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今から3000年前――エルサレムの上空を一羽の"フェニックス"が舞っていた。それは、絶大な権力をふるうソロモン王のもとで奴隷として働かされているバーティミアスの姿だった。一方、シバの女王はソロモン王から貢物を求められ、応じなければ指輪の力で国を滅ぼすと脅される。自らの民を救うため、近衛隊長であるアズマイラにソロモン王の暗殺を命じる女王だったが・・・。
3部作読了済み。相変わらずのバーティ語りに笑いが止まりません。ほっんとに面白いよなー、このシリーズ。毒と笑いに満ちた会話および注釈にはいつもニヤニヤしてしまう。作者はもちろんだけど、翻訳者さんが上手いよね。ソフトカバーってこともあり、一冊であまり進まないけど、アズマイラとバーティが今後どう関わるのかすごく楽しみ。原書が出てから邦訳版が出るのか、心配と期待でドキドキでしたが、無事日本のファンにこの作品を届けてくれたことに大感謝です。
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バーティミアスはとある古代遺跡から、珍しい宝物を探し出して持ち帰るよう命じられていた。命じた魔術師は、ソロモン王配架の魔術師。ソロモン王は、強烈な妖霊が封じられた指輪の力でイスラエル王国を支配していた。その力はイスラエル王国だけに留まらず、周囲の国にも及んでいた。ソロモン王は新たに、シバ女王が治める王国をも支配しようと目論んでいた…
現代世界に魔術や妖霊を組み込んでいく物語のシリーズ「バーティミアス」、その外伝。今回は古代イスラエル王国が舞台。古代という時代設定に上手く魔術の設定を組み込んでいて、「実は本当に古代の世界はこんな風に魔術があったんじゃ…」と想像が膨らみワクワクします。そして相変わらずバーティミアスの捻じれた性格っぷりは読んでいて痛快(笑)それと、「バーティミアス」シリーズはこれまで原書と同じように1話1巻で、とっても分厚い1冊で出版されてましたが、この「ソロモンの指輪、」シリーズは3冊に分けて出版されていて、以前よりも手に取られ易くなったのも良いです。
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やっぱり、バーティミアスが好き!
自信過剰の天邪鬼ぶりは3000年前から変わらなかったのね。
今度のパートナーはアズマイルか・・・!?
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(No.12-20) 「バーティミアス」シリーズの外伝です。
内容紹介を、表紙裏から転載します。
『今から3000年前、エルサレムの上空を一羽のフェニックスが舞っていた。
それは絶大な権力をふるうソロモン王のもとで奴隷として働かされているバーティミアスの姿だった・・・・。』
嬉しいな、バーティミアスとの再会!
私は、本当はプトレマイオスに仕えていたときのことが知りたかったのですが、今回はソロモン王の話です。
三冊に分冊されるとのことで、この巻ではまだ導入部の感じでした。
中級レベルのジンなのに、態度はでかくて主人に何度懲らしめられても全くめげないバーティミアスです。二千歳のやんちゃ坊主だわ。
バーティミアスの章では、欄外の説明(つぶやき?)もちゃんとあります。わたしはあれが大好きです。
有名なソロモン王やソロモンの指輪、シバの女王が登場しますがなんだか好きになれない人達です。
今回の主人公はシバの女王の近衛隊長・アズマイラらしい。隊長と言ってもまだ少女。バーティミアスって本編では子供に弱かったわね。多分ずっと以前からなんでしょう。
アズマイラとバーティミアスがどんな冒険をするのかはこれからのお楽しみということで、とりあえず評価は真ん中にしておきます。
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小学生以来久しぶりに読んだら、当時感じた印象と違いがあった。当時はバーティミアスがナサニエルをからかいそれに罰を受ける姿に何の疑問も受けずに笑っていたけど、今読んでみると相当ひどい事されてるなと今更ながらに同情。まぁ3巻でそれらの想いは逆転するけど。
今回は過去の話ということで、あまり期待してなかったけど、バーティミアスのあの皮肉っぽい喋りが読めて満足。
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お久しぶり、バーティミアス!
また会えるとは思っていなかったよ。
相変わらず、皮肉屋でユーモアもピンチの時の機転も
すばらしい。
また会いたいよ。
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バーティミアスに番外編が出ていたとは!
三部構成のようでしたので、図書館で巻数順に予約していたのですが、何故か先に2、3巻がまわってきてしまい、1巻が手元に来たのが2、3巻返却期限の前日16時前後と言うね!
最初受け取った時に言えば良かったのに、その場では気づかなかったのでただただ待つことにしたんですけれど。
3巻は貸出期間延長できたのですが、2巻は予約者がいて延長できず(ーー;)
慌てて1巻読みました!
