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小川洋子初漫画原作。さすがにストーリーもここ一番の台詞もよい。が、なんとなく言葉がずっと先を行ってしまっている印象の作品。物語が持っている静かさや少しの寂しさ、出来事の細やかさが作画や人物造形に生きていない。その結果、狂言回しとなるヒロインの性格が一貫していないような感じに。何が最もダメって作画者が描きたい絵を描いているだけに見える(もしくは作品のアピール点を見誤っている)表紙がダメですよ。…とかなんとか文句ばっかりですが、小川洋子の連作短編好きなので次巻も読みます。
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なんかもういろいろ言葉にならなくて、一話読み終わるごとに胸の奥からドゥーって息が漏れて息以外も漏れて、本を閉じて目に入った表紙に全部持ってかれて思わず「これは卑怯だ」って言った。
もうね、半分泣きながら読んだよ。
感情の揺さぶられ方が半端ない。
ぐさっときたり、ほっとあたたかくなったり、すとんと落とされたりでもう、もう、もう!(拳を握りしめて)
結論、大好きである。
二巻目が本当に待ち遠しい…!
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小川洋子さん原作ってのと表紙買いでした。けど思ったよりいい組み合わせではなかったような。。。話はもちろんいいし、絵もかわいいけど、漫画向きではなかった気がします。
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ふらりと本屋に行き、パっと目についた、この本。原作が小川洋子さん…!これは読んでみたい!!と思って、その場で購入(笑)良かったです。早く2巻が読みたい。
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アーケードには「死んだ生き物のレース屋」「義眼屋」「輪っか屋」…いろんなお店がある。
そこは生と死が密接なアーケードなのかな、と思った。
もうね、1つ1つのお話が大切な誰かにもらった宝石みたいで、ずっと見ていたくなる。
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[漫画] 最果てアーケード 1巻
http://orecen.com/manga/saihate-arcade01/
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「この世界で一番多いものってなーんだ?」
純文学作家である小川洋子先生が原作を書き下ろしたコミック
「死んだ生き物のレース屋」「義眼屋」「輪っか屋」「紙屋」「軟膏屋」etc
変わった商品ばかりを扱う店が立ち並ぶ不思議なアーケード
主人公はそのアーケードの大家の少女。
数年前に大火事が近くであったこのアーケードには死の雰囲気が潜んでる。
大家の仕事はこのアーケードに関わったすべての人を見届けること。
何かを失った人たちがこのアーケードで失ったものと向き合っていく物語です。
小川洋子先生の独特の生と死の曖昧な世界観をうまくマンガ世界に縫い止めた良作でした。小説版も欲しい
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読みました。新人の漫画ということらしいので、小川洋子氏のかっちりした文章から、こんな世界観の漫画が出来上がり、とてもうれしいとおもった。
原作は読んでない。
なので構想のことはわからないけれど、ばらばらな話しの流れが、多少混乱する。
絵が安定してないのも気になる。
男の人がどれも似ているのでかきわけてほしい。
などなど、要望はいろいろある。
全体としては、「はやく成長しなさい。作者さん」
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小川さんは柔らかいところを痛くつつく気がして苦手だと思ってたけど、漫画だからかな?うるっとしながら読んだ。
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やっぱりこの物語が大好きだなぁ。
漫画になっても好きだ。
レース屋さんのイメージがかなり変わった。こんなに可愛い人だったのかぁ。
他の人達も小説を読んで想像していたイメージと比較すると、皆さん総じて若い印象。
小説の最果てアーケードに上書きしないで、もう一つの最果てアーケードとして楽しめた。
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7月26日は幽霊の日、ということでこの本を思い出しました
もっかい読み直そうかな
(2015-11-03L)(2015-12-27L)(2017-02-19)(2022-02-12)
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小川洋子氏原作の漫画。小説も出ており、内容は概ね同じ。
ただ、漫画では小説でぼかしていた所をはっきりと描いているので、両方読むとしたら先に小説を読むのがお勧めです。