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2012.3.31読了。
蛍が有名な村を舞台に繰り広げるタイムスリップファンタジー。
がむしゃらに遊んだ小学校の夏休みを思い出し、読んでて楽し
かった。生きることの大切さについて、一生を短く終えることが
わかっている中、懸命に幸せを追い求めて光を放つ蛍になぞえて
語っている。
軽装版からか内容が少し物足りないと感じた。
書店で買ってすぐ読み始め、1日で読み終えた。
パソコン小説作家ということで、文章も平易で読みやすく、
特に若い世代をターゲットに書かれたと思う。
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父を交通事故でなくした小学校6年生のユウタが、初めて一人で出向いたダム。
そのダムは今は使われていないものの、一つの村を沈めて作られていた。
突然の豪雨で、足を滑らせ気を失ったユウタが目を覚ましたのは、ダムの建設がされる直前の、村。
そこで出会う友達、一人の少女との『もう一つの夏休み』
子供の頃の郷愁、夏休み、友達、出会いや別れ、生と死・・・様々なことを考えさせられる。
物語の終盤の終盤、特に最期の一ページで特に感動した。
子供向けファンタジーの要素が強いように思えたけども、大人も読んで心打たれることは間違いないと思う。
この小説の中には絵的な要素が多くちりばめられていて、映像化されやすい物語だと思う。
映画公開予定
2012年5月19日全国ロードショー。
たぶん、泣く。
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蛍の生態を知りたくなった。
不思議な生き物だと改めて感じた。
蛍ほど自然と人間を調和している生き物はいないのではないか。
典型的な最後の夏休み、少年少女の触れ合い。
映画化で話題に。
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うーん
文章が今ひとつ
頭打って死にそうになってなぜか一時的に30年くらい前の今はダムの底にしずんだ村ですごすことになる小6男子
すなおでよい男の子
そこで小さな女の子や同い年の子と親友になる
ほたるみたりする
夏休みエンジョイする
じつはその女の子も死にそうでもどっても植物状態かもしれなくて
その女の子がかえったら記憶もきえちゃって
男の子がかえっても記憶はきえちゃって
でも10年後に再会するのだー
という話
いい話なんだろうけど
長いし
話言葉がはなにつく
映画で見てもいいけど
あのアニメの絵もなれないとちょっと・・
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15点。人気のある本らしいです。表紙のイラストが目を引くのと、ベタなストーリーというのがあるからでしょうか。
わたしはこの方の文章がダメで、途中で放り出してしましました。なんだかラノベとかエロゲーみたいで。
イマドキの十代には違和感なく受け入れられるんでしょうね。
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いいんだけど、感情の盛り上がる場面のない、平坦な物語だな・・・と思っていたら、最終章で大満足。前にあったことがあるような気がする人は、前世でも縁があったのだということ、信じていても実感はできなかったけど、ああこういうことなのか~と腑に落ちました。
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http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11230331
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タイムスリップ大好き(*´ω`*)
タイムスリップした2人の友情が
とっても感動的!
同年代なので、同じ目線で読めて
とっても良かったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
もっと川口さんの作品、
読みたい!
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小学生のころ読んだような ライトなファンタジーものでした。
でも 悲しい出来事から時空間を異動した少年の期限がついた夏休み
田舎暮らしでしか味わえない自然の楽しさ、そして淡い恋
「君の名は」が最近人気ですが、TVで放映したアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の映像が頭に浮かびながら楽しく読めた作品です。
あのキャラでアニメ化したら 案外人気になるかもね。
(2012年11月10日にアニメ映画作品になっていたんですね。チラッと予告観ましたが・・・・やっぱりイメージが違った。残念!!)
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主人公が過去に行ってしまうというとてもおどろく場面から物語は始まります。けれど、その出来事のおかげで、主人公の心は、少しずつ成長していくのです。そこがとてもおもしろいです。
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『虹色ホタル』(通称ニジホタ)は『からくり夢時計』(通称ドリクロ)(初版発行2008年11月)より1年前に発行(初版発行 2007年07月)された川口雅幸氏のデビュー作。交通事故で父親を亡くした小学6年生のユウタが、夏休みにかつて父親とカブトムシ取りに来たことのある山奥のダムで三十年以上前にダムに沈んだはずの村へとタイムスリップし少女サエコに出会う。前作のニジホタと後作のドリクロを読み較べると両作品を細かい部分で差別化しつつ丁寧に描きこんだ作者の工夫が随所に見られ二度美味しい。読者一人ひとりにとっての原体験とも共振する挿話の巧みさはあの重松清以上かもしれない。ストーリ-テリングのみならず、「儚い命」と「出会いの奇跡」の象徴として使われる『蛍』の情景描写もきらきらと実に瑞々しくそして美しい。夏休みに本書のような良書を小中学生が手に取れば、読書嫌いや活字離れも解消するのではなかろうか。
「長く生きられないから・・・早く運命の相手を見つけたくて一生懸命光るの。だからあんなに綺麗なんだよ。」
「どんなに楽しい思い出を作ったって、どんなに親しい仲になったって、結局は最初から無かったことになるって。それでもいいから『今』という時間を大切にしようって。」
「あっちの時代に戻ったら、いつか・・・見つけてくれるって、約束して」
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夏休みに起こった奇跡。
虹色のホタルの奇跡は一時だけ。
あとは、僕たちも過ごしたことのある夏の光景。
あの時眩しかった、あらゆることが
いつしか眩しすぎてどうしようもなく
目を背けてしまった。
もう一度、見返してみよう自分たちの夏休みを。
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幸せに終わってるところがいいです。都合よすぎると思っても、それがお話のいいところだと思います。
ユウタの素直さと、さえ子ちゃんの強さがいいです。さえ子ちゃんが生きると決めた現実が辛すぎて、ユウタがお兄ちゃんのところへ行ったほうがいいっていうところも。
夏休みが楽しい思い出ばっかりの人は、あの頃に帰りたいと思うんでしょうね。わたしは、勘弁ですが。
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夏休み、小学6年のユウタにおきた不思議な、そして忘れられない体験。
蛍というのは、人間をロマンチストにさせてくれますね。誰もが大切な人へと想いを馳せるのではないでしょうか。
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突然タイムスリップしたユウタが、サエコちゃんや村の子たちと親交を深め、一夏の思い出を作っていく。大人になって読むと、こういう夏休みが懐かしく、羨ましいと感じてしまう。また大人になってから、再会するシーンは感慨深いものがありますね!