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コマール人のワームホール崩壊計画を阻止するマイルズの活躍はいつもの通り。エカテリンがなかなか魅力的に描かれていて楽しい。
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ええと、P280で大笑いしてしまいましたよ。それまで、「あいかわらずマイルズはほれっぽいなあ。まあビジョルドキャラだしなあ」とか若干マイナスにもやもやしてた霧がぶわっと晴れました。しゃあないなマイルズ!確かに君の勘は正しかった!
しかし帯にスペオペとあるけど、そうか?と首ひねる今巻。マイルズの、どこにいても強烈な個性は相変わらず好きだけど、物語の方向性は(やっぱり)変わったなーと感じざるをえないー。
そんな中、ライヴァ博士に即効性ペンタを使っておきた反応は面白かったです。そこかよー。
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最後、人前でもあけっぴろげすぎるマイルズ君ですが、やっと、夢の家庭が手に入るんでしょうか。次巻が早く読みたーい。
ということで、再び、英語版を読むかどうか悩んでいます。
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最近はファンタジー憑いていたL.M.ビジョルドの、久しぶりのSFである『マイルズ・ヴォルコシガン』シリーズの本作。
人気シリーズの続編だけあってやはり面白いです。
ファンタジーの『死者の短剣』シリーズは(ファンタジー小説も嫌いでは無いにも関わらず)立ってないキャラ設定とか盛り上がりに欠ける展開とかもあって、正直あまり関心しませんでした。
(辛うじて2部目まで読みましたがそこでギブアップ)
しかし、物語がSFになりヴォルコシガンシリーズになると途端に水を得た魚のように人物描写や文体まで生き生きとしてくるように感じられるのは、やっぱりこのシリーズが好きなんでしょうね。
取りあえずシリーズを通しての読みやすい文体と複雑な政治がらみの一筋縄ではいかないストーリー展開は健在ですので、前作以前のファンならば安心して読めると思います。
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あれ・・・マイルズもいよいよ結婚しちゃうのか?シリーズ完結作まで全部邦訳して欲しい。相変わらずのリーダビリティの高さは凄い。
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面白いことは面白いんですが...
SFである必然性が薄れてきてしまった感があります。
シリーズ最初からではなく、いきなりこれ読んだら評価は下がるでしょうね。
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http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000389502.html
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相変わらずのマイケル・ヴォルコシガンだけど、かなり大人になった感じ。
#まぁ、30なんですけどw
上巻は例によってだるかったけれど、下巻は怒涛の展開。
#ワンパターンだけどね...
もうビジョルドは買うの辞めようと思ってたのに買ってしまったw
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シリーズものの、これは何巻だろう?最初の頃のドキワク感はないんだが、それは皇帝直属聴聞卿になったからだな。またイリヤンに嫌味言われながら任務こなすような立場になってほしい。マイルズにまた会えただけで嬉しいからいい。
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[ 内容 ]
<上>
惑星コマールのミラー衛星に貨物船が衝突、七個の衛星のうち三つを破壊してしまった。
破壊工作だとしたら、いったい何のために?
地球化事業省に勤務する夫をもつエカテリンは、調査のためにバラヤーからきた皇帝直属聴聞卿の伯父の同僚を見て仰天した。
九歳の息子と同じほどの身長。
前摂政の世継ぎだというマイルズ・ヴォルコシガンはミューティーなのか。
人気シリーズ最新刊。
<下>
バラヤー皇帝とコマール女性との結婚を前に、コマールでミラー衛星の事故が。
原因究明のため同僚と現地を訪れたマイルズは、彼の姪エカテリンの家に滞在することになる。
ところが地球化事業省に勤める彼女の夫の様子がおかしい。
疑念を胸に抱きつつも彼女に惹かれるマイルズ。
だが彼の気持ちをよそに、コマールでは陰謀が進行していた。
マイルズは事態を収めることができるのか。
[ 目次 ]
<上>
<下>
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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上巻はやや冗長な部分が長かったが、下巻になり相変わらずの怒濤のペース。
なのに、何故かゆったりしているように感じるのは登場人物の心情を細やかに書いているからか。
ヒロインのエカテリンは、最初のうちは女史ヒロインにしては珍しく奥手で引っ込み思案で行動力なし、な女性かと思いきや、下巻ではおおたちまわりを繰り広げ冷静な判断力と知性を兼ね備えた、やっぱり女史ヒロインであることが判明する。
マイルズとエカテリンの関係は今後も続くようなので、どう変化していくのかが楽しみな作品であった。そういう意味で、シリーズ転換期の作品なのだろう。
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ティエンは廃熱管理課の横領についてマイルズに打ち明けるが、酸欠で死んでしまう。調査を続け、横領と衛星衝突とのつながりは発見できたが、廃熱管理課のメンバーが何をしようとしているのかが明確に見えてこない。エカテリンは逃亡中の廃熱管理課に偶然遭遇し人質となってしまう。
人質をとられていることもあってマイルズの交渉は長いし、廃熱管理課のメンバーは内部分裂気味で立ち回りもあまり歯切れがよくない。エカテリンの心理描写やマイルズも含めた周辺人物の状況描写の比重が高くSF小説にしてはやや重い。最後にマイルズが女性遍歴を語る場面、これって必要かなぁ。トータルで面白みに欠ける。