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美里さんに、お会いしたことがあります。
お産の振り返りの時でした。
その時に「かとうさんち」のチラシを貰っていました。
この本を読んで、そのことを思い出して
パズルが繋がった感じです。
素敵だなぁって、それしか言葉が有りません。
都会にいながら、何処まで自然に暮らせるか
考えていきたいな。
そのきっかけになりました。
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都会で生まれ育ったとしても、自然豊かな地で自給自足的な生活をしながら、地域の人々や昔からの友人などとつながりを持って暮らすことも可能なんだなと、この本を読んですごく感じた。
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世田谷の公団住宅暮らしから、一転して山梨県都留市の山の中での生活に、人生のかじを切った男の生き方レポート。もともと環境教育やフィールドワークを生業としていたこともあり、人間は本来自然の中の一員として生きるべきだという考えが基本にある。土地をならし家を建て、田や畑を作り米や野菜を育て、鶏ややぎを飼い、少しずつ生活の土台を固めていくプロセスは、とてもまねのできるものではないが、ほのかな憧れを覚える。初めて授かった子供が、わずか890グラムの超未熟児であったことも一つの理由ではある。この子を育てるのに東京は本当にふさわしい場所なのだろうかと、真剣に考えたという。初めて体験する知らないことだらけのさまざまな作業に対し、すべてポジティブに対応し、チャレンジしていく姿は、たくましい限りだ。写真と文字のバランスがちょうど良い加減で、見やすく読みやすいハンディな1冊に仕上がっている。かさばらないので、通勤のお供にお勧めだが、読み進むうちに週末の過ごし方が変わってくるかも。『オルタナ』森編集長もお薦めの1冊。
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山奥に自分たちで家を作り、暮らしを通じて自分たちのあり方を描いた本。子どもをどう育てるかにあたり、とても考えさせられる一冊。
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この本は、自然の中での田舎暮らしについて書かれた本だが、これからの時代の私達家族の生き方のヒントがたくさん盛り込まれてあった。
美しい装丁と彩豊かな中の写真、田舎暮らしのメリットとデメリット、中にはオススメのチェーンソーから地域の方との付き合い方まで…がかな~り具体的に書かれている。
きっとこれから何度も読み返すんだろ~なぁ。
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この本を拝読して直接会って見たくなり、昨年晩秋に加藤さんが行っている援農に参加し、薪割りや鶏の捌き方などなど様々な体験をさせて頂きました。
震災を経て、これからの暮らし方、働き方を模索している中で、多大なインスピレーションを戴くことが出来ました。
読書も大事だけど、実体験の重要性を改めて認識することが出来ました。
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環境に問題意識を持ち、都会と地球の生態系の中で理想としている生き方を実践している、そんな人の生活がグッと詰まってる。
都市型自給自足やバランスの良い自給自足と言われる昨今、著者は「半農半X」と言う。Xでは自分の本当にやりたいこと、をする。
「本気で何かに取り組むとき、全ては味方だ。」
子供は全力でのびのび育てたいな〜!
どんな生き物も、生命力を解き放って生きるのがあるべき姿だと思う。人も、犬も...モノもかな。
〜抜粋など
・環境教育とは、自然の中での経験を通して野外生活の技術だけではなく、自然と人、人と人などの関係性を学び、生態系の中で暮らしているという自覚を再認識し、地球全体を視野に入れた責任ある行動をとれるようにする教育のこと。
・やりたくないことはしなくて良い。やりたいことをする。
売りに出ている土地を探すのではない。あくまで自分たちが住みたいと思った場所で、売ってもらえる土地を探す。
・もらうとあげるのバランス
都会から田舎へ行くのなら、都会で学んだものと田舎のものを交換。もらうだけは長続きしない。
異国でも、異コミュニティーでも同じはず。
・子育てにこだわる
子育ての基本「感情に共感すること」「自由な規範をつくること」「適切な刺激を与えること」
大人に対して、「今、電話してるんだから、静かにしなさい!」とは言わない。それは相手を子としてみていないからだと思う。子供の事を、自分とは別の個として尊重したい。
「本気で何かに取り組むとき、全ては味方だ。」
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環境教育に携わってきた著者が
山梨の田舎に移り住み
自分で家を建て、畑を開梱し、生態系の中で暮らすというのは
どういうことなのか 自問自動しながら実践した記録である。
著者の半生から土地探し、そして地域社会とのかかわりあい方など
様々事がかかれている。
現在の 世の中の多くの問題が 都市化、機械化、資本主義化などによってもたらされていることを考えると
皆がみんなでなくても こういう地に足のついた生活は アンチテーゼとして意味がある。
いろいろ失敗もあるようだが 生き様の本である。
「ヤナの生活」
「パーマカルチャー菜園入門」
「ぼくはお金を使わずに生きることにした」
「フィレンツェ 田舎生活便り 小さな村の春・夏・秋・冬」
などと通底する。
病気とどう立ち向かうか 老いはどうするのか
子供の就職はどう考えるか。などいろいろ気になるが
よくぞ やってくれたという感がある。
こういうことは実践あるのみなのだから。
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スポーツの専門学校では、山やキャンプに関することを学び、ライフガードのチームを作って海水浴の安全警備を経験した。国際自然大学校というNPO法人で、自然の通訳であるインタープリターの仕事などをし、環境教育の仕事を学んでいった。2002年に独立してアースコンシャスを立ち上げた。2003年には長野県飯山市で「まだらお自然学校」を立ち上げたが、1年で終了し、東京に戻った。
娘を育てるのに適切な、生態系に根差した暮らしができる場所を探して、奥多摩、房総、伊豆、丹沢などに出掛ける生活を1年半続け、都留市の山腹に古い別荘が残る土地を300万円で購入した。家は重機を借りて地をならし、廃材を利用して仲間に手伝ってもらいながら自ら建てた。
耕作放棄地を借りて米や野菜、合鴨を育て、薪ストーブ、太陽光発電機を利用した生活を実現している。場所は、都留市駅の西に位置する平栗。
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◎メモ
・人間やっぱり自然や土から離れると、不幸になる気がする。都市部はお金を稼ぐために効率的に設計されているから、どんどん自然から遠のいていく。豊かに暮らすには、自然と近い距離感で生きている実感を感じることが大事だと思う。
・家づくりは死ぬほど難しそうに感じるけど、加藤さんは調べたり周りを巻き込みながら完成させた。知識やスキルが足りなくても、やり続ける体力と周りを巻き込む思いが一番大事だと思った。熱中しているところに人は集まっていく。
・食べ物と家を自給できれば、なんとかなる安心感がある。
・やりたいことを本気でする。そしたら周りに熱量が伝わり、それが伝染していく。そして、そこからコミュニティが形成されたり仕事ができていく。計算して考えることも大事だけど、やりたいと言った熱意で突っ走ることも大事。知りすぎない方が行動できるし。
・もし田舎に住むなら、そのコミュニティに溶け込んでいくコミュニケーション力が大事となる。食わず嫌いせずに、その土地を好きになり慣れていく。そうしたら、さらに可能性が広まる。田舎は都会よりも人間を見られる。学力よりも、人として信用できるに値するのかの方がよっぽど大事。
◎参考になるページ
4.16.17.18.20.22.23.24.33.36.39.42.44.45.50.61.64.74.79.81.85.86.87.