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実話のような、都市伝説のような怖い話。
こんな姉妹に会ったらビビっちゃうよ~。それにしても、志麻子ちゃんが、なんか呼び寄せてるとしか思えないわ・・・
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半ば志麻子さんの自伝的小説という感じがします。なので実話なのか小説なのかの区切りが曖昧で、その分じわじわとした恐怖感が倍増します。じめじめじっとりとしたいや~な雰囲気が全体的に漂う一作。もちろん、それは志麻子さんファンにはたまらない雰囲気です。
生きている人間と死んだ人間、いったいどちらがより恐ろしいのか。これって永遠に答えの出ない問題のような気がします……正直、どちらも恐ろしいです。
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岩井の作品を読むのははじめて。テレビでしゃべっているのもあまり見たことがない。で、この作品の感想だが、今まで読んだことのないものを読んだ感じはした。岩井は、男に、異郷に、酒に、物語に、そして自分の妄想に、いつでもどこでも酔うことができる人であり、またそんな自分を身もふたもない文体で冷静に表現できる人である。それがおもしろいかどうかは人によるが。
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正直岩井志麻子の作品は同じパターンばかりで
飽き飽きしていたが、
この作品は濃かった
引き出し多いなー
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うーむむむむー。
一つ一つの要素はとても面白いのに、全部ごった煮にし過ぎて、結局これという核がない感じ……
書きたいものを詰め込み過ぎ? 散漫に過ぎる気がいたしました。
どのエピソードも、煽っておいて「えっこれだけ?」て思ってしまった。
姉妹の話はもっと突っ込んで欲しかったな~。
読者に想像の余地を与えたのかもしれませんが、創作物の小説としてはずい分と消化不良。
ですが、時々はっとさせられる文章があったり。
異国の雰囲気は堪能できる内容ではありました。
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岩井志麻子さんの現実なのか創作なのか?どちらともとれるし、どちらかは本当には知りたくない。
不思議で少し怖い。バランスがとても良かった。
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現実と妄想が、波の満ち引きのように寄せたり返したりしながら描かれている。
深い内容もなく、特に面白い結末が用意されているわけでもない。
まるで薬をやりながらみた景色や白昼夢を見せられているよう。
面白いかと聞かれれば、それほどでもと答えるが、つまらないかと聞かれれば、それほどでもと答えるだろう。
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フィクションともノンフィクションとも思える不思議な感覚。酔っ払いの曖昧な記憶で進んでいき、その世界に引きずりこまれていく。タイは行ったことがあるがもう行きたくなくなるような薄ら寒さを感じた。
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うーん。。この本の中で描かれる岩井志麻子さんの妄想力&引き寄せが、実生活でもそうなら、頭の中がずっと忙しくて大変だなと思った。本の中での設定…?だよね?
最初からずっと、妄想が突拍子もなく感じられて付いていけなかった。ラストの終わり方はよかったけど。
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最近ちょいちょい読んでいる志麻子さん。この不思議なタイトルに導かれた結果、懐かしいあの頃の気持ちを思い出させてくれた。
そう、これは志麻子さんの日常と執筆活動と取材旅の様子を絡めた幻想ホラー作品になっている。しかしスクンビット、ラチャダー、ロップリー、シンハービールなんてワードを見るとソワソワする自分。そして物語にもあの頃のように沈没した。現実と想像が混然一体となって押し寄せてくる。当時のギラギラした夜のバンコク。饐えた臭い漂うカオサン。
作中のアルカンシェルとはフランス語で虹。知る人ぞ知る店名。ワクワク。