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なぜか、まったく内容を覚えていなかった。面白くなかったのかな。「リング」を読んだ誰かが亜流のストーリーを考えてみたよ!みたいな。そんな印象…。
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リングの世界。鈴木光司さんが書く物語は相変わらずグイグイと世界に引き込まれ、あっというまに読み終えてしまう。
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お馴染「リング」シリーズ鈴木光司の最新刊!!
リングシリーズ大好きなんだよね(笑)
映画のイメージが強いので、「リング」大好きとか言ったらむしろ悪趣味!!って思われそうけど。。。
このシリーズって映画とは全く別物だから。
テレビから貞子出てこないしwww
ホラーという体裁をした人間の性(サガ)とか悲しみとか心の弱さ、逆に大切な人を守る強さとか、そういう話。
悲しみとか憎しみとか弱さとかそういうものが「念写」とか「呪い」とか「死」とか「ウイルス」とか目に見えるものに表現されているところが怖さで、
決して「ありえない怪談話」ではないのです。
ネタバレしちゃうからあんま書けないけど、「種の多様性は善である」とあるとおり、貞子がやっとこの作品で救われたのでは。
救われては欲しいんだけど……ファンとしては続編あってほしい!!!
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90年代のリングシリーズの続編。
リングシリーズを読んだのは今年だと思うが、すでに内容を忘れてしまい、特に後半、とても簡単に復習が行われるが、読んでも何となくしか内容についていけなくなってイマイチだった。ただ前半は、いかにもホラーという感じでとても楽しめた。(13/12/15)
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映像制作会社に勤める安藤は、ネット上で公開されたという動画を手渡される。
その動画は、一人の男の首吊り自殺を映したものだった。
動画の解析を始めた安藤だったが、不思議なことに気がつく。動画の内容が少しずつ変化しているのだ。
そんな中、安藤の恋人、茜は偶然その動画を見てしまい、過去の記憶を揺さぶられ激しく動揺する。
著者の代表作「リング」シリーズの続編、という位置付けだが後日談といった感じの作品。
貞子の呪いの動画とは違った「自殺する映像」を題材に、緩やかな恐怖心を少しずつ増幅させていくのですが……ドンとその恐怖心が膨らむことなく、すっと物語が収束していきます。
これまでのメインである「リング」「らせん」「ループ」を読んでいる人には楽しめる作品だとは思うのですが、コレヂャナイ感は拭えません。
帯の「"リング"シリーズ、新たな恐怖」という煽り文句を付ける作品ではないんじゃないの? というのが正直な思いです。
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リングシリーズの続編と知らずに手に取ったら、ループ世界の話しでビックリした!でも読み進めていくうちに、あれ?馨ってループ世界では老いて死んだんじゃなかったっけ?あれ?ループの高山さんって?いやいや…あれあれ?と記憶が曖昧な所がチラホラあって混乱もやもや(-。-;
…リングからバースデイまで再読決定。
リングシリーズは映画のせいでホラー扱いされてるのが嫌だ。全然ホラーじゃないのに
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映画の『貞子3D』の原作ということで。
読んでから映画を見なくてよかった。もっと映画に幻滅するところでした(w
『リング』『らせん』『ループ』に続く、正当な続編。
映画での主演だった茜はどちらかというと助演に回るところが大きく違います。
しかし、貞子は最後幸せになれてよかったなぁ、としみじみ感じました。
『ループ』までの作品を、鈴木光司の【父性】を表現しているというのは、割りとスタンダードな読み方かと思いますが、
今回の『エス』おいて、貞子の【母性】という補助線を引き直しています。貞子の母性という視点から『リング』シリーズを捉え直すという、新しい仕掛けを読者にプレゼントしてくれた気もします。
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今年の100冊目。リングシリーズと言うと、気持ち悪い!と言う人がいますが、映画と本は別物。ホラー嫌いな人にも原作は読んでもらいたいかな〜ちらほらと記憶が飛んでるのでシリーズ再読決定(笑)そういう意味じゃ上手。まだ、再発見があるのが凄い。
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リング、らせん、くらいまでは面白かったけど。。貞子はもううんざり。それに、こんだけこねくり回したら恐怖感も、ぞぞっと感も薄まっちゃいますわ。
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またリング・シリーズかと、あまり期待を抱かずに手に取る。なるほど、また原点回帰のような、呪いの動画めいた物語かと思うとそうでもない。見せておいて、怖がらせながら、決定打にはなりきれないアイディアである。
宮崎勤事件を思わせる戦後最大の連続少女誘拐殺害事件という(内容は宮崎事件とは全然異なる)社会騒動にまでなったできごとをアイディアのネタとして絡ませてもいる。作者は意欲的に本作に取り組んだのだと思う。
リング・シリーズ全体を振り返るシーンも挿まれている。全体の時系列や登場人物が整理されたり、ああ、そういればそういうこともあったなと記憶を甦させてくれるので有難い。
『リング』からもう四半世紀になるのか。作中で『リング』という本がノンフィクションとして出版されたことになっている。映画化は現実と違って作中では中止させられたらしい。映画化によってリングは別の次元に拡がってしまった印象は拭えないから、小説世界ではそれらが否定されても致し方ないのかもしれない。
それにしてもフィルターのかかったようなこの小説はなんなのだろう。少しも気持ちが小説に入ってゆかない。かつて熱中して読み、怖さに震えたシリーズでありながら、四半世紀という時がもたらしたものなのか、この新しいシリーズ作品の存在が上記に挙げるだけ読みどころはあるかに見えるにも関わらず、少しも文章に集中できない。
常に網膜に曇がかかったような状態でしかこの本を読み進めることができなかったのだ。文章は巧い。論理的である。興味をくすぐる章も少なくない。アイディアにも感服する。ムードも悪くない。しかし、それでも、流れは読者としてのぼくの傍らを自動的に通り過ぎてしまう。目的の電車に乗りそびれた乗客のように、ホームから去りゆく電車の最後部をぼうっと眺めている印象なのだ。
所詮、おどろおどろしい物語の、何でもありという小説手法に、僕はきっとついて行けなかったのだと思う。思念がビデオに乗り移ったり、幽霊が子孫を残したり、孕ませたり、といった強引な力技が引っかかってたまらなかったのだと思う。きっと、この分だと、ぼくにはもうホラーは無理である。
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リングシリーズ新章第一弾といったところ。「ループ」からの流れのSFテイストは引き継いでいるのが嬉しいが、時おり妙な稚拙さが滲む文章力や強引すぎるプロット運びなど、作家として劣化しているのが気になる。成金の堕落が顕著だった先生なので、当然次作があるとして、しっかり恢復してほしい。
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読了日2012/09
なんか、ホラーが無性に読みたくなって。
今、映画公開中(?もう終わったかも)のリング3Dの原作。
感想は、全然怖くなかった。やっぱりこういうのは画像が怖いのかな。
原作の方は、科学的、現実的に解明されていて、ホラー感は薄い。
けど、超常現象ですべて片付けられるよりは全然良かったけど。(そしたら、ホラーを読む意味はないか・・)
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安藤孝則はある映像の真偽の解析を依頼された。その映像とは、中年男の首吊り自殺実況中継という生々しく、ショッキングな映像だった。分析するため、何度も動画を再生していると、ふとある違和感を抱く。この映像は、どこか変化していないだろうか?リング、らせん、ループに続くリング三部作の後に出た「リング」シリーズの四作目。らせんにでてきた、安藤満男の長男、安藤孝則とその恋人茜が主人公。この二人を取り巻く日常に起こる気味の悪い出来事を見ていく。ループほど設定がぶっ飛んでいないので、読みやすい。