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主題はシンプルだが, それでもストレートに伝わってくる主人公・ゼンの思いにいちいち納得させられ, 飽きない物語だった. この話はシリーズ 2 作目のようなので, 1 作目も早く読みたい
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森博嗣の描く侍の物語第2弾。
剣術しか知らない若者ゼンが見る世界は
理不尽なことに満ち溢れている。
その彼が放つ疑問や言葉は常識に取られている
自分の心を激しく揺さぶる。
森博嗣のドライな文章はやはり心地良い。
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ビジュアル的にはなんとなくジブリなイメージ。前回は色々エピソードが詰まってて読み応えがあって、今回は1つをじっくり書かれててそれはそれでまた面白かった。
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私は剣道をやったことがないので、戦闘シーンや戦闘の場面を主人公が思っている場面などを、共感したり想像したりすることができにくかった。お姫様が潔さや、武道の先生の言動は、様々なことを考える時の手がかりになるだろうと思った。曖昧な感想になってしまった。
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相変わらず派手な盛り上がりは少なく、淡白な物語運びが終始続く。
ダ・ヴィンチのインタビューで「時代劇らしい描写はあえて抑えた」というようなことを言っていたが、その言葉通り時代背景の描写は全くといっていいほどない。
それは生まれてこのかた山の中しか知らずに生きてきたゼンの視点と重なり、森博嗣自身の描きたい生々しい命のやり取りとそれに伴う思考にのみ読者の目を向けさせるうまいやり方のように思える。
全三作の予定が全五作に変わったという話も聞いたのでこれからの展開に期待したい。
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前作より主人公がいろいろな人と関わり、
色々考えて、気持ちが動いているので読んでいて楽しい。
ハヤもノギも、聡明で可愛げがあって素敵。
ラストのクローチさんの、
カシュウについての話がとても好き。
続きがあるみたいなので、楽しみ。
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スカイ・クロラのシリーズの装丁も素敵だったけれど、今回も素敵!主人公のゼンがいろんな事を学んでいく過程が淡々としててイイ(^^)この人は悪の道には行かないな(^_^;まぁ行っても気付かないか!?(--;)旅はまだまだ続きそうなので楽しみ♪
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街に降りたゼンが、人と関わって新たな価値観を獲得してゆく。
思索に富んだ文章も良いし、エンタテイメントとしても見せ場がある。
ヒット作をなぞったような演出過剰で薄っぺらな小説に飽き飽きしている人には、どっしりくる。
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ブラッド・スクーパー読み終わりました。 なかなか考え方が難しいです。 「生き物を作るのは、生きていないもの」という言葉は納得するけれど、その境がわからんようになってきます。けど考えることはできる本です。ぜひご一読を
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登場人物のキャラクターがいちいち良い。
大真面目なのにときどき笑えます。
静かな文章。
激しいのに静けさがただよう。
良いと思う。
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☆☆$$とても面白かった。$$前作より落ち着いた感があるが、著者のらしさとテーマが$$非常に良い。次作に期待。
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ゼンくんがモテまくりなのに、女心に鈍くて全然気づかないところが可愛いらしいと思いました。
装丁が竹の写真なのですが、読んでいると、自分が竹林にいて、風で竹の葉が擦れる音しか聞こえないような、そんな静寂をイメージしました。
武士道とか、剣の道って憧れるなぁ。
第一作を読んでないので、読んでみようと思いました。
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剣を交えることで死と隣り合わせにある成長を得る。武士道とは壮絶だとつくづく思う。ゼンシリーズ第2作としてはまずゼンの成長に焦点を合わせたようで、出生の秘密などはこれから楽しみなところだ。
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今回の引用書は『茶の本』ということで、禅的思想のごとく武士道を通して森博嗣が語ろうとしているものがある。
森博嗣の瞑想的問いかけがなされており、思想的傾向は濃厚。『スカイ・クロラ』以降は芸術性に焦点を当てるようになった。むしろ、森博嗣が本格的に書きたいものはどちらかといえばこちらではなかったのだろうか。エンターテインメントの才覚には確かに恵まれているが、それは芸術性による支えあればこそ。
独自のセンスは森博嗣の愛聴しているプログレッシヴ・ロックを思わせるところがある。
後期に突入した森博嗣作品、その真価を発揮しつつある。
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森先生はほんとうにこの手の主人公すきだなあとおもわせるはなし。美観に徹底した永遠の少年。順番まちがってこっちから読んでしまった…