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はとバスの名物ガイドさん。
もうすでにおじいちゃんなんだけど、
ギャグを織り交ぜた英語ガイドで大人気。
巷では一から英語を積み上げていくような、
学習者を決まった手順でリードするような
本をよく見かけるけど、
この本はそういう本とは一線を画します。
勉強は学習者の独学にまかせ、
ガイドのおもしろ話だったり、使えるギャグだったり
そういったことが書かれています。
たとえば、1つだけギャグを紹介すると、
日本の人口は何人ですか?という質問に対し、
1,2,3,4,5,6,7,8,9 populationと答えます。
まじめに答えるのもいいですが、
こっちの方が分かりやすいし、
何より面白いですよね??
こういうふうに本自体楽しいし、なにより
「英語の勉強ってこれぐらいでいいんだ」
と軽い気持ちにさせてくれます。
英語を始めようとしている人には
もってこいです!
実は親父が今年度からタクシードライバーになり、
もし外国人が来たら英語でコミュニケーションしたいな
と言っていたのでまさにドンピシャでした。
後で郵送しときます。
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著者は、はとバスで1965年から現在もガイドとして働いている。自分は英語でおやじギャグを使うシチュエーションはそうそうないと思うが、そのセンスやユーモアを知りたく、手にとった一冊。
本書では、ギャグの例を交えて、おもしろ楽しく解説している。
ただ、自分が一番感動したのは、常に勉強を怠らないことと、「笑いは人の心をつなげ、ほぐす役割」をもっていて、自分から笑いを作ろうとする意識を常に持っていること。
おやじギャグを連発すること(そのためには知識が豊かでないといけない)は自分には無理かもしれませんが、日頃から少しずつ心がけたい!と思わせる一冊でした。
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日本人同士の会話でもユーモアに富んだほうが面白いに決まっていますよね。
外国人とコミュニケーションをとろうと思うと尚更でしょう。本書にも書かれていますが、度胸と日本を好きになることが私も一番だと思います。巻末の10ヶ条も参考に。
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▼新聞の広告でタイトルを見たその瞬間から、ずっと「読みたい!」と思い続けてようやく手にとれた一冊。「おやじギャグ」と「英会話」?……なんてステキなんだ(笑)
▼もちろん、この手の「☓☓術」といった本には、いつもある種のうさん臭さがある。だが、本書の著者、佐藤(卯一)さんは通訳ガイド(と英検1級)の資格を持ち、第一線で活躍され続けている「はとバス」のガイドさん!……なら読んで見てもいいかな、と思った僕の判断は決して間違いではなかった。
▼確かに、ちゃんとフォローできる英語力がないと、ジョークがジョークとして受け取ってもらえないだろうな、という危惧はある(そして、佐藤さんはそれができるからこそ英語で「おやじギャグ」を試せているわけだ)。ただ、その英語力は(まずは)中学レベルの英語で十分だし、カタコトだってOK!と励まされると、何だかホッとする。
▼「通じた!嬉しい!!」という経験は、本来、早い段階で感じられるのがベストで、そこから「もっと伝えたい」と英語力を伸ばしていくのが良いと思うのだけれど、一般的な日本の教育システムは、そうはなっていない。「いいな、自分も!」と追体験するため手にとる小エッセイとしては、オススメでき内容だったと思います。
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通じる英語は決して発音がポイントではない。著者は留学経験もないし、カタカナ英語で何が悪いと胸を張る。最近とみに思うが、なんだって日本人は発音にこんなにもうるさいんだろう? テレビで国際化をうたう日本人経営者が英語でガイジンのインタビューを受けてたりすると、なんだあいつ偉そうなこと言ってたけどあんま大した事ないんだな、カタカナ発音じゃないか、と(内容はわからないのに)山ほどバッシングがわき上がる(三木谷さんのことよん)。
(続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/201207/article_5.html
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おやじ研究でこの本を読みましたが、これって本当におやじギャグ?と思いました。
皇居の石垣の石の数を尋ねられて「わかりません」じゃなく「すみませんまだ数えていません」と答えるセンスは、おやじというより執事。
ああ、おやじだなーと思うのは『すべることを恐れない』というモットーだけで、おばさんが読んでもとても楽しい本でした。
私は英語は飛ばして日本語訳部分だけ読んだので、英語学習の助けになるかどうかはわかりません。笑いたい人笑わせたい人におススメします。
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以前、twitterでつぶやかれたのをみて面白そうとおもっていて、本日本屋さんでたまたま遭遇。
おもわず、買ってしまった。
いいねえ。いいよ。おやじギャグ。
でも、正直もっとおやじギャグを期待していたが
そこまででもなかったのがちょっぴり残念。
また、この方とても知識人だなあと
読んでいて感じました。
そうじゃないとこうゆう仕事はできないんだろうなあと
つくづく感じさせられた本でもありました。
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日経新聞の文化欄にこのお方が「名物英語ガイド」として紹介されて気になって調べたら、この本を書かれていたことを知った。おやじギャグ満載で、抱腹絶倒。笑いの涙を流しながら読んだ。けど、おやじギャグだけではなく、ベテランガイドらしくセンシティブなことは口にしないとか、おもてなしの精神はさすが。70才を超えてもiPodやDVD録画などを使いこなして英語の最新情報を吸収されているのはさすが。とことん極められている。しびれた1冊。いつかこの人のはとバスツアーに参加したい!
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英語がどうのこうのと言っているうちはたとえペラペラしゃべれたとしても尊敬できない。
やっぱり著者のようにもともとの素地。日本語と日本の歴史、文化を交え観光地で説明できるこれを武器としなければいけない気がする。
所詮英語はコミュニケーションの一つ根本的な土台は大切にしたいものだ。
でも、あまり高度なギャグではないよねこれぐらいのギャグでお客を喜ばせられるのだからほんとうにすごい事だと思う。
こういうのを本当の尊敬というのかもしれない。もっともっと長い間お客さんを楽しませてもらいたい。
あなたは日本の宝物です。
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日本人だとろうと外国人だろうとまず大事なのは「楽しく」コミュニケーションをとること。
どんなに正しい言葉でも感情が全く入らないつっけんどんな対応では誰も相手をしてくれません。
外国人を相手にバスガイドを長年続けてきた著者の英語は相手を楽しませようとする気持ちがあふれています。
とても面白かったです。