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日本のデフレの真実=「金持ち(資産家や政治家)にとってデフレは有利なので、金持ち同志で口裏を合わせてデフレ政策をとりつづけている」という筆者の理論を、様々な角度から説明している。一理あるとは思うが、デフレが続いている理由は、他にも色々あると思う。ちょっと視野が狭すぎる=筆者の持論が先行しすぎている本だと感じた。今度は、他の視点でデフレについて書かれた本を読んでみたい。
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デフレにより金持ちがより儲かる社会となっていることを指摘。日銀の政策の失敗、さらに野田総理の政策により消費税、TPPが導入されることで格差が広がると主張している。消費税よりも貯蓄税や法人税の値上げの方が庶民には優しい政策だった。2014年から震災恐慌がおこることを予測、その対処法としては現金を貯蓄しておき株が暴落した時に優良株を買うこと。
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サッチャーが登場する前のイギリスは庶民にとっては天国のような国だった。ところがサッチャー以降、それまでの政策とは間逆になった。フォークランド紛争で庶民にショックを与えて思考を停止させた。
小沢はミニ角栄といわれるほど田中の政策を引き継いでいる。
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金持ちだけが肥え太り、我々庶民は痩せ細っていく。生かさず殺さずのメカニズムを金持ちの立場にある著者が蛮勇を奮って暴露する。実名を挙げ過激に主張している。内容たるや名誉棄損一歩手前の勢い。分かりやすすぎて読めば読むほど虫唾が走る。思わず破り捨てたくなる衝動に駆られるのは自分だけでなかろう。本当に頭にくる。著者はその怒りを来るべき総選挙にぶつけろと訴えてはいるが、金持ち優遇の流れが変わることはないことも著者は知っている。終章では、貧乏人の我々が少しなりとも生きながらえることができるよう処世術を書いてくれている。但し、焼け石に水といったところか。長いものに巻かれる声なき日本人。一人でも多くの方に本書を手にとり目を醒ましてもらいたい。
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「庶民は一切読むべからず!」
この論調でやや過激な書き出しからスタートする本書。
中身は現在の日本を憂う真面目な経済書だ。
震災復興・消費税増税・TPP・デフレと内容は実に多岐に亘る。
物事を片面から見るリスクがあるのは承知しているが、
現在の日本の行く末が心配になると同時に、
日本の政治に疑念も抱かざるを得ない。
消費税増税の後に恐慌が来ると予測し、
その恐慌に備えて、貯蓄を増やしておくべきと書かれる。
自分の生活を守るために、今何をすべきか?
政治任せ、会社任せ、他人任せにせず、自分で考えて行動する契機となる本。
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消費税増税、TPP参加など、富裕層優遇政策が、矢継ぎ早に実施されていることが判る。面白い視点・切り口でデフレ影響を解説してる。
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TVでよく見かける著名な経済アナリストの本です。著者曰く、庶民は「出入り禁止」とのことですが、実は、本当は庶民のために書かれている本です。お金持ちは選挙が一番怖いとのこと。庶民が数で勝てるのは選挙だけ。それでも、庶民は自分たちを苦しめる政治家を選んでしまいがちなんだそうです。選挙前に読みたい1冊。
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森本卓郎氏による、金持ち視点からの経済論。気楽に読める簡単な内容で、金持ちにとってデフレは有利であるとか、未曾有の惨事はチャンスであるとか、お金にお金を稼がせるなど、簡潔に述べられている。おおむね納得できる内容。
「日本国債の92%は、日本国内で消化されている」p54
「日銀はデフレをターゲットにして金融政策を実行しているとしか考えられない(原田泰)。日本のデフレは日銀が金融緩和すれば、すぐに解消できる(高橋洋一)」p56
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10年前のデフレの頃の情報で、現在のインフレなのかスタグフレーションなのか微妙な感じの状況には当て嵌まらない!…事も無く全然当て嵌まるのが不思議。
勿論日々法人税等の法改正や金融対策で刻々と変化はしてるんだろうけど、相続税の事も未だにもっと取りたいけどどうしよっかぁ…の状況だろうし急所なのに変わって無い所も沢山あるんだね、と。
庶民が這い上がるには死ぬ気で貯めて投資!