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当たり前な内容を繰り返し記述してある。
自分の本当の気持ちをノートに書き出して自分を知る。辛かったねと認める。他人も辛いんだなと認識する。他人が幸せになるには何をすれば良いのか考えて行う。自分の思い通りにならなくてもその人のためならそうあるべきだと認める。
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この本がきっかけで、加藤先生の本をしばらく何冊か読んだ。
確かに、この本の言い回しは、きつく感じるかもしれない。
けれど、決して、「うつ病になるような人」を責めてるわけではないと思う。
ちなみに、当時、家族がうつ状態と診断されていたが、
労働環境の問題だったので、このパターンには当てはまらなかったように記憶している。
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言ってることはよくわかるが、実際うつ病の人への治療として適切かどうかは精神論的すぎてちょっとよくわからない。本文中にも、「これができるときにはすでにうつ病は治っている。」って言ってしまってるくらいだし。
なんだかうつっぽいかも?とか、予防くらいの気持ちで読むにはいいのかもしれません。気持ちとしては★2.8くらい。
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うつ病は重症でも2週間で治る、もし・・・ / 加藤 諦三 / 2013.09.01(25/156)
・うつ病は、今の生き方、考え方を続けてはならないという、自然からの警告。
・あなたが変われば、うつ病は治る。
・人は生きているからこそ感動がある。しかし、うつ病者は、その感動することができなくなっている。
・うつ病者にとっては、生きることはただ耐えること。
・嫌われないための努力はやめよう。自分が人からよく思われるために動いてる。自分を押し殺してきた代償は大きい。=従順依存症=都合のいい人間。
・自己主張しろといっても意味がない。
・うつ病者は退行願望を抑圧している。責任のない時代に戻りたい。
・うつ病者は日常の決まり切ったことからのがれたい。責任のある活動に従事するように追い込まれると、もっと受け身の複雑でないことに逃れたいと思う。
・執着性格者は、なぜ嫌なことを毎日やってきたのか?人からよく思われたい、変と思われたくない、嫌われたくない。
・満足がない、というのがうつ病者はの共通。
・小決断不能症:エネルギーがない。心底では、大きな生き方を決めかねている。
・うつ病者は、もともとは、ものすごいエネルギーがある。自分に対する深い絶望感に耐えながら、とにかく今日まで生きたエネルギーはものすごい。
・うつになる=気を紛らわすことができなくなった。
・憂鬱な人には心の底に敵意がある。
・私がこんなに頑張っているのに、認めてくれない、という不満をストレートに表現できない。
・うつ病者が苦しいと訴えるのは、苦しむことで、隠された敵意を間接的に表現している。+嘆くことで、相手にうけいれてもらおうとしているから。だから、苦しむことをやめられない。エネルギッシュな人が苦しまないのは、敵意の処理ができているから。
・うつ病者は自己評価が低い。常に人から尊敬されたい、認められたい。
・本当に他人に喜びをはこんでいくことを毎朝考え、さらにそれを実行するのは難しいが、実行すれば、うつ病は2週間で治る。
・うつ病になる人は、いつも立派なフリをしているが、心の中は立派ではない。だから、立派なフリはエネルギーを消耗させる。
・うつ病者はいつも仲間外れ意識に悩まされている。
・知恵あ精一杯生きている人には無理。知恵はゆとりのある人が身につけるもの。
・楽しむ能力のある人はなんでもない、日常の事柄を楽しむ。それに興味があるから。
・楽しみのない人は、この人にこう思われてたい、と必死で努力する。そこで疲れてしまう。受け入れられる努力をするほど、心底ではいよいよ孤独になる。自分でない自分を演じるほど、ありのままの自分を自分が嫌いになる。こうしてうつに追い込まれる。
・非現実的なほど高い理想の要求にこたえない。周囲の人間の質の悪さと本人の弱さと愚かさがうつ病の原因。会社は義務という名で、うつ病になった人の人格を委縮させた。
・自分は今、緊急事態に落ちいてる、どうしても誰かに頼まなければならない。そんなときにお願い、これ頼む、と言えない。なぜか?おびえているか���。自分は価値のない人間だと心底に感じているから。次に其の人に今まで長いこと、本当にしたいことがなかったから。もししなければならないこと、だけではなく、本当にしたいkとがあれば、そのときには、悪い、これ頼む、といえる。
・うつ病になる人は、お願いしますが言えないと同時に、できませんがいえない。これが自己蔑視。いわれるとその通りにしなければならないと思ってします。だから、いつも人のいいなりになる。私は・・・しません、は数ある人生の武器の中でもとびきり上等のもの。思いやりから断れないのでなく、非難されることや、嫌われることからの恐怖から断れないのであれば、望ましくない。心理的には断ったほうが立派。
・耐えた分だけ状況は悪くなる。
・真面目で努力家の子供が大人になって、執着性格者となり、うつ病になる。
・自分が適当に相手と接しているから、相手の本質がわからない。相手も適当にこちらと接しているから、こちらのことがわからない。お互い根本的なことが分からない。
・うつ病になる人:あんな人関係ないと思えない、だれにでも好印象を与えようと執着する。CF)エネルギッシュな人:悪印象を与えたからといって、どうとううことはない、と思える。
・うつ病=いい顔依存症。いい顔をしていないといられない(アルコール依存症が酒飲みと同じ)、人に振り回される。=人間関係依存症。関係を第一にする。その結果自分を殺す。自分自身を他人に売り渡してはならない。
・嫌なときは嫌だといってもいい。
・うつ病者:前向きの努力が嫌。幸福になるための努力する気力が残っていない。自分をきちんと主張したほうが好かれるということが、うつ病者にはわからない。
・現在がどれほど耐えがたいかは、現在の困難だけによって決まるものではなく、其の人がもっている将来の見通しの性質によってきまる。将来について暗い見通しを持っている人は、今の小さな困難にも負けてしまうし、いつもあさっているし、すぐに無気力になる。其の人のもっている将来の見通しが、其の人の忍耐力、平静心、活力に大きく影響する。
・自ら逆境を作り出していないか?
