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導入部分を読んでる時は「あら?この本買ったのは失敗したかな」と思ったけど、同窓生同士の議論が始まったら、とたんにおもしろくなりました。
起業すると陥る落とし穴が何なのかを、すごく分かりやすく解説してくれます。
パティシエの若松さんが語ってくれる成功の法則は、サラリーマンのマネジメントにも参考になると思いました。
(4つ目のは関係ないかもしれないけど)
1 こだわりをなくせ(顧客こそ大事)
2 キャッシュ・フローが大事
3 マネジメント力を強化せよ(ビジョンを設定して立ち向かえ。日々の仕事に忙殺されてはならない)
4 社長は引き際が大事
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中身をよく見ずに買ったので、最初は倒産する(ブラック)企業の実例が色々書いてあるのかと思っていた。
が、ページをめくるとすぐに50代男の「独立したい」という話になり、物語は経営とか会計の方向へ。
最初は、ありゃ、失敗したかな、と思いきや、案外面白く、一気に読んでしまった。
本書に書いてある「ビジネスの成功の法則」というのは、まぁそんなに単純ではないだろうけど、なるほどねぇと思わせる。
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期待していなかったが結構面白かった。内容は起業の落とし穴にフォーカスしつつ物語形式で解説していく、というもの。「売上が黒字でも資金繰りが厳しければ倒産」だとか「固定費を変動費化する」だとか、まぁ他の本でも書かれていることを書いています。
MEMO
・こだわりをなくせ(顧客命)
・キャッシュ・フローが大事(資金繰り)
・マネジメント力を強化せよ(目標設定)
・社長は引き際が大事(経営者寿命)
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●売上も大事だが、現金がかなり大事。
●赤字でも資金が回転していればつぶれない。
●人件費を固定費ではなく変動費化することもできるが、忠誠心と製品の品質が劣る結果に終わることが多い。
●限界利益や費用も大事だが、仕事内容に費やされる時間を考慮に入れることも忘れない。
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そんなに期待していなかっただけに、予想外に面白かった。
昔のクラスメイトが集まって、
これまでの起業人生を語り合うという物語式の本。
メインは会計の話です。
おそらく著者は色んな会社の成功例と失敗例を
見てきたのだと思います。
そんな数々の事例から成功と失敗のエッセンスを導き出し、
分かりやすく物語形式にしてくれています。
・利益よりキャッシュ
・税金の計算は専門家に
・なるべく固定費をかけない(変動費化する)
会計を良く知っている人にとっては、
当たり前のこともあるかとは思いますが、
数々の事例を背景にしたストーリーはとても説得力がありました。
これから起業しようと思っている(でも会計は苦手という)人
にとっては必読です。
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この半年くらいの間、勉強してきたことが整理できた最高の本です。
定年前にしてイタリアンレストランを起業したいと考えた人が、同窓会と称して起業して成功した人、失敗した人を集めて、みんなの経験を語りあう中で成功の法則を見つけようという内容です。
突然、漠然とした悩みが晴れ、
社長にならないと気がすまなくなりました。
いつ、どのような形でというのはこれから具体的に考えます。
でも、もうそれに向かう事しか、わくわくできないのです。
経営でいちばん重要なことは、お金を流し続けること。
お金を水に例えれば、少しでも長い時間液体でいさせること。気体にして無くしてしまったり、固体にして動かなくしてしまったりということがないようにする。
つまり、キャッシュフローであることはどんな本を読んでも書いてありますし、自分の仕事でも実感できます。
それだからこそ、在庫回転率の向上や稼働率の向上を求め続けます。
この半年、いくら勉強しても、この次に進めなかったのが、この本がまとめてくれていた4法則が壁を崩してくれました。
・こだわりをなくせ
自分がやらなければ気がすまないという気持ちを捨てる。そのためには自分の夢を実現させてくれる、自分の得意分野で自分よりも優秀な人に出会える運も必要
・キャッシュフローを重視せよ
利益を追ってはいけない。儲けを求めよ。利益は人の尺度で変わるもの。そして何より投資をしないと会社に血は流れない。
・マネジメント力を強化せよ
経営者は従業員を目標に向かわせることが仕事であり、日々の仕事に忙殺されてはならない。
・社長は引き際を心得よ
肉体的な寿命とは別に、経営者としての寿命がある。
少し自分なりの言葉も足しましたが、自分の中で全てがつながった気がします。
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ストーリー仕立てで読みやすい。
解説は端的で、事例とセットなので、わかりやすい。
会計を知らない人には知識がわかるように、知っている人には骨身にしみるように説明がされているので、
会計が苦手な方や経営者だけでなく、顧問税理士も読んだほうがいいと思います。
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筆者お得意のストーリー仕立てで会計を解説する一冊。
様々な業種の経営者に当たる人物が登場し、それぞれの視点で経営と会計に関わるありそうな話が解説されていくのでいろんな人に取って入りやすい作りになっている。話し言葉中心だけど陳腐じゃないのはやっぱり中身がある人だからなんだろうなぁ。全体的にもっと濃い話にしてもよさそうなもんですけど、入門書だからこうなのでしょうね。
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当たり前のことだけど、こういうことを知らないで起業する人って多いんだろうなぁ。漠然とただ、独立したいなぁ何て思っている人は是非読んだ方が良い本。
ストーリー仕立てで読みやすいけど、少しくさいのと、60ちかくのオッサン達が徹夜で語り明かす設定は凄いなって感じです。
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起業者が陥りがちな間違いを、小説仕立てで解説。結局はキャッシュフロー経営と固定費の抑制に尽きるわけですが。
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とてもわかりやすくて読みやすかった。
固定費の抑制と限界利益率の向上にまとめられますが、時間を絡ませるところに意義がある。