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小学校最終学年を落第しそうになった女の子アビーに与えられた特別課題。
それは『外国の人と文通をすること。』
アビーはロッククライミングが好きだったので、山のありそうなアフガニスタンに手紙を送ることにした。
アフガニスタンの保守的な村では、女の子から手紙が来たことに騒ぎとなり、村一番の秀才の男の子が手ほどきをして、その妹が手紙をやり取りすることとなった。
手紙の中で現れる文化の違い。
そして、アメリカとアフガニスタンという国の関係・・・
結局、手紙は数度で打ち切られることとなったのだが、数度の手紙のやり取りの中で、深まる子供同士の友情と未来への希望が、純粋な形で織り込まれている。
小学生高学年向けの物語かな。
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アメリカとアフガニスタンの子どもが文通を始める。アメリカの女の子が落第しそうになり、その課題として出されたのがきっかけだ。アフガニスタンの村では、アメリカとの文通だから賢い子どもでなければ、と思うが、男女間での文通は論外だ。そこで、賢い男の子の妹に旗が立った。
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落第寸前のアメリカ人少女アビーが進級課題として、アフガニスタン人の少年と文通をするお話。
子どもたちの感性の瑞々しさが美しく描かれていて、友情(若干恋心?)の爽やかさに心打たれた。
最終的に、文化の違い、政治的事情から、文通が出来なくなってしまうのがせつない。
ツッコミどころもある気はするけれど、未来への希望を感じさせる良作。
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アフガニスタンとアメリカの子どもが文通するというストーリー。
そこには、国と国との問題、宗教の問題‥が複雑に絡まってて、
子どもの頃から自分の力だけではどうしようもないことに直面している子どもたちもいるんだということを、でも、子どもたちはどこの国でもきっと変わらないんだろうなって
思った。
小学校高学年~
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アメリカとアフガニスタンでの文通の話。とても素敵で、だけど切ない。
国の情勢が子どもたちの素敵な交流まで左右してしまう。平和を考えずにはいられない。手紙を書きたくなる1冊。
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おもしろかった〜!
アメリカの落第寸前の女の子と
アフガニスタンの男の子が
文通するはなし
おもしろいなー
いいはなし!
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アメリカの落第しそうな女の子とアフガニスタンの優秀な男の子が、文通をすることになりましたが、それぞれの背景も違えば、抱える問題も違うのに、最終的には心を通わせ合う事が出来、自分の問題に向き合って行くところが、心地よい。個人的に25年度の読書感想文課題図書の中ではイチオシです。
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小学校高学年の夏休みの課題図書。
アメリカの女の子とアフガニスタンの男の子との文通を通じて、文化の違いや平和についての問題をわれわれに投げかけている。
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アメリカとアフガニスタンに住む子供。何もかもが違う子どもたちが文通して少し相手のことを知る。それぞれの文化、住んでいる土地、いい話なんだけれど、アフガニスタンの状況ってこんなもの?厳しいことももう少し伝えてほしい。
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アメリカの女の子と、アフガニスタンの男の子が
ちょっとしたことで文通をすることになりました。
アメリカの6年生の女の子アビーは、勉強がきらいだったため、
落第しそうになります。今でいう補習授業のかわりに、
外国の子供と文通をして
その結果学んだことを発表するという課題を与えられます。
文通の相手としてアビーは、
山が好きだからという理由で山岳地帯の多いアフガニスタンを選びました。
選ばれたアフガニスタンは
いまだに閉鎖的な思想が国を支配している特殊なところです。
先進国の子供との文通には、
英語のできる優秀な子供がいいのですが、
推薦されたサディードは男の子。
男の子と女の子の文通など、アフガニスタンでは考えられません。
そこで村の長たちは、一計をたてます。
サディードの妹アミーラを文通相手にし、
サディードがそれをサポートするというものでした。
そして始まった文通は、
子供たちの思わぬ心の目を開いていきました。
図書館の児童書コーナーで、みつけた本です。
タイトルにひかれ、読んでみたのですが、
国の真の姿を知らない人々は多く、
小学生の子供ならなおさらだなあと、思いました。
自分の住んでいる国のよいところ、悪いところは、
住んでいてはまったくわからなくなります。
遠い国の友達の手紙によって
始めてわかる本当の平和と幸せ。
一時的にしろ、戦争によって敵対国となっていた
アメリカとアフガニスタンです。
その国の何の罪もない子供たちが、
自由に行き来のできる未来がくることを
願わずにいられませんでいた。
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久しぶりの児童書。異文化交流・理解、言動・行動の背景を推し量ること...。素直に自分にはない価値観や思考を受け入れる...そう寛容さ。アビーとサディードの手紙という古めかしいツールを用いての対話は、清らかで美しい。「朋有り遠方より来る」的な2人の再会を夢想...。
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会ったことのない十代同士でも国境を越えた友情ってあるんだと思った。タリバンも出てくる。それに抗おうとまではしないけどいつか変わるかもしれないという遠い光を信じている大人もちゃんといる。主人公サディードが子どもらしく自己顕示欲のあるところと、タリバンに遭遇した時の冷静なところを持ち合わせてて思春期らしく魅力的だ。
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落第寸前のアメリカの女子小学生の少女が進級するためにアフガニスタンの少年と文通することになる。
アフガニスタンでは少女と少年がよろしくないこととされ娼年の妹が文章を下記少女の兄が英語を添削することとなる。
そうして文通が始まるが、アメリカの少女のことが気になった少年は自らも手紙を書くこととする。
アメリカとアフガニスタンの国情や文化もよくわかり、面白い本でした。1日で一気に読んでしまった。