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サムスンの元スーパー管理職が明かす「結果を出す社員」を育てる方法、ということで手にしました。
・業務の証拠を残すことを忘れるな
・ワイシャツの一番上のボタンをはずしてはならない
・指示されたことを先に気づいて動きなさい
・・・と、断定口調での文体でインパクトがありますが、読み進んでいくと、しごく当たり前な内容となっています。20代、30代若手にとっては、自己啓発として参考になる考え方が載っていると思います。40代以降の読者にとっては、すこし物足りない内容かと思います。
ただ、第5章、や、附録でのサムスン評価方法は、求める管理職や役員に必要とされるコンピテンシーの参考にはなります。
キム社長が社員向けにあてたメールの中に
「今年、われわれはエコエネルギーの代表企業2.0に変身するために努力をしてきましたが、思ったよりも簡単なことではありませんでした。バージョン1.0から2.0へのグレードアップは、機能の改善というレベルを超え、エンジンやトランスミッションをそっくり取り換えるというレベルではなくれはなりません・・・・略」は、リーダーが、社員の意識を変えていく時の比喩として参考になりました。
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サムソン元社員が語る、仕事に対する真摯な姿勢が感じた。
読みやすい。具体的事例を使って説明しているが、事例が
飛びすぎの感じあり。
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samsungの仕事の流儀の本。指南書といった感じではなく、サムスンでの事例を取り上げ実践に重きを置いている。
以下はメモ
「仕事の結果を変えるには、そのプロセスを変えることだ」アインシュタイン
時間に関してだけはけっして大目に見たり、親切にしたりしてはいけない
数分遅れたという問題ではなく、約束を守ったか、守らなかったかということ→三分の話
最高の成果は時間から始まる。
報告は解決策のあるアクションでなければならない。
リアルタイムによるシナジー効果。
業務の証拠を残すことを忘れるな。
デスクの状態は、自分の頭の中の状態と同じ。
忠誠とは、自分のやりかたを捨てて、上司のやりかた、上司の求めるレベルの結果を出すために、上司の視点・立場になること。
慣れとの決別=業務の習慣のグレードアップの方法の一
上司のタイプ別応対
・月火水木金金金 ・「Why?」タイプの上司 ・「早く早く」タイプの上司
大したことではないように見える小さなことが、大きな決定にも影響する。
交渉戦略、「守るものは守って、一部は放棄」
交渉で最も大切なのは「プライド」ではなく「結果としての具体的な利益」
実務型人材=与えられた仕事の前後左右の筋道をつかむ、総合的な知識の有する。クリエイティブ(仕事のやり方やコントロール力に注目)逆説的に「実務」を超えた人材。
「自分が言われて気分のよくない言葉を、気分を損ねることなく伝えるのが、”真のプロ”だよ」
人的ネットワーク=重要なのは、数ではなく、広げた人脈を緊密で揺ぎ無い関係にしていくプロセス
sumsung=give & take
ユダヤ人=take & ask for more.
先にgiveをするメリット→「影響力」
一緒に仕事をしただけでビジョンを与えられるような上司になれば、部下を怒鳴りつけ、なだめすかすより、ずっと効率よくコントロールできる。
★エネルギッシュな人生に必要なのは「スパイス」だ
★世界の一流
★「妻と子供以外は全て変えろ」
大部分は「機能の改善」で満足し、それによって得られる少しの利益に喜んでうなずくだけで、それ以上の努力はしない。エンジンやトランスミッションをそっくり取り替えるレベル。
仕事に重みを持たせる→中身が確実な上に速い。
「仕事からの開放」ではなく「さらに充実した仕事への準備」が趣味
成功へ向かう要所でのポイント=「前向き」「自身」「余裕」
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2012.1.9読了。
自分が5年目で一流になるために何をすればよいかがよくわかる。
気になったワードは以下の通り。
1.一万時間の法則に当てはめると、1日6時間働くとすれば
ちょうど五年が専門家として確実に成長できる期間。
2.時間を制する者が成果と利益を制し、時間を先取りする会社が
ビジネスの勘所を押さえ、市場をリードすることができる。
3.優れた報告書は「過去−現在−未来」の視点がはいっており、
意思決定が中心の報告書となる。
4.部下から上がってくる稟議書をどれだけすみやかに決裁する
かを、役員を含めた上司の人事査定に反映している。
5.会議終了と同時に議事録がメールで送信され、その議事録を
もとに自分がすべき部分をもれなく箇条書きにし、それを
処理したかどうかチェックしながら仕事の仕上げをする。
6.人間が受け取る情報の約90%は目から入ってくるため、
