痛い。
高校生の頃にブログを書いていて、それを見た友人に「お前痛いやつになったのかと思った」と言われた苦い経験を思い出した。そう、文章はスルスル書けるときが一番危ないのだ。深夜に書き上げたラブレターやほろ酔い気分で打ったメールなんて見返してはいけない。絶対に。特にブログのような自己完結的文章は放っておくと修復不能なまでに痛々しい状態になる危険を孕んでいるので、より一層の注意を払う必要がある。
──なんてことに気付けなかったあの頃。そしてそのまま前出の友人の言葉が今でも頭から離れないわけで、「痛い」ということに敏感な反応をするようになってしまった。
しかし、今作『零崎双識の人間試験』は面白い。痛いのに、面白い。というより、痛いから面白い。少年漫画的なバトルのノリにミステリーの手法を取り入れて小説の持つ言葉の力を遺憾なく発揮した何でもありのエンターテイメント、と言えば聞こえはいいが、実際問題その極端なネーミングや台詞まわし、表紙や挿し絵の二次元万歳な雰囲気など、何はなくともオタクっぽさは隠せないし隠れない。じゃあなんだよって、結局のところ「オタク=マニアック」という見方で「そういうもの」として読んでしまえば楽しんだ者勝ちみたいなところがある。
個人的には「ジョジョ(の奇妙な冒険シリーズ)を拗らせて小説にしてみました」という雰囲気を漂わせる、言葉遊び上等な殺伐とした日常を描いた漫画より漫画的でさえある青春エンタメ小説だと、今のところは認識している。青春真っ只中に読んだ時の情熱はもう存在しないが、醒めた目で見るこの世界観は、これはこれでいいものだな、と他シリーズへの再読欲が湧き上がってきてしまった。
痛い台詞、痛い名前、痛い展開、痛い会話、痛い口癖、痛い人物、痛い表現、痛い小説……最高じゃないか。
【キーワード】
少年と針金細工、哺乳動物の宿命、自殺志願、舞姫様、変態蟷螂男、殺人狂、日本全国変態の日、空繰人形、殺人鬼と殺人初心者、放浪癖、四番目の登場人物、間違った天性、むらっ気、無駄な戦い、大失敗作、欠陥製品、世迷言、行き詰った男
【主要人物】
零崎双識、零崎人識、無桐伊織