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今週ようやく読めた本は、絵本だった。
短い時間でも、少ないページ数でも、ちゃんと、ふくらんでひろがる世界。
自分の時間にはまる、本の選び方を、これから考えていかなくては。
しかしまあ、谷川俊太郎さんの言葉はやっぱりどうしようもなく好きだし、
清川あさみさんの絵(?)はやっぱりすごくきれい。
愛すべき、モチーフ。
ハードカバーの小説買うのはためらうのに、絵本には感じない不思議。
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谷川俊太郎の詩の絵本。
かみさなはいるのか いないのか
しんじるひとと しんじていないひとと
かみさまは いま なにをしているのか
かみさまに せかいをまかされて
にんげんたちは こまっている
清川あさみの糸や布を使ってのアート絵本でもあります。
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大人か、小学生以上向けかな。5歳の子にはかみさまはいる。遠くて近いところに。という認識のみで、宗教と結びつかないから、絵本の内容のような?が全くない。大人がこの絵本から受け取るものとは全くちがっている。
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谷川俊太郎さんの詩に、清川あさみさんの刺繍がきらめく素敵な絵本。
神さまについての哲学的な絵本でもあるけど、対象年齢が赤ちゃんからというのがおもしろいところ。
黒い背景がまた想像力を刺激してくれる。
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谷川さん、やっぱり詩人だなぁ。
″せかいをこんなにゆたかにおりあげて もうすることがないのだろうか″という言葉と、黒に一面咲いた花が鮮やかでちょっと切なくなる。
そして、最後の″にんげんたちはこまってる″で、すっと心の中に落ちてくる。
かみさまってなんだろうね。にんげんはどうすればいいんだろうね。
絵の中に詩が浮かぶ雰囲気ある絵本でした。
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かみさまって、いるの?
いないの?
どっちかな…
(あの人なら知っているかも!)
と、ページを開いてみたものの。
>かみさまがいる
(らしい)
>かみさまはみている
(らしい)
特殊な色眼鏡を使わずには太陽を見る事が出来ない様に、
人はかごかっこを使わずにして神を語る事は出来ない様だ。
(…ちょっと違う?)
しかし、詩人は問いかける。
かみさまはなんにんいるのか?
かみさまがにんげんをつくったのか?
それとも
逆なのか?
いつからいたのか?
今、どこにいるのか?
かみさまは、もう何もしていないのか?
延々とページを捲っても
そこにあるのは
堂々巡りの
「それは 誰にも わからない」
しかし、頭のなかでぐわぁん、ぐわぁんと反響するこの声は?
もしかしたら人は(そして詩人は)
とっくに気付いていたのかも?
やっほーと、問いかければ
やっほーと、返って来るあの木霊の正体に。
『せかいを こんなにゆたかに おりあげて もう することが ないのだろうか』
いやいや、
まだまだ すること あるくせに。
それは、かみさまにむけて、と言うよりも詩人にむけての返し、ですから♪
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谷川俊太郎と清川あさみのコラボ。
とっても綺麗。刺繍でここまで表現できるのか。
かみさまにせかいをまかされて、にんげんたちはこまっている。
平仮名がすてき。
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谷川俊太郎さんは偉大だが『あかちゃんから絵本』というには難解だ。無宗教の日本ならではの内容だと感じた。清川あさみさんの絵(刺繍?)は繊細で美しく、文章とともに絵本を紡ぐ。大人が読んだ方がよい絵本。むぅ、むずかしい。
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同じ神様を信じる同士だけの利益や安らぎをもとめて、他の神様を信じる人々を攻撃したり地球を破壊することは、どの神様をゆるしたはいないはずなのに・・・
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先日TVで放送していた『オデッサの階段』をみて、清川さんが挿絵を担当された絵本が、しかも谷川俊太郎さんのことばに挿絵を添えた作品が出ていることを知り購入。一読して、「これはつらくなった夜に読もう!」とおもうくらい、胸の熱くなる作品だった。シンプルでわかりやすいことばなのに、それをつなげて綴った文章はどこまでも続