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『命の応援歌』/若旦那(湘南乃風)
レゲエアーティスト、湘南乃風の若旦那の書籍になります。
コロナの影響が刻一刻と深刻化する中で、読み返してみました。
湘南乃風の曲の中にも、「応援歌」という歌があります。一番好きな歌でもあります。
若旦那は、現在、新羅慎二(にら しんじ)という本名名義でもソロ活動も行っています。
アーティストの他にも、プロデューサー、俳優、作家など多方面で活躍する一方、ムコ多糖症候群やALS(筋萎縮性側索硬化症)などの難病の支援活動、2010年のハイチ大震災、2011年の東北大震災へのチャリティー活動なども行っています。
強面の外見からオラオラなイメージだったり、熱い人というイメージが強いかもしれませんが、生きることについて、とてもまっすぐな人です。そんな人が紡いだ応援歌という詩集。
今だからこそ、改めて読みたくなりました。
p33
幸せって、結局、何かを失った時に気づくから、今までの出会いも、恋も、全部意味があるんだ。無駄な事なんて、人生にはひとつもないんだから。
諦めることを、諦めた。
p124
幸せは、なるもんじゃなく、してもらうもんなんだ。でも、代わりに、誰かを幸せにしてやるもんだ。誰も幸せにできなかったら、自分もなれないって俺は思う。だから、家族、友達、恋人、そして遠い国の人。自分サイズで幸せにしてやろう。