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・・・最後まで文章が残念でした。アニメはきっとそれなりに面白かったのであろう。アニメのノベライズ版ってほとんど読んだことないんですが、みんなこんなもんなのか??
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下巻では、アニメではあまり多くなかった多蕗やゆりの思考が書かれていて、心情が分かりやすくてよかった。
多蕗の学校での教師としての姿や苹果ちゃんの妄想でのコミカルな姿があったからか、何の感情も抱いていないという言葉通りに受け取ってしまっていたので。
あと「運命の乗り換え」のシーンが少し変更されていて驚いた。
アニメでの晶馬と苹果は否応なしに引き離されてしまう。小説では晶馬が苹果をホームに下ろす。
前者もドラマティックでいいし、後者は彼の決意がよりハッキリしていていい。
やっぱり皆がそのまま幸せに暮らす姿を見たかったって気持ちもあるけれど、あるべきところに収まったなって感じ。
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生存戦略ーーーーーッ!
表紙が綺麗で思わず買った本。
アニメ原作だけど、アニメは観ていない。
3巻って結構長いかと思ったけど、
そんなことはなかった。
買った日に全部読み終わるとは…(;・∀・)
まさに心がシビレるような展開!
読み終えて、陽毬たちは皆家族だったと改めて思う。
アニメだとどうなるんだろうな…。
観てから読むと、また印象が変わりそう。
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誰かのために全力で走りたくなる。思いっきり抱きしめたくなる。
冠陽か晶陽か晶苹なのかもうなにが何なんだかわからないけれど、きっとCPとかそういうものを飛び越えた愛がぐるぐるしているんだと思う。
ただ1番もやっとくるのが晶馬は苹果ちゃんのことを好きなのかどうか、ということ。確実に陽毬のことも愛していたはず。確かに後半の苹果ちゃんの男前感はすごかったのだけれどもさ…
これについてはまだまだ考えなければいけなさそうです。
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輪るピングドラムの最終巻
読んでも読んでも意味が分からなくなっていくのにページを進める手が止まらない。
「運命の至る場所」「子供ブロイラー」などやっぱり独特な単語と言い回しが出てくる上にそれを説明する気がない。
誰かに必要とされるからこそ居場所が与えられる。だからこそお互いに居場所を与えているのかもしれない。
運命の乗り換えを行えるとしたら使うだろうか?
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全てわかっているのにやはり号泣オブ号泣してしまった。
「愛してる」
どうかこの言葉が産まれて来た全ての子供達に与えられますように。
それにしてもこんなに泣いたの久しぶりだ‼︎まぶたが痛い‼︎
しかし読んで良かった。
改めて名作。
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家族は離散し、物語はクライマックスへ。結局小説版でも全ての謎が明示的に明かされることはない。やはり二人分の代償は誰かが受けないといけないのか。そうとわかっていてもこの結末は辛すぎる。でもそれが本当に始まりでしかないのなら、救いはあるのかもしれない。小説版を読んで初めて、そう思うことができた。そして読了後に銀河鉄道の夜を読んでみたところ、驚くほどストーリーが類似していることがわかる。名前の呼応を考えても、ここからモチーフが取られていることは間違いない。
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地下鉄サリン事件を彷彿とさせる事件から16年後。その時に生まれた子どもが高校生になっている2011年に書かれた物語。勝手に運命を背負ってしまう子どもたち。たぶんアニメ化前提で描かれているので、絵になる情景が多い(アニメは未見)。読みながら、子どもに責任を感じさせるなと、年寄り目線になってしまうけど、アニメで見ていたら違った感想だったかも。上中下の3冊組で、最後の巻だけ表紙の色合いが違うのが暗い結末を予想させるのだけれど、この結末をどう取るかは考え方次第のような気がする。