そうそう、バーティミアスって様々な登場人物の視点で話が進行していくんですよね!この手法、結構好きです。
バーティミアスが相変わらず、と言うかこれ、本編よりずっと過去、紀元前が舞台なのですが。とにかくバーティミアスがバーティミアスらしくて嬉しくなりました!お馴染みのライバル、フェイキアールも登場するし、古代史好きにはたまらない舞台設定なのでは。
ソロモン王は逸話に事欠かない歴史上の人物ですが、確かに指輪を使い天使や悪魔を召喚してたと言う伝説が遺ってるんですよね!
バーティミアスの起源はやはり中東なのかな?
文明が栄えた場所に魔法あり、ならそりゃ始まりは中東か。
史実があるから、展開どうなっちゃうの?!と思いつつ、飽きずに読めます。薄めなので、早ければ数時間で読めそう。私は半日かかりましたが。睡魔が酷くて…
一番はやはりバーティミアス視点での進行が楽しいですが、他の面々のシリアスな三人称進行も全体を引き締めていて良いバランスだと思います。
ヒロインらしきアズマイラがまだ好きになれてませんが。シバの女王も何か好きになれない…潔癖で高潔過ぎるからかも?
では2巻読みます!
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バーティミアス久しぶりだなっ!
「あら、どうしたんです、そんなに恥ずかしがって? そばに来てちゃんと顔を見せてください」
はい、はい、あなたですね、だいすきだから分かります。でも、でも、やっぱり恥ずかしいよおう////きゃ/////
とかって。いや、ほんとにそんなんなってしまったよ冒頭では。
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やっぱりバーティミアスは面白い!まだ序盤ということで、これからの展開に期待です。
バーティミアスは二千歳位、だからナサニエルとやり合っていたときのような老獪さはまだないけれど、隙のあるバーティミアスっていうのも可愛げがあっていい!
フェイキアールとまともな友人のように話してるのが、なんだかんだ君たち仲良かったんじゃんと思いました。それともこの一連の話でこじれていくのかしら…
なんにせよ次巻を早く買って来なければ!
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おもしろいです。バーティミアスの口の悪さやお調子者加減、全部いい。完全なヒーローでもなく、悪でもないっというのがしんせんで早く次が読みたくなる。ただページしたの注は筋に集中できなくていらないと感じた。
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うわああんバーティお帰りいいいと半泣きになりました。
バーティミアスを初めて読んだ中学生のころ、なにも手につかずにがむしゃらにページをめくっていたころが思い出されました。一巻はもう十年前の作品になってしまったんですね……。
まだベテランになる前、そしてまだプトレマイオスに出会う前のバーティミアス。けれどその性格は全く変わらなくて安心してしまいました。
序盤のエゼキエルじいさんと水のシーンでは「やったれええ!」と叫びつつ。フェイキアールまたお前かと思いつつ(時系列的にはこちらが先)。そして私はナサニエルのことを懐かしく思い出しつつ、フェニックス編は少しずつ謎を深めておしまいでした。残念。
翻訳前は三冊に分かれていなかったとのことで、できればまとめたままで出して欲しかったな……と思うのですが我慢します。ヤモリ編スナネコ編ももちろん読みます。
(サマルカンドの秘宝も三冊に分けて軽装版になったという話を聞いて、でもそれ全部買うならハードカバー一冊のほうがお安いですよね……と思ってしまったり。持ち運びが便利になるぐらいだろうか)
今のところアズマイラが気になっています。女王や母への尊敬と忠誠心でがっちがちに固められた、隙がないように見えて少女らしい一面を確かに持っている女の子。けれど近衛隊長としての実力をしっかりと持っているのがぐっとくる。化け物に襲われてしまった彼女はどうなったんだろう。キティを思わせるヒロインなので、これから活躍してくれることを期待しています(本編のキティだったらバーティ助けに来てええと思うのですけれど、残念ながら今回バーティと彼女に接点はない……)。
あまり時間が開かないうちにヤモリ編も読みたい! です!
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シリーズ初読。
予想に反し、ノベライズのように軽い。
この手のキャラクターものは、
そもそもの始まりから読まなくてはいけないと痛感した。
初出キャラ?のアズマイルは魅力的。
彼女が出てきてから話が動き出すが、
如何せん遅い。
ちょっと退屈してしまった。
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中学時代、みんながハリー・ポッターに夢中な中で自分はバーティミアスを読んでた。ひねくれものなのです。
ファンタジーってなんでもあり感が苦手なんだけど、このシリーズは妖魔たちの不自由さがはっきりしてて面白い。
注釈の手法も楽しい
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バーティミアスが解放されたのにまたまた捕まった。そして建設現場で働かされることにどうなるのか気になる一巻です。