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2012 3/26読了。WonderGooで購入。
友人の性格の違う2人の妹と、主人公の三角関係ストーリーその2。
しとやかな方の妹、詠羅に一目惚れした後輩の願いを断りきれず、コウが彼女を紹介すると約束してしまったことで、本人も詠羅も傷つき、さらに詠羅と後輩のデートをめぐってまわりみんなが動物園に押しかけ・・・。
・・・うーん、どうなんだろう。
後輩の頼みを断れないコウがいい人設定になっているけど、実際にはそれでその後輩も詠羅もコウ本人もダメージを受け、まわりも引っ掻き回されていたわけで、それはなんか一番ダメな選択をしてしまう人ってだけなのでは・・・。
自分だけならともかく詠羅も傷付くのわかってて受けちゃうのは、ダメヘタレってだけだよなあ。まして相手が親友とかならまだしも・・・。
って感じで特に感情移入できない回だったけど、腐れ縁のクラスメイトと恵衣美の修羅場とか、不良に絡まれたときの喧嘩シーンなんかは良かったんじゃないだろうかと思う。
とりあえず続きも読む。
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詠羅に一目惚れした後輩に頼み込まれ、二人の橋渡しをする赤井。 そのデートを見守るうちに詠羅への思いに気づいてゆく……のは良いんだがそもそもなぜ紹介したんだ赤井。 詠羅を傷つけた罪は重いぞ(笑)。
落ち着いた文章と庭さんのイラストも相性ばっちりで好感が持てます。
3巻の表紙はうっせー先輩かー?
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少なめの登場人物達でしっかりと物語を紡ぐ。
読み終わったあとほっとする。そんな良作です。
蛇足ですが、文章中にアベックという記述を見つけ著者の世代がわかったような気がします。
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主人公が、自分の彼女候補を後輩に紹介する、というなんとも言いがたい状況から発展していく想い・・・。
この関係がどのように終結していくのか、今後がすごく気になるくらい面白かった。
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1巻にもましてキュウリにハチミツをかけたような珍妙な味わい
とは言いすぎだけれど
キャラクタとか描き方とかお話とかの向いている方が
何かズレているところの味わい深い作品
ファミ通文庫の『短編小説を愛してる』みたいな普通の仕上がりにすれば良いものを
「中高生向け娯楽小説」化をいわゆるライトノベルのらいとのべらないずと違って
どうしてこうなったな方向にむりやりでなく迷走して
なんとなくそれなりにまとまっていて
GA文庫らしい趣きな作品
キュウリは味噌や塩やサラダドレッシングのほうが美味しいと思うが
それは知っているので変な味付けもたまには良い