投稿元:
レビューを見る
2012年4冊目。
174頁
三省堂神保町店で購入。
著者の著作は、これまで数冊読んできた。
今回の本も仕事をしていくうえで、大変参考になった。
またQ&A形式で短くまとめているため、日々の仕事における重視すべきことのエッセンスが詰まっているとも感じた。
しかし一方で、多作であるせいか、内容が重複していると感じる部分、他の書籍でも多く取り上げられていると感じられる部分も、数か所目に付いた。
≪本文引用≫
p.17
1つは、朝が待ち遠しくなるような仕事に転職してしまうこと。
せっかくの人生なのだから、多少給料が下がってもどうということはない。
お金なんかより、時間のほうがずっと大切ではないか。
もう1つは、1日だけでいいから朝一番で出勤してみること。
そして、始業までにひと仕事終えてみるのだ。
すべてが前倒しの人生になると、きっと仕事が好きになるだろう。
p.35
あなたが頑張ったことではなく、頑張らなかった割に認められたことが長所だ。
p.87
世界中すべての人に批判され続けても、変わらないことがあなたの軸だ。
-中略-
軸はどんどんぶれてもかまわない。
p.91
自分のことを弱いと悩んでいる人は、将来大物になる。
クヨクヨ悩む弱い人間こそ、最後にブチ切れて偉大な業績を残す。
p.106
極めたくない仕事をやっていることが、人生最悪のリスクだ。
p.127
大人になったら100%好き嫌いで決断する。
投稿元:
レビューを見る
よく考えたら、20代で仕事に躓かないわけがない。そんな簡単なことにも気づかないくらい、馬鹿げたことが頭を占めていたのか、と愕然とした。
投稿元:
レビューを見る
こないだ読んだビジネス書のHow to本でも注目されていた、最近本を立て続けに出版されている著者。
ビジネス書コーナーでもほんとよく名前を見かけます。
タイトルのとおり、つまづいたときに処方箋として読むのが有効かなぁと思いました。サクサク読めるし。さまざまな設定の問いに対してすべてスパッと簡潔に答えてるし。
朝がつらいときに、朝が待ち遠しい仕事に転職するか、朝一番に出勤してみるっていうのはこの本の中で最もそのとおりだなぁと思った。
投稿元:
レビューを見る
仕事につまずいたときのために読んだのだが、本を読み終わってからレビューを書くまでの間にちょうど(?)つまずいた。
こうゆう言葉って気休めなのかもしれないが、やっぱりあるのとないのとではある方がいいと思う。
投稿元:
レビューを見る
何気なくとった本でしたが、非常によかったです。つまづいた時だけではなく、ふと軽い悩みがこころの中に浮かんだ時に読んでも、こころが落ち着くようなサプリ的な読み物だと思います。良本でした。
投稿元:
レビューを見る
朝起きるのがツラいとか、転職したいけどできないとか、仕事上の悩みについて著者が解答していく。見開きページに悩みと解決案がかかれてあり、さらっと読むことができます。著者の悩み解決案には、優しく時に厳しく的を得た解答がかこれてあるので面白い。無駄がなく読みやすい。
投稿元:
レビューを見る
耳が痛いねぃ。
著者が特に諌めるのが、責任転嫁だ。
この本を読んでいると、著者の主張が項目ごとで矛盾していると感じたが、それは著者がより広い範囲の人間をカバーできるように逆を述べているだけであろう。
それに気が付いたとき、著者の矛盾を突くことで自らを正当化するという一種のルサンチモン的思考に陥っていたことに同時に気が付いた。
怖い本だ、と思った。
この本を読んで、「そんなこといったって千田さん(著者)もさっき言ってたことと、今言ってること違うじゃん!」とかんじたら、私はたぶん危険信号だということだろう。
手元において、思考の調子のバロメーターにしようと思う。