・受け身でいるから困難は増大していくる。受け身であるから、なんでもないことが、すごい困難に思えてくる。受け身でいるから、ストレスが増す。
・困難に出会うから受け身になるのではなく、受け身が物事を困難にしてしまう。困難を呼び込んでしまう。
・逆境に強い人は、困難を自分への挑戦へと受け止める。
・なぜ自分は受け身になってしまったのか?という自己分析が必要。
・うつ病者:失敗したことを自分の弱点と結び付けて解釈する。
(例。配偶者に浮気された=自分の愛が足りなかったから)
・悲観主義と完全主義のスパイラル
・完全主義者:ひとつの失敗もできない。①すでに生きるエネルギーが限界、毎日がぎりぎり。失敗する前からすでに駄目だと感じている。②ひとつの失敗で自分の正体がばれると思っている。自分は本当はつまらない人間だと思っている。だから成功に執着する。
何かに失敗すると、自分の才能がないからこのようにみじめな結果になったと自分を責める、それが心の習慣になっている。
・自分には仕事��能力がないと信じる。みながこの仕事は其の人にはできないと思うのではく、その人自身が、自分はこの仕事ができないと感じている。他人にはできて自分にはできないと。
・うつ病者の人生のあらゆる困難を取り除いても、うつ病者は幸せにはならないだろう。うつ病者は今の解釈を変えなければ幸せにはなれない。そして解釈を変えるためには、心理的にも肉体的にも生きるエネルギーを回復しなければならない。そして、生きることに余裕を感じるようにならなければならない。
・うつ病者は何もないどころか、ありすぎるほどある。持ちすぎている、と気づけば回復に向かう。うつ病者は欲張り。
・うつ病者に必要なこと:自分自身の心を正面から見つめること。自分の憎しみを意識すること。心の底を見つめれば、そこに自分の依存心を見出すかもしれない。自分の甘えに気づくかもしれない。
・人に頼らない生き方にすれば、治る。
・他人の幸せを願うことができれば、うつ病は2週間でなおる=>自分の自己執着がいかにつよいか気づけ!
・うつ病者は、~しなければ、という規範意識と、~したくない、という気持ちとがぶつかりあって身動きが取れない。
・うつ病者は、自分は他人nために犠牲になった、他人のために耐えたと思っている。自分の幸せを犠牲にして、他人のために耐えた立派な人と。
・規範意識が過剰だったり、負い目があったりすると、常に人に圧倒される。
・自分の生き方が見えない限り、うつ病は治らない。治療は、ため息をつきながら、自分の歴史を振り返ることから始める。
・自分の今までの人生は偽りだったと認める。過去の人生を冷静に回顧する。自分の周囲の人を冷静に分析する。自分が操り人形だっとと理解する。
・いつもやりたくないことを強引にやらされた人は憎しみと怒りがある。
・自分に素直に生きる、等身大の自分でいるからうまくいく。ありのままの自分を探しにいこう。
・人生が楽しくないのは、問題を解決する意思がないから。
・規範意識が過剰=本当に好きなものがない。
・こうあるべきという強い規範意識は憎しみが変装した姿。
・うつ病は、規範的生き方をするよりも今は休むとき。なぜ、自分は規範的生き方をしようとしてきたかを考えてみる。
・うつ病者がやること:自分が変わること。
・成功を自信に変えていく:失敗することを恐れて、自分の力が試される機会から逃げていくと、いつしかそれは根雪のように心の底へ積っていく。それは容易に解けない。逃げの体験が根雪になって、其の人の自信喪失の自己イメージになる。何かが心配なとき、自分が回避している中心的事実があるはず。その中心的事実は、あなた自身を変革せよという要求をたずさてている。
・自分はこんなに苦しいと嘆くことにエネルギーを使うのではなく、なぜ自分は今こんな不愉快な気持ちになったのだろう?と自己分析にエネルギーを向けることが夢を持ち続けることである。
現実から逃げることが夢を捨てること、現実に向き合うことが夢を持ち続けること。
・うつ病者は自分は自己疎外された人間であるという自覚が必要。
・自分は今あの人にこんなこともしてあげられない。そして、そんなことをしてあげら��ない自分を残念に思う。そうなったときうつは治癒に向かう。しかし、その時に、そうすればあの人から感謝されると思ったら、それはあの人への関心ではない。それは自己執着の強い人でしかない。自己執着的対人配慮でなく、相手に対する関心を持てたときに社会的感情をもてるようになったということ。
・人は困難に打ち勝つことができる。自分がどのような人間であるか気づき、自分の天性 にあった生き方を選ぶよう心に決めさえすれば。間違った考えを放棄し、間違った態度を改めれば、治る。
・他者への関心がでたときに、治りだす。
・うつはがんより苦しい、こう思っている限り治らない。私も苦しいが、がんの人も苦しいだろうな、となってうつは治りだす。
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※父親に渡されたので
エネルギッシュ、わかる気がする。関係ないって思いながらずっと他人を気にしてる。
好印象を無意識に近い状態で与えてる。
人がどう思うかも同じ。
自分というのが見えてこない。
他人を本当に思うこと、したいという気持ちが大事。
自分を認めて、いろいろ見ること。
ただまぁ精神論なので、治すのは本人次第
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タイトルで釣り上げるタイプの本かと思いましたが、内容もしっかりしてて、タイトルとも結びついていて、いい本を読むことができました。
あと、この本が、アドラー心理学に対する抵抗感を軽減してくれました。自分が思っているけど、アドラー心理学って、きっつい内容じゃないのかもしれないと。
それにしても、鬱病になる人の人生ハードモードっぷりが半端ない……! 断言スタイルの文体は、意図あってのことだと思いますが、いい感じに効いていたと思います。
ここまで言い切られると、もうなんも言い返せん。大体は、うっすらと感じていたことでしたけど、こんな形で言い切られると、いっそ爽やかにすら感じます。
個人的には、鬱病の人は疲労していてへっとへとで何もできなくなっている、全エネルギーを注ぎ込まないと生きていられなかった環境にあった、的なくだりが、結構衝撃的でした。そこまでなのか……。でも、うん、それなら納得がいくわ。長年の疑問の氷解します。疲れているのか……なるほどなー。
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踏み台の人生を卒業しよう
自分自身を他人に売り渡してはいけない
人のため、を逃げ道にしていませんか?
運命に振り回されない生き方
自分が運命の犠牲者にならないためには、精神分析論的手法の他に、シーベリーやアドラーやフランクルの理解が欠かせない。
人間は遺伝や育った環境に影響されるということも正しいし、人間は遺伝や環境だけに影響されるのではないということも正しい。これが本質的に矛盾していないということを理解できたときにはじめて、うつ病からどう回復できるかの道筋が理解できたということである。
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タイトルは有名な人の格言?みたい。
繰り返し繰り返し、繰り返し出てきました。
一通り読んで、読んでる最中に気が上向いてきたので、その点はよかったです。
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本として自己啓発としては面白かった。本当に鬱で辛い人はこの本の内容は苦しいだけだと思う。私は前向きになれたけど人によるかな〜って感じ。本当に鬱で悩んでる人はやっぱりカウンセリングや病院や科学的エビデンスが揃った本を参考にした方がいいと思う。これだけに頼ったら苦しいです
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加藤諦三さんの著書を何冊か読む内に、文章の書き方のリズム感なるものを感じて、今回も分かりやすく、興味深く読めた。
うつとは何か、どの様にして発症するか、等、知り得た。それは、世間のうつ病者へのイメージと違いすぎる。
うつ病者の周りの人々が読んで、うつ病者に寄り添うのに大いに参考になると想う。
わたしにも、知人にうつ病者(故人)がいたが、知識が無さすぎて、何も言えなかった。
うつになる要因は、本人にも周りにもある。
治していくのも、本人と周りの意識改革が必要なのだろう。 誰にも、大なり小なり心に傷はあり、身体だけで無く、心も折れることがある。とても参考になった。
『うつ病は重症でも2週間で治る、もし・・・・』
の『・・・・・』のところは、誰でも実行すると幸せになれると強く想う。
わたしも、やっていこう。そして、みんなで幸せになろう。
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端的に言うと、もっと他人に興味を持てと。自分のことは忘れて、職場の仲間のために何ができるか?に夢中になれば、うつ病は治ると。
個人的にはもううつは治ってるのですが(元々うつ病未満だったので)、予防という観点で、参考にしたいと思う。
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アドラー心理学をベースにした良書。ずばずばとうつ病者の特徴を言ってくるので、うつがひどいときに読んではいけない。うつの回復期、回復後に読むとよい。