目の前のデスクが整理されているかどうかというのは、
頭の中を散漫にしないための何よりの条件となる。
7.社長のように仕事をするとは、どんな状況でも、また自分が
とても乗り越えられそうにないぎりぎりの状況に直面しても
必ず責任をまっとうし、そのために仕事に挑戦すること。
8.忠誠とは、自分のやり方を捨てて、上司のやり方、求める
レベルの結果を出すために、上司の視点・立場になること。
9.出張報告書は、帰りの飛行機で書き終えとく。現地での
緊張がすっかり緩んでしまう前にリアルな感覚で書く。
10.交渉のときは意図的にギブ&テイクの形にもっていき、
守るものは守って一部は放棄する。
11.求められる人材は「教科書型」から「実務型」へ。
12.最も関心を払うべき節制は「酒、セックス、お金」。
節制は大きなものを得るためのほんのわずかな損。
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サムスンに入社した5年目までの社員が、どのような仕事をどのように行いどのようなスキルを手に入れるか、具体的に書いている。
もっとも感銘を受けたのは次の一節。
『生涯を通じて働ける自分の居場所をつくり、そのなかで経済的な余裕も手にして、人生を発展させていきたい』
つまり、自分の会社の将来性をどうこうゆう前に、自分で会社の将来を創る。こうゆう考え方を心がける。
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ビジネスパーソンが読むような難解な本?という様なタイトル。
けど実際には易しい内容。仕事のやり方って言うよりも心得や仕事に対する姿勢についての話が中心。
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サムスングループで仕事する上で、効率的にスピーディで体系的な仕事の仕方が、書かれてていた。仕事をプロとしてやれるには、一万時間費すことが必要と言われるが、一日6hx365dx5yという5年で、一流のサムスンマンになる具体的なノウハウが書かれており、勉強になる部分も多かった。サムスンで5年在籍できるは、すげえな〜と思ったけど…
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アジアで今最も勢いのある企業「サムスン」。「5年で一流社員になる」というサブタイトルではあるが、一つ一つに目新しい内容はあまりない。ただしその仕事に対する徹底的なな取り組み、スピード、心構え等は、今の日本企業にはないものだ。「当たり前のことを当たり前にやるのがプロ」とよく言われるが、「当たり前のことを徹底的にやる」のがサムスン式だと思った。若手社員だけでなくいろいろな世代の人に読んで欲しい一冊。
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サムスンの強烈な仕事術。
しかし、まあよく働く。というか、これ位働いていればそれは強くなるわという感じ。
では、ソニー、松下などのメーカーはこれ以上に働いているのだろうか。
そして、ここでも繰り返し語られているようにたとえ処世術にしても、上司への忠誠度を示しているだろうか。
国産一流メーカーがどのくらいのものかは私にはわからないが、同じことをやっていたのではこの集団には勝てないと思った。
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サムスンで働いている人のビジネス書
かなり耳の痛いことばかり書かれているけど、至極まっとうなこと。かつ自分に足りない部分だらけ。下記は、インパクトに残ったこと・・・
1年目で必ず身につけたい業務スキル
職場の雰囲気を知る。(組織で力があるのは誰か?組織が求める人材とは?企業文化は?)
会社の近所の美味しい店を知る。
マーケティングの基本概念に慣れていく
語学力アップのための日々の努力
基本OAスキルのマスター(ワード、エクセル、パワーポイント)
新入社員が覚えるべきことを、会社がすべて教えてくれるわけではない。必要なことは自分で勉強するという姿勢が絶対に必要。また、業務に必要なOA操作などは自分で覚え、他の社員の業務レベル以上を目指すよう努力したい。
社長のように仕事をする→最高の仕事力を身につけること。会社の発展だけでなく、自分自身のグレードアップもできる。逆境を乗り越える意思が育つ。仕事への態度が変わる。ダメならやめようではなく、必ずやってみせるに変わる。総合的に全体をながめる目が培われる。
与えられた仕事に満足し、それをこなすだけでそれ以上は自分の責任ではないと考える社員は多い。しかし、限られた視点だけでは、長期的な自己啓発は難しい。社長の視点は、全体を見通すもの。売り上げの仕組み、人材活用、リスク管理、新成長動力の開発など、あらゆることを総合して戦略を立て、その時々にふさわしい戦術を使いこなす。
このような総合的な見方は、仕事力となって良い循環を作り上げ、積み重ねられていく。今、手がけている業務を与えられた仕事として取り組むのと、会社の発展という全体の中で意味を見出し、その将来を見越した仕事として行うのとでは大きな差がある。
卓越した仕事力を身につけて、逆境に打ち勝つ闘志を高め、総合的な見方を鍛えること。そのどれもが社長のように仕事をすることで得られるのだから、「それとなく犠牲を強いられる。」「こっちが損するだけ」という考え方は間違っている。
2年目で必ず身につけたい業務スキル
工場や他の部署との問題を扱える交渉力
上司の意中まで把握できる業務の理解力
会社での毎日→×与えられた業務をこなすこと
自分の担当している仕事について、未来の正確な方向性を知ること。そのためには、関連業界の動きやトレンドに精通していなければならない。
担当する分野での最大限の情報収集、分析、未来を読む「トレンドの予測」は必要不可欠。国内の新聞や雑誌以外にも、海外の関連雑誌やニュースに目を通す。
「読書と勉強は、新入社員の時に週刊にしなければ駄目」
こちらの望み通りにしてくれる上司は、どこにもいない。
どんな状況でも上司に反発したり、食ってかかったりしてはいけない。
血も涙もないきつい上司がいたとしても、ハードトレーニングだと受け止める。厳しく指導されたことが、人生や仕事に大いに役に立つ時がくる。
成功、つまり何かを成し遂げるということは、一方でそれだけの「対価」を払うことを意味する。成功までの道のりで突き当たる、苦しみや絶望に打ち勝つという対価を払うからこそ、成功できる。
今の自分が何に価値を置いているのか、それが行動をコントロールする重要な要素となる。夢や目標を常に考えることも節制の力を高める方法。
ビジネスパーソンは、「職場という枠の中で、自分の能力を高め、それによって自分が成長するきっかけをつくり、最終的に成功に向かっていく者」とみずから意識すべき。
自分を誘惑しているその思いをスパッと止めて、他のことを考えるようにする。
節制、それは、今すぐ手に入る何かを失ってしまうように感じられるかもしれないが、実際にはより大きなものを得るための、ほんのわずかな損に過ぎない。
精神的な特技は、窮地に陥った自分を救い出し、目に見える特技がなし得ない強力な推進力を発揮して、状況を逆転させる力を持っている。
言葉で言うのはたやすいが、毎日出社していてやることもなく机に座り、そのまま退社するというのはひどく恥ずかしいことだったに違いない。そんな状況でも自分なりに歯を食いしばって、何とかしてみせるという「前向きな考え方」で努力し続けた。決定的だったのは、彼が自分に与えられた業務に、新しい仕事を見つけ出したことだ。
自分がかなえようとしている夢を考えてみて、その夢を叶えるためにすべきことを一つ一つ書き出していくことは役に立つ。こうしたベンチマーキングをしてこそ、自分が向かおうとする夢の「ルート」を設定することが出来、いつもそのルートと照らし合わせながら、現在の自分をさらに奮い立たせることが出来る。
「立派な人」のほとんどが、常に自分を「自己啓発」し続けて、ダイナミックな波に乗せ、新しい冒険とチャレンジを敢行している。彼らは外からの刺激が無くても目を輝かせ、未来を見渡し、自分の未来の姿に向かって絶えず努力する。
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アジアで最も勢いのある会社と認識(あくまで主観)していたサムスン。働く人々に興味があり読んでみたが、我々日本企業のビジネスマンと特段変わったことはないということが分かった。ただ、会社の向いている方向性の確からしさとその推進力(マネジメント力)、教育される側の体得する気の持ち方は今の日本企業では勝てないところなのかなと感じた。若手のベンチマークとしては丁度良く、もう一頭に度徹底的に叩き込む必要がある。
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合計4時間弱で読了。
ページ数のわりに1ページごとの文字が少なく、さらっと読めた。
サムスンで働いていた筆者の視点で、サムスンでの仕事に対するポリシー、入社から5年目までに学ぶ、学べるスキルを説明。
書いてあることは、正直他の自己啓発本と変わらないことも多いが、
具体的にどのような行動をすべきかが非常に分かりやすく書かれている。
特に、業務をこなすスピードを正確かつどれだけあげられるか、今の自分に特に足りていないと実感。
また、上司との付き合い方といった、普段は敬遠されるような内容も、なぜ必要か、どう対処すべきか、筆者の視点で解説されており、ある面で参考になった。
評価は★★★だが、一度読むべき本であると思う。
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一日に三時間ずつ10年間取り組めば、その分野の仕事に「精通」し、誰もが認める専門性を身につけることができる。これを1日三時間ではなく、六時間にすると、「一万時間の法則」に該当するのは、ちょうど五年目ということになる。このように五年という時間は、単に「最初の五年」というだけでなく、「専門家として確実に成長できる五年」という意味もあるのだ。
効果的な会議をするには、何より次の三つが必要だ。「目標」と「担当者」、そして「完了日」。この三つを決めることそのものが、会議の目的ともなる。もちろんそのためには「議事録」の作成が必須だ。議事録が作成されたら、必ず出席者にもう一度「公開」されるべきだ。会議終了と同時に議事録でメールで送信されるのがベストな方法だ。
口頭で済ませるな、必ずメールを送っておけ。
サムスンでは、月に一、二回、プリントアウトされた不用な文書をシュレッダーにかける日を定めている。
忠誠とは、仕事をうまく進めるために上司の心を読んで、期待されたこと以上に相手を満足させること。
誰かに同行し、その人にできるだけ気分よくリラックスして過ごしてもらうためには、それなりの徹底した準備が必要になる。
自分の担当している仕事について、未来の正確な方向性を知ることだ。そのためには、関連業界の動きやトレンドに精通していなければならない。担当する分野での情報収集、分析、未来を読む「トレンドの予測」は必要不可欠だ。国内の新聞や雑誌以外にも、海外の関連雑誌やニュースに目を通す。情報を共有できる人たちとは、常に最新情報を交換しあう。それを怠ってはならない。
読書と勉強は、新入社員のときに習慣にしなければ駄目だ。
部下が残業すればいつでも最後まで一緒に残って仕事を片付け、他部署とのトラブルがあればすぐさま駆けつけ、誤った部分を指摘しては相手にはっきりと伝えた。
成功して役員にまで上りつめた上司や、成功したビジネスパーソンは「職場に敵をつくるな」ということを絶対原則にしている。
お互いに相手のスタイル、プライベート、人生観などを知ることで、理解の幅が広がり、相手を見る目が変ってくることはよくある。ときには同情や尊敬の念を抱くことすらある。そういったことすべてが合わさって、最終的に「理解しあえる信頼の基盤」が築かれるのだ。こうした信頼関係の基盤さえあれば、些細なミスで相手を「敵」に回すことがなくなるばかりか、自分のミスもかばってくれる。
「職場内で敵をつくらない」というのは個人の姿勢の問題でもあるが、組織の問題としても欠かせない。
どんなに努力しても、それが上司のスタイルに合わなければ昇進は遅れるだけだ。あるタイプの上司には「仕事ができる」と認められても、他のタイプには「仕事ができない」と思われることもある。
上司のスタイルを正確につかみ、足りない部分をフォローすることでスピード出世を手に入れたのだ。新任のチーム長の特性と、彼が好む業務スタイルをことこまかに研究して、自分のすべてをそれに合わせた。徹夜することも多く、現場の情報に関心を示していたチーム長のために、出張に行くなどの努力を惜しま��かった。
後輩から助けを求めてこなくても、軽くお茶を飲みながら、最近何をしているのかをたずねて、ポイントを指摘してあげれば、後輩はとても助かるはずだ。自分から動かなくても確実なネットワークで結ばれる可能性も高くなる。
とにかく仕事ができるとか、外国語がペラペラで交渉力があるとか、そうでなければ圧倒的なネットワークを持っているとか、優れた何かがなくてはならない。部下を、「あの上司の言うとおりにやれば、自分も絶対成長できる」という気にさせなければならないのだ。
上司が部下に与えなければならないのは「自分と一緒に仕事をすれば、必ず学ぶことがある。だから一緒にやろう」という気持ちだ。
自分がかなえようとしている夢を考えてみて、その夢をかなえるためにすべきことを一つひとつ書き出していくことは役に立つ。
幹部になるためには、「仕事」を超えた別の領域においても抜群の実力を発揮できなければならない。その中でも重要なのが部署間の業務調整力だ。
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現在最も勢いのある会社の一つであるサムスン。そこで働く社員の仕事の進め方、要求される能力とは何か。実際は特別な事などなく、業務のスピード・正確性、タイムマネジメント等日本企業でも求められている事と変わりない。ただそこを突き詰めてどれだけ猛烈に取り組めるか。その答は残念ながら読みとれなかった。
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目新しい事はないが、気合いが入る。
- 「接待」と「手土産」がビジネスを芸術に変える
- 出張報告書は帰りの飛行機で書き終えろ
- 指示されていない事を先に気づいて動け。先に与えろ
- 約束を守れ。時間に遅れるな。
- 一流の着こなしをしろ
- デスクをきれいに。仕事/思考のスピードに影響する。
- 社長と思って仕事しろ。全体見える。
- 相手に合わせて、評価されろ。相手が喜ぶツボを押さえろ。
- 結婚で安定感だせ
- 部下をまとめる為には、部下より優れた何かがなくてはならない
- 誘惑に負けるな。節制しろ。
当たり前の事ばかりだが、これらを高いレベルでこなせれば、間違いなくデキル社員/人間になれると思う。
基本動作のレベルを上げる。