投稿元:
レビューを見る
表紙に偽り有りだなあ、というのが最初の感想。イメージ図でお送りします、みたいな。たぶん樹と偲なんだろうけれど・・・。
長物も、こんな形状とは書かれてはいなかったような。
腑に落ちない思いを残したまま、終わってしまいました。人気作?なのかしらね・・・まだ続けられそうな結びだったので、三作目もあるのかもしれません。
でも、その「腑に落ちない部分」は続編への布石だとも言えるし、ただ説明がつかないことをそのままうやむやにしているようにも思えて、なんだか。
二作読んでも世界も、人物もイメージし辛いなあ。
なので話の中に入っていけなくて、引き込まれないままに読み終わってしまいました。
ということで、私には合わないのでしょう、きっと。
投稿元:
レビューを見る
■「三崎亜記天才!」の評価は依然として変わらず。これも「読むべし」という作品。なんと言っても「掃除」ですよ。「掃除」しかない!
■どんなジャンルのどんな作品であっても、三崎作品は面白く読める。自分の中では、三崎亜記、誉田哲也、海堂尊 がお気に入りの御三家だなぁ。
投稿元:
レビューを見る
樹の成長とともに明かされていく掃除にまつわる国の成り立ち、人々の思惑。過去に立ち返り、記憶が双葉桜の元蘇る。偲との対の在り方にわくわくし、掃除の舞、闘いも哲学を感じました。続きが楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
掃除部第2部
段々”掃除”の謎が解かれてきて、なんだかわけわからないものになってきた。掃除の舞を演じることによって、観客の記憶を操作できるとか、主人公の樹は代々掃除の対を演じる家系だったとか、大げさな展開になってきた。
まだ続くのだろうか
投稿元:
レビューを見る
「掃除」というスポーツがあるパラレルワールドな日本が舞台の作品、第2作。面白かったのだけど、まとまりとスピード感に欠けた。
前作が創作世界を舞台にしつつ、熱血スポ根ものの王道を歩む展開でのめり込めたのだが、今回は途中からバトル路線への転向を強いられたジャンプ漫画のような印象。前作&前半で風呂敷を広げすぎたせいか、分量がある割には、後半は急いで伏線を回収してまわったような感じだった。
まぁ、そうは言っても世界観が好きなので、続編とかスピンオフがあったら読みたい。これで完結しそうな感じですが。
投稿元:
レビューを見る
図書館にて。
この作者は「バスジャック」を初めとして短編集のイメージが強いが、長編でも独特の世界観が楽しめた。
ロールプレイングゲームのような新しい冒険の世界が次々と出てきたが、時間軸がおかしく感じられるほど密度が濃く、いろいろなことが起きる物語だった。
すごい高校生活・・・。
ラスト、これは続くのかな?含みを持たせつつ、といった感じか。
投稿元:
レビューを見る
「コロヨシ!」の続編。
間は結構あいたが、徐々に思い出しながら読めた。
「掃除」というフィクションのスポーツ?を歴史・文化・精神まで広く深く
世界をつくりあげてしまうのには驚嘆した。
好みは大いに分かれるところなんだろうけども、
三崎ワールドは自分には合うなぁ。
投稿元:
レビューを見る
コロヨシ!!の2作目。今回は「掃除」の謎、歴史、あの人やこの人の秘密がどんどん明かされていきます。最後は円満に終わってスッキリ!樹と偲の旅立ちの後の大冒険編もあると良いな(^^)
投稿元:
レビューを見る
コロヨシ!(だっけ?)の続編。正直、おもしろくなかった。
”掃除”というスポーツ(?)の魅力がわからず、勝手に話ばかり進んで、置いてけぼりをくっている感じ。最後だけナントカ辻褄を合わせたような作品。登場人物も魅力的な感じがしないし。 個人的には、三崎さんには”となり町戦争”のような、無機質で透明なお話を書いてほしい。 偲ちゃんはかわいかったけどね。
投稿元:
レビューを見る
「コロヨシ!!」の続編。ますますややこしくなるが、主人公は弄ばれてるだけのような。まぁ、作者が世界と人間を玩んでる感じかな。遊ばれ過ぎて、イメージがすぐ崩される。そもそも仮想歴史って感じで過去と現在が入り乱れてるものなぁ~、謎が多すぎ、解き明かされても納得出来ない事ばかり。出来たら、3はなしで打ち止めにして欲しい・・
投稿元:
レビューを見る
コロヨシ!!2~一般校から全国大会に出場して舞えぬ儘3位になった樹の掃除部は予算増額されるが,出入りが禁止されている場に出入りしていることが週刊誌にすっぱ抜かれ,夏の出場が禁止された。暗闇の中での異形塵芥を使った舞い,顧問からの理不尽な長物禁止令,「区界結鎖」の中で,自らの心の迷いと対峙し,緑香双樹での,初めての居留地掃除での対戦,シンクロ率特訓,ゲームセンターや垂揚拳に出会い,梨奈に導かれての居留地での結会を経験し,偲ぶと再会した。ニノとは「自在他・他在自」の特訓を重ね,管理官によって「対」の感覚を掴み,西域の宗主に「くつがし」の奥義を伝授された。父母が,祖父が歴史改変に係わっていた事実を知り,親友の大介がもう一つの対として各国首脳の前でくつがえしを行うと聞いて,急いで取って返して「けっき」を舞う~コロヨシ!!から構想して広げてしまった世界に馴染めず,幾晩読み始めても瞬く間に寝てしまう。2/3を過ぎて漸く先が見えて,後は殆ど一気。あ~~疲れた
投稿元:
レビューを見る
まず、表紙がなぁ。「1」の表紙が秀逸だっただけに残念。で内容は、引き続き大好きな世界観が継続しているんだけど、ちょっと走りすぎてる。「図書館戦争」みたいに、2、3、と続けてる構成でも良かったのでは、と思った。もっとじっくり、長く楽しみたい作品だけに、ちょっと残念。
投稿元:
レビューを見る
「掃除」が世間的に認められるようになったのに、樹を取り巻く事情は、ますます混迷を深める。
前巻が学園もの寄りの話だったのに対して、2巻目は、まるでアクションものと言ってもいいほどの作風で、ややとまどいがあった。
投稿元:
レビューを見る
またしても王道的な成長物語でした。
今回は取り巻く世界を理解しそれぞれの思惑や事情に気が付く、
少年が青年に変わる物語でした。
が、前作がうろ覚えで誰だったっけ?とかなんでこうなんだっけ?
を思い出しながらだったので大変でしたが、
この作品、どういうふうに終わるのか楽しみです。
主人公、よくやってるよ、とは思うけども。
掃除という競技を絵で見てみたいなあ。
投稿元:
レビューを見る
待望の三崎ワールド青春スポーツ小説の続編。
ですが、三崎ワールドは、もっとまったり、じわっと浸りたかったです。
面白いことは面白いのですが、新用語や新設定が次から次へと出てきて、エピソードがその説明のために費やされてしまっているため、展開のスピード感に違和感がありました。
前巻での布石も積極的に消化、回収されまくって、学園物からスケールは壮大に拡張しますが、それは三崎ワールド感と違うと思う。