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東日本大震災で被災した斉吉商店さんのおかみさんの半生と被災体験、そして復興へ向けたあゆみが書かれています。
ファンドを通じて自分も斉吉商店さんを応援している一人なのですが、斉藤和枝さんは本当に人を惹きつける魅力が溢れてます。
きっと色んな人に可愛がられながら、がむしゃらに頑張って来たんだろうなと人柄が伝わってきます。
斉吉商店という看板は残すが、事業はその時代に合わせて変わっていいという柔軟な思想にも驚きました。
金のさんまの誕生秘話やなぜ三陸沖のさんまが金のさんまには向いているのか?というのもこれを読んでよくわかりました。
今年は三陸産のさんまで作った金のさんまが食べたいな!
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つくづく思うのは、自分は本当に周囲からありがたいご縁に恵まれただけのものだ こんな私でも、笑ったふがずっと楽だということだけは分かった気がします
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出版されたときに買ったんですよ
でもね
なんだかずっと読めなかったんです
気仙沼で「金のさんま」を作る斉吉商店のおかみさん、斉藤和枝氏
昨年の3月11日
彼女の想いをかけた工場も例外ではなく流され。。。
書評で読んで大体の内容をわかっていたせいか
本の帯を読んで知っていたのか
書店のポップに書いてあったのかは忘れましたが
この本はあの時の記録の本・・・と思うせいかなかなか頁を開けなかったんです
でも昨日、何故か「読まなきゃいけない」気がして一気読みしてしまいました
思っていたほど重くはなく、ちょっとほっとしながらも途中、最後の章はきっと泣いてしまうだろうと思い、
喫茶店を出て家に帰って今朝読み終えました
でも、覚悟していたほどのことはなく著者がとっても前向きポジティブなので
あっけなく読み終えてしまいました
昨年の出来事を風化させないためにも
今作は学校指定図書にしてもいいような気がします
さっくり読めて、幸せとは?仕事とは?ということを子供にもすんなりと考えられるような気がします