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一話目から湧いた涙を必死に我慢した(喫茶店だから(´・_・`))。
家なら躊躇いなく涙を流してた。
たまに、この我慢は必要かなぁ、とは思う。
ベースはバスケ漫画なんだけど、
それ以上に人間の心の葛藤を沢山表現している漫画で、読んでいて胸が熱くなる。
このBest本は、それがよくわかる本。
あとがきに、
「本書に発生する印税は被災地支援のための寄付金に宛られます」
と書かれていて、少し心が救われた。
あひるの空を今まで読んだことの無い人に進めたい。
ちなみに、我が家には勿論全巻揃っています(^ ^)
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購入前→うわぁ、再録集かよ、ハズレだよなぁ(でも買うんかい!)
読了前→や、やっぱ、ハズレ??
読了後→後悔は無い。お気楽に生きていて、ごめんなさい!(一話読了後の感想)
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◎。こういうのもありだと思った。漫画のベスト盤みたいなの。ここに載ってる話が好きな人は本編も好きになると思う。
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アーティストで言うベストアルバムみたいなものとのこと。
連載中のマンガなのにこのように出るのは珍しいよね。
まぁ全巻持っているから買う必要もないんだけど、あえて買ったのは震災のためと言う作者の考えに惹かれたから。
震災後すぐに本編とは別に地震のことを取り上げた漫画だし、この単行本には描き下ろしも含まれております。
尊敬しますな、この活動には。
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ほとんどが過去掲載された話ですが、一番最初に載っている新作の話は、忘れてはいけないことを描いています。
いろんな人がいる分、いろんな視点があり、自分が気づかなかった視点を教えてくれました。
有難かったです。
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人はみんな誰しも自分は特別な存在だと思いたい。自分がその他大勢、平凡な存在だと認められない。何をやってもダメ、才能が無い上に努力も報われない。頑張れば頑張るほど空回り、虚しくなり、自己嫌悪のループ。
それが自分だと認めるのはとても勇気の要ること。
このBSを読んでから、26巻を読み直してみた。
ナベさんのことがもっと好きになった。
日向さんの描く人物はみんなあたたかくて表情豊かで人間らしい。
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とびの台詞は基本的に心に残るものが多い。
”チームに必要かどうかは自分で決める”
”大人はずるいの
子供はいつもすぐにだまされてしまう”
どちらも最初に読んだときは流していたけど、
今の年齢ならその言葉の意味がよりはっきりとわかる気がする。
そういったことを実際に体験することは大事なんだなあと。
個人的には第1話表紙の5人(もきちは雰囲気違うけど)がそろった10巻の猛攻が一番印象に残った。
あれほどモチベーションが上がった巻は滅多にない。
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『あひるの空』は初期の頃の部員集めがかっこよくて好きでした。特に千秋の丸高戦参戦シーンは鳥肌もの。頼もしい仲間が増えるたびに強くなる九頭高バスケ部にワクワクしたものです。
最近は高校運動部の現実を描くようになり、退部者が出てしまったり、あっさり負けてしまったりで暗い展開になりがち。私はそれが残念でならない側なのですが、『あひるの空』で時々差し挟まれる1話完結話には、心のもろい所に刺さります。この『BEST SELECTION+』にも、以前読んだ時から気になっていたものがいくつか収録されてました。
1話完結ではなく、読み切りだと考えても十分楽しめる話なので、シリーズ未読の人でも読んでみてほしいです。生きる力がもらえるはずです。
表紙カバーにイラストが全くなく、真っ白無地にタイトルと著者名だけ書いてあるのが気に入ってます。派手なジャケットが多い本屋の漫画棚では逆に浮いていて、思わず手に取っちゃいました。
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<感想>
入院中にたまたま病院の図書にあってはまった「あひるの空」
退院後バスケ漫画を読み漁っていたのだけど、「あひるの空」はバスケをやっていた自分にはすごく響いてくるものがある。
それの再録がほとんどの「あひるの空 Best Selection+」だが、買ってよかった。
買ってから知ったのだけど、この本の印税は被災地支援の寄付金となるそうです。
そのこと以上にこの本のためだけの書き下ろしの話。
これだけのためでも私にとっては買ってよかったと思わせるものでした。
心に響きました。
震災にあったバスケ部員の話なんだけど、「沢山の大人が革靴でコートに上がってきて・・・」とか「バッシュでグチョグチョのグラウンドにでたときのあの罪悪感」とかめちゃくちゃ伝わってきました。
非常事態、それだけ大変なことだった、悔しい、怖い、そんな気持ちがその部分だけで感じ取れました。
バスケをずっとやってきた人には伝わるんではないでしょうか。
強烈だったなぁ。
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出た当初に購入。
てっきり描き下ろしなのかと思っていたが、収録されているのはほぼ本編から集められたお話。最初は正直がっかりしてしまいました。だって全巻持ってるからどのお話も読んだことある…。
でも、唯一の描き下ろし短編が震災に関するお話で、私はその震災の影響をほどんど受けてないけど、でもやりたい事をやれなくなって、諦めて。…でも、やっぱり諦めきれなくて…そういう葛藤をしていた人たちがいるんだというのを知って、ちゃらんぽらんに生きている自分がちょっと申し訳なくなりました。
まるまる一冊、あひるの空という漫画の良さが凝縮されていると思います。描き下ろしも、本編も。こういう人の葛藤があひるの良さだと私は思っています。