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きれいに伏線回収していくなぁ、と。歩夢と緑葉の依存や甘やかしも、そういう設定なのだと思えばすんなり受け入れられなくもないのにひっくり返してきたのにはびっくりした。伏線だったのね…。最終巻ではどこまで結論が描かれるのかしら。楽しみです。
一方で吐季はそれほどまでに緑葉のことが好きなのか?緑葉はそこまで吐季のことが好きなのか?がいまいち。未来を捨ててまで、お互いのことを思っているようには読み取れず。勘当されて、一人で生きてゆくということを、真剣には考えていないように思えてもやもや。私が恋愛小説あまり読んでいないせいかな。それとも、そこだけ異様に現実見すぎなのか。
知らぬところであっさり人が死にすぎである…。そこにも物語があり、感情が渦巻いているのだと思うと切ない。
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どんな未来が待っていても、想わずにはいられない
全てを持っていながらもそれを捨てられるのは
ただただ、相手の幸せを思うが故で
冷たい雨の降りしきるその道に
願わくは小さな一つの傘を……
綾崎さんは文体からか、泥々してもなんか綺麗だよなと思った
綺麗というか、サッパリしている?
文語体だから仕方ないけど、女性の話し方が現実離れしてて少し違和感ある
どんな風にラストを迎えるのか…
緑葉の言う、たった一つの冴えたやり方、というのは何なのか
この文句と同名タイトルのSF小説は悲しいラストだったのでとても気がかり…
歩夢が欲しい←
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切ない・・・!
けど、吐季と緑葉がいい感じになっててすごく楽しかった^^
次回で完結ですが、出来ればずっと続いて欲しいです・・・
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1巻からの伏線が明らかにされていった巻。
いろんな伏線が明らかにされていって、登場人物たちを取り囲む環境や関係性もまたさらに大きく変化していきます。
毎回だけど、次の巻へのひきが強くて、続きを読みたくさせる作品でした。いよいよ次巻で最後。
再び麗羅がどう関わってくるのか、緑葉の策ってなんなのか、続きが楽しみです。
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「現代版ロミオとジュリエット」。
個人的に今まではイマイチぴんときていなかったキャッチフレーズですが、
第3巻にあたるこの「断罪」で、ようやくしっくりくるようになりました。
舞台説明とキャラ紹介が主だった「残酷」、
麗羅の復讐と別れが主だった「告別」を経て、
この「断罪」では舞原と千桜の家のこと、そこにおける吐季と緑葉の立ち位置、変わらず真っ直ぐな緑葉の想い、変わってきた吐季の想い、緑葉と歩夢の関係などがクローズアップされてきます。
緑葉が決めた覚悟とは何なのか。
4巻「ノーブルチルドレンの愛情」も楽しみです。
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切ないなぁ…うん、切ない。
お互いがお互いを想って…みたいな。
思わず途中で読むのを止めてしまった。
最終巻早く読みたい!
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読了。3.5
間が空いてしまったせいもありキャラクターたちの設定とかがあやふや。
また他のシリーズも含めて全部読もうかね。
だけどまぁ読み進めるうちに思い出すもとで吐季の冷静な気だるげさも
緑葉の強烈な思想もスラスラ頭に入ってくる。
歩夢も他のシリーズの子達も魅力的だしね。
この人の書き方というか何かがすごく好きなんだと読む度に思う。
次巻で最後なので期待して待ちたい。
厳しいかもしれないけど吐季と緑葉が幸せになってくれると良いな。
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緑葉が少しまともになったような気がしないでもない今回。伏線回収が見事の一言に尽きる。書かれていた通り"高校生の恋愛"がどこまで物事を覆せるのか。現代のロミオとジュリエットのラストに期待する。
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告別、と残酷を読み返してみると緑葉の生い立ちの秘密の
かけらが散らばってた。「お兄ちゃん。」って言ってたり「誕生日は本当は一日前・・・」って思ってたり。
とうとう長谷見の悪いとこが露見してきけど。
麗羅のこともあり穏やかじゃない
そして内容とは関係ないけど表紙好み。
というか開いたとこで感動というかうれしさが。
ところどころにこれから、につながる鍵が潜んでるんだなって
改めて思った。
このシリーズ、大まかな流れとともに
ちょっとした事件の謎解きエピソードもまざってて
バランス良くていい感じ
歩夢、どうなるんだろう。
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以下続刊。
今までの伏線が回収されていく巻でもあり、「現代のロミオとジュリエット」色が濃くなってきた巻。
吐季の気持ちにも明確に変化が見えてくるとともに、誰にとっても残酷な状況になってしまった今、最終巻が気になるところ。
それにしても、このシリーズ、登場人物たちの抱えるものは、17歳やそこらの若者が抱えるにはあまりにも重く悲しすぎる。
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イラストレータさんが好きで買い続けてきたけど、作家さんとしては好きかどうか自分でもわからないところがあった。
人の温度の感じないキレイな描写に違和感が拭えない。
シリーズ3冊目にしてようやく好きかもと思い始めた。
ん?慣れの問題か…?まだ微妙。でも続きも読むw
結末を、どこにもっていくのかは興味ある。
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物語が終息に向かっている重要な巻。
個人的には吐季の内情の変化に驚き。
薄々気づいていた展開と、え?!と驚いた事情と。
次巻で最終回とは名残惜しい。
早く続きが読みたい。
個人的なことですが、相変わらずこの作者の文章が好きでたまらない。
作品もだし、あとがきやブログ、Twitterの文章もが好き。
表現というのか言い回しなのか、とにかく惹かれるモノがある。
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緑葉に対する吐季の心情が変化し、2人なりの幸せを得られるのかと思いきや。
やっぱり周りがそうはさせないんだなぁ。
次でなんとか幸せになってほしい。
綾崎さんの書く物語は何がとはうまく言えないんだけど、好き。
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どんどん好きになってく、このシリーズ。続きが気になる!早く読みたい!
吐季の気持ちが少しずつ変化してきてると同時に、はじめから予測されてきた問題が大きくなっていく。時折でてくる切ない表現がたまらない。
謎もフセンも多くおもしろい。引き込まれるし、サクサク読めるので、時間があるときに一気に読みたくなる作品です。
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ノーブルであることにたいする美しさは、欠片もない話。
泥々イライラ汚い話に、子供が首を突っ込み、覚悟も持てないくせに右往左往している。
風が吹けば桶屋はもうかり、長谷見と付き合うつもりもなかったのに逆恨みされたため、殺人が起こったのを自分のせいだと思う主人公はヒロイスティックすぎではないか。
たらればは起こらないし、幸せだったと彼女がいう日々も、歪んだ幸せの上に成り立っていた。
感情移入ができないなあー
もっと覚悟が欲しい。