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米国の企業再生実務を小説形式で詳述している本。チャプター11、DIPファイナンス、ターンアラウンドマネジャーの選定、ディストレスファンドとの交渉、ストラテジック・バイヤーへの売却、など、順を追ってストーリーが進む。テクニカルな説明はコラム形式で別記述となっている。仕事場の机においておき、時々参照することになると思う。良書。
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アメリカの倒産手続がどのように行われていくかの実務が分かるように日本語で小説形式で書かれた優れた一冊。
チャプター11、オートマチックステイ、363セール、DIPファイナンス等々の概念がストーリーに沿って出てきて詳しい解説もついているので、どういった場面でどういったことが問題になるのかが非常に分かりやすい。
また、タイトルの通り、様々なステークホルダーが登場するのも面白い。リクイデーターって言葉は初めて知った。ゴードンブラザーズはそれにあたるものなのだと思うが、もともとは在庫評価に優れた金融機関、ぐらいの認識だったのでそれは誤認だったということ。
職場に置いて関連する話があったときに繰り返し該当部分を読み返したくなるような良書です。
ちなみに日本人の登場人物の名字はほぼ全員メジャーリーガー。笑
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米国の事業再生について、小説形式での教科書。
もしドラの事業再生版みたいなイメージ。
DIPファイナンスやChapter11等、非常にわかりやすく描かれている。
できれば、日本の事業再生についても出版して欲しい。