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新入社員導入教育の講師を務めるにあたって参考になることがあればと手に取った1冊。ガリガリと真剣に突き詰めて考える姿勢を求めるのではなく、合理的に気持ちを楽にして考えることで良い結果が得られる、そんな期待感を持つことができる本。
(表紙見返し)
自分が未熟なのを棚に上げ、他人を責めたり、社会に不適応になったりしないこと。
(第03条)
自分の意見をしっかり持とう。
しかし、多様な価値観も認めよう。
(第08条)
人と人はほんとうの意味では理解し合えない。
だからこそ、コミュニケーションをとる必要がある。
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卒業生に紹介しようと思い、手にした本。
「小論文の神様」こと樋口氏が、多くの若者と接する中で抱いていた思いのもと、社会がどのようなルールで動き、どのような心構えで加わっていったらいいかを伝授してくれる。
「社会人になる前」が過去のことになった今でも初心に還るきっかけになった。
第03条 自分の意見をしっかり持とう。しかし、多様な価値観も認めよう。
第08条 人と人はほんとうの意味では理解し合えない。だからこそ、コミュニケーションをとる必要がある。
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社会に出たら当たり前だろうけど、とても参考になることが書かれてあった。短・中・長期目標を立てることは改めて認識させられ、計画を立てたい。自己イメージにとらわれず、挑戦しながら自分を作り上げたい。地位や立場に関係なく人と人が対等な関係になり、尊重しあい、ギブアンドテイクが大切であるという考えは分かるし、マナーでもある。ただ、見返りやいじめに対して、お返ししたりやり返したりしなければ関係が崩れるということが、必ずしも必然性では無いような気がして悩む。また、この第11条と第9条が少し矛盾している気もしたかなあ。
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生きている限り、取り返しのつかないことはない。どんなにひどいことになってもなんとかなる。
きちんとその場に応じた演技のできる人間こそが社会性を備え、コミュニケーション能力のある人間。人間はどう見えるかが大きな意味を占める。
自分で自分をできる人間であることをアピールしなければならない。アピールして、できる、と認められた人だけに仕事は与えられる。
黙っていてはお互いに理解しあえるはずがない。
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若い頃、読めばよかった。大人が苦手で目上の人とのコミュニケーションを避けてきた結果、こういうことを教えてくれる身近な大人がいなかった。このような考え方は大学生くらいから必要になる。見た目を気にするのはダサいと思っていたが、見た目を気にする事の大切さに最近になってようやく気が付いた次第。そりゃモテないよな~。と若いころの自分を思い出してしまった。