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1巻で自分に仕込まれた期待を裏切らず、それどころか何倍にもなって返してもらったような満足感。
原作未読なので先を知らずに読んでいるから余計だと思うのですが、1巻での前向きな方向性から一転して、かなり落ち込む春海が見れます。まさにどん底。
その落ち込みの顛末はやはり読んでいただきたい部分なので書きませんが、晴海という人間をより味わい深くしている展開であることは間違いないです。
そんなこんなでますます原作を読みたくなってきているのですが、ここで読んでしまうと、今味わっているこの楽しみは次巻には持てなくなるわけで…(笑)
そしてやはり、えびしさんの構図には宇宙感を呼び起こされます。キャラクターを切り取るアングルとかも含めて、この物語りに最適な方が作画をされているのだなぁと思います。
数学的であることがこれほど詩的な表現になるとは。
どちらの作者さんにとっても、かなり幸福なコラボだったことでしょうね。
今巻の表紙も、構図・色使い・質感、すべてがとてもよかったです。
1巻ではヒロインというよりちょっと小姑っぽかった「えん」が、晴海との関わりが深まるに連れ、かなり可愛くなってきました。
自然と顔だちも可愛く見えてくるので不思議です。
次巻ではそろそろ関さんのお顔も拝見したい…。
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囲碁も算術も碌に分らない身としては、ちょい敷居の高いお話。
なんだけど、割とすんなりこの世界に入れるのは、春海の憎めない性格故か?と。
どうやら原作小説が文庫化されるみたいなんで、そっちも読んでみようかな。
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大ポカやらかす晴海の姿は見たら辛いだろうなぁと覚悟でページをめくったら、あらカワイイw
こういう地味に燃えるのを本気でアニメ化してみて欲しいところ。映画もう今年かぁ。
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言葉を交わさずとも、顔を合わさずとも、同じ志を抱いた者同士だけに通ずる想い。
乙女じゃなくたってそりゃあドキドキするもんですよ
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どうなるのこの話は!!
問題のあのシーンでは自分も一緒にうわぁあ!!!となりました
肉体的にどんな戦いも起こってはいないのに
この息の詰まる感じが味わえるのは
知能をかけての勝負のいいところですよね
何も失うことのない勝負
その広がる宇宙
算数がわかればなぁとつくづく思う
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一巻読みして、すごく気に入った作品。一巻読みした中で一番好きです。で、2巻も買って読みました。
いやぁ、いい。おもしろい。
このマンガは読み続けます。好きです。
話の良さと絵のきれいさで一巻はすごく気に入りましたが、
二巻は、それに加えて、マンガのうまさを感じました。
シーンの切り取り方や表現の仕方がすごくうまく、ストーリーと感情がすごく感じられて引き込まれました。
これからまた大きく話が変わりそうなので、次が楽しみです。
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2巻目。幕命を受け、北極出地に行くことになることから始まる。そして、そのために自分の本職である囲碁に片を付け、何よりもやりたかった関孝和との勝負に挑むことに。
しかし、自身の出した関への問題は無答。それに落ち込む春海であったが、気持ちを新たに1年後に勝負を再び挑むと誓い、旅立つこととなった。
2巻も巻末に冲方さん&絵を描いている槇さんのコメントがあり満足。また、裏表紙の漫画も登場人物がわかってからは、面白くなった。笑
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まだまだ物語は序盤。
ようやく、北極出地の旅へ。
マンガ版だからといって端折ることなく丁寧に描いてくれていて、活字だったあのシーンもこのシーンも
期待を裏切らないビジュアルで広がるのが楽しい。
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続刊。原作の3分の1ぐらいまでを描いている。。。と思う。
実は原作読んでないので、そのうち読もう。
以前、NHKタイムスクープハンターでも、算術絵馬のことやっていたなぁと思いながら読んだ。もちろん、問題は飛ばしつつ。
ところで、本因坊って、のちの名人本因坊だと思うけど、こういうキャラだったのか…? 調べていないからわからないけど。
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おああああ新刊出てたー!!!
以下裏表紙あらすじより。
渋川春海の人生が大きく動き出す第二巻!!碁よりもやりたいことがある。関孝和と算術での「真剣勝負」を決意した春海。だが突然の幕命により江戸を離れることに。出立まで時間の無い中、ついに春海は関への設問を果たすが―――。
道策が青エクの宝生家っぽくて可愛いなぁ。日本全国での北極星観測による計測の命を受けた春海。出立すれば数年は戻れない。猶予は10日。道策や囲碁衆とも話をつけ、なんとか関に設問を果たすが、その設問が実は…って怒涛の展開。北極出地の観測隊の面々も出てきて一層楽しみ。今一番新刊が待ち遠しい作品の一つです。
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酒井様、怖い〜。春海の畏怖がよく伝わってくる。
さらにこの巻は春海の喜怒哀楽・七転八倒する様がよく描かれてる。
特に中盤、絶望する様がすごく上手くて、余計にえんの優しさが沁みるね。
さて次巻から、北極出地。
いよいよ、本格的に歴史が動くぞ〜!
この表紙、好きだ。
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作品の世界にグイグイ引き込まれました。算学の世界が生き生きと描かれています。姿が見えないけれど、主人公の心のライバルとやり取りが、今のネット環境でのやり取りと重なってしまいました。
巻の構成も人生の節目節目で変わるようになっていて、美味しく堪能して、心地よい読後感を持って次を待つことができます。待つ間、繰り返し読んでいます。
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表紙に惹かれて読み始めた天地明察。
どんどん算術に惹かれていく春海に私もドキドキします。
原作は未読・・・なんだか難しそうなイメージで手が出せないでいます。
絵柄が私の好みなので えびしさんの漫画も読んでみたい!
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“「無術」——即ち"解答不能"
関殿はそう書こうとしていたのだ!!
私が作った設問は病題だと!!”[P.142]
勢いが凄い伝わってくる。
Thanks to K.H.
20190726 再読
“「わ…笑っていた…?」
「はい 一瞬眉間に皺を寄せて 不機嫌なご様子でしたが
すぐに嬉しそうに
…私尋ねました 何を笑っているのですか と
そうしたら関さん
今まで見た問の中で一番好きだなと仰いました」”[P.163]
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春海の情熱と若さが眩しく・・・そして恥ずかしい2巻。
そしてそれを取り巻く人々が優しく素敵。
そういう風に読めるくらいには年をとったらしいワタシ。