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なんかもう、待つこともなく待っていた館シリーズ。
自分にそっくりな容姿の作家の代理で奇面館を訪れた鹿谷は・・・
諸々も煙に巻くこともなくバッチリ回収してくれてるし、久々のコテコテの新本格って感じで、お腹いっぱい満足満足。
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んー、楽しかったんだけど、何とも物足りない
十角館読んだ後だったからかも
というか、途中で何となく予想がついてしまったんだな、これがw
ただ想定外の事件っていう設定は楽しかったな
ただその分何となく軽い印象にはなるけど
でも、驚きは少なかったなー
うーん……
しかし、毎度ながら青司さんのお屋敷には心惹かれるんだ
だって仮面が鍵になるのよ?!
でもって以前はあった仮面コレクション!
私、お屋敷が好きなんだよね
この中村青司の建てる屋敷が
他にはどんなお屋敷があるのかなー
館シリーズ、待ちに待ったシリーズが来るとやはり嬉しくなります
最後にまだ並んでなかったのに、地下から持ってきてくれた店員さんに感謝ですw
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中村青司の設計した「奇面館」、季節はずれの大雪そして殺人。
典型的なクローズドサークルでありながら、クローズドサークルにつきものの、体にまとわりつくようなゾクゾク感。それでいてつい何かを期待してしまうワクワク感。そういったものを一切感じることができなかったのです。
凄惨な殺人現場であるにもかかわらず、全体にトーンが明るめで、登場人物たちにも一切悲壮感が漂っていません。
とはいえ、当の綾辻さん自身は(結果として800枚になってしまったけれど)「ある意味”遊び”に徹した軽やかなパズラーを」400枚くらいの作品で、と考えていたそうですから、軽い仕上がりは作者の狙い通りなのでしょう。
綾辻さんの館シリーズということで、私のほうが期待しすぎてしまったということなのかもしれません。
でも、やっぱり……、期待してしまいますよねぇ……もごもご。
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館シリーズ第九作。
前作に比べコンパクトで、雰囲気も軽い感じ。
館シリーズらしさはある。招待客が被らなくてはならない鍵付きの仮面、仮面に隠されたホスト、雪に閉ざされた別荘。
何故、仮面を被ったままの首が持ち出されたか?単純な入れ替わりではなく、楽しく読む事が出来た。
いくつかのご都合主義は御愛嬌。
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待ってました!の館シリーズ9作目。
雪で閉ざされた館、参加者全員が仮面で素顔を隠した会合…この怪しげな舞台設定!館に仕組まれたからくり!あーこれだよこれこれ!と嬉しくなりました。建物好きなので毎度このからくり館に心ときめかせずにはいられません。
登場人物は少ない方なのに、それぞれが被った仮面の名前で出てくるので登場人物がなかなか覚えられなくて苦労しました。
そんな偶然ありか?という部分もありましたが、幻想怪奇小説家の考察を絡めることによりぼんやりそれもありかなという気がしてくるふしぎ。
鹿谷さんが最初っから出ずっぱりだったのが嬉しかった。
このシリーズもあと一作で完結だそうで、楽しみなんだけどまだ終わってほしくない複雑な心境です。
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中村青司の館シリーズ9作目。いつもどおり最後まで何が起こるかわからずスリリングな展開。頭がこんがらがって何回も読み直すのもいつもどおり。
ただ前作の方が楽しめた気がするのは、期待の大きさのせいか。
しかし10作目が待ち遠しい。
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久々の館シリーズ(≧∇≦)
あり得ねーってカンジの設定だけど、謎解きが純粋に楽しかったー(´∀`*) うんうん、本格はこーでなくっちゃねー。
館シリーズだから、トリックはこうで、犯人の主目的はこんなんじゃないかってのは目星がつけながら読んだんだけど、犯人の正体がアレだからこうで、ホラーな小細工をする羽目になったわけはコレで、んでもって登場人物がみんなっ? ってのは全然わかんなかったよ!
困ったことに、シリーズを読み返したくなった^^;
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雰囲気は迷路館に近いかと。時計館、暗黒館のボリュームに慣れていると、若干物足りなさを感じるけれど、館シリーズってこうだったよね。と思う一冊。
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暗黒館があのボリュームだっただけに、ちょっと物足りひんかったけど、吃驚感は相変わらずです。
読み直しが間に合わなかったけど、折り紙のくだりは実にタイムリーでホッとした。
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登場人物が仮面の名前で呼ばれる(名字で呼ばない)ので、
なんだかわかりづらい。
入り込んで読むことが出来なかった。
トリックもさほど驚かず、やはり初期の館シリーズに比べるとパワーダウン。
館シリーズも残り1作なんて寂しいけど、楽しみに待ちたい。
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<館>シリーズ5年振りの新作。シリーズの中では比較的シンプルな仕掛けかな。とはいえ、反転する構図の鮮やかさ、ロジックの美しさは圧巻。鹿谷門美が全編に渡って活躍するのも嬉しい。
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確かに直球の本格推理。
異様な状況を把握しようとするうちに、まんまと騙しの糸にからめ取られている。
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楽しめた。みんな仮面を被っており外せないという特殊でなかなかにややこしい状況。館ものらしい緊迫館は不足気味で淡々と進むのですが、この特殊な状況設定は興味をそそりますし、推理を楽しんでもらおうという作者のサービス精神を感じます。
論点を明確にして、ひととおり議論された上で、犯人の行動の理由が明かされていく様は非常に面白い。睡眠薬で眠らせた理由、犠牲者の首を切り落とした理由、皆の仮面を外せなくした理由など、なるほど舞台設定とも結びついていて面白く、納得もできるものだった。ある程度予想させて予想させて詰まらせてからの真相提示であり、そのための情報の出し方、印象付けの仕方がすごく上手いのですが、上手すぎていやらしいくらいだ。
最後に示されたある真相は賛否分かれそうですが、事件解決に直結するところではないし、遊び要素として受け止められる範囲なので自分はありだなあ。
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<館>シリーズ第9作の最新巻。<雪に閉ざされた山荘>という“ザ・ミステリ”な設定を舞台に、推理小説家探偵:鹿谷門実の鮮やかな推理が解決不能な謎を解く!前作『暗黒館の殺人』の重厚なゴシック趣味から一転、本格パズラーの基本形に立ち返った本作は、まるでオーバーダビングを排して本来の生々しい姿だけで傑作をものにしたベテラン・バンドの味わい。無駄な飾りが一切ない、研ぎ澄ました名刀の切れ味だ。つまり2枚組『フィジカル・グラフィティ』の後に作られたレッド・ツェッペリンの最高傑作『プレゼンス』みたいなものである。わかる人だけわかる例えですんません♪ さあ、<館>シリーズも次の第10作で完結!もういまから待ち遠しいっ!
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期待しすぎたのか、それほどでもなかった。館シリーズならもう一回ひっくり返してくれると思ったんやけど。