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毎週多くの認知症の患者さんとお会いするが、正直、治らないものと決めつけ、病状が悪化しても自然経過とあきらめていた。しかし、やられましたね、ガツーンと。医者が患者さんを不幸にしていた構図は、ガーゼ、消毒薬と一緒。固い頭を切り替えて、僕にも治せる認知症治療を開始しなきゃ。この本は認知症の御家族がいらっしゃるすべての方、そして頭は多少固くても、認知症、治ればいいよな、と思ってる先生方必読‼
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義父がレビー小体型の認知症で、私がキーパーソンとして介護しています。Dr.コウノのブログを何度も読み返しているからでしょうか、とても簡潔に判りやすくまとめられた内容だと感じました。
我が家は条件が整わず半分も実践できていないのですが、コウノメソッドを参考にして主治医と薬について話しあって決めてきました。その結果、穏やかには過ごせている方だと思います。大事な人が認知症になって、大変な思いをして通院し介護をしても、穏やかになるどころか余計に酷くなったと感じている方は必見です。
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母のことがあって
数か月前にまず手始めによんだドクターコウノ本。
コウノメソッド入門書といったところか。
タイトルにある「治せる」というのは「完治」ではないが
改善できるところは改善して症状をコントロールし
患者や介護者をすこしでもラクにできるはず!という
河野医師の強い気持ちのあらわれなのだろうと思う。
内容としては
レビー小体型認知症についての啓蒙がメイン。
レビーの薬剤過敏、
アリセプトなど中核症状治療薬の増量規定の弊害は
医療や介護にたずさわる方々には
是が非でも知っておいていただきたいものだ。
介護関係などのブログを日課として読むようになり
おぼろげながらも実情が見えてくると
医療現場での無理解や誤診が
どうやらほんとうに多いことに気づく。
この現状でやみくもに
早期診断・早期治療のキャンペーンを進めるのは
危険すぎるでしょ、と素人ながら思ってしまう。
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在宅介護向けの認知症治療法。
コウノメソッド。
初めて聞いた。
要は薬を調整すると認知症は治るよってこと。
あと、米ぬかサプリを奨励しているそう。本書内でゴリ押ししてる。
レビーの実例がたくさん載ってるけど、薬による改善ばかりなので、施設介護で実践することは難しいものばかり。
ただ、丁度いま入居している方の薬の内容が理解できた。
アリセプト飲みすぎじゃね?w
レビーは薬剤過敏性ってことは勉強になった!
メモ
◾︎アルツハイマー
中核症状改善…アリセプト
・陽性症状により介護困難になる
易怒…グラマリール
暴力…リスパダール、セルシン
凶暴…テトラミド
◾︎レビー
※薬効きやすい。(薬剤過敏性)
アリセプトは歩行悪化、ペルマックスは幻視悪化。
認知機能低下…アリセプト少量(1〜1.67ミリ)
歩行障害…ペルマックス少量
幻視…抑肝散
組み合わせが大切。
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ご家族が認知症で悩まれている方、認知症の可能性があるご家族を持たれている方、必読の一冊です。
「認知症は治せると思っている医師にしか認知症は治せない」
全国に広がりつつある「コウノメソッド」を創り出した著者が、書中で「CTやMRIといった画像検査に頼り知能検査を軽視する医療機関は断念した方が良い」といった感じで、どれだけ多くの医療機関で誤った認知症治療を行っているかを厳しく指摘している場面もありました。
専門用語は最低限で医療従事者向けというより、患者家族向けの内容で読みやすい。2時間半あれば読める内容ですので、是非ご一読ください。
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面白かったし為になりました。
認知症の種類を知り、内服している薬を知り、薬の量を知る。その上で、適切なのかを常に考える。
そうすれば認知症を治す事が出来る。
読んでいてわくわくしました。
本が出版されて10年以上経っている今はどうなっているのか今までの経緯から学んでいこうと思いました。
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小学校とは全く関係なく…
親の認知症が気になる世代なのですが、認知症のタイプなどの説明もわかりやすく、具体的にお薦めできる病院も、紹介されており、大変参考になりました。
コウノメソッドで病院を検索も出来ますが、まず一読するのに良かった一冊です。
図書館になかったのが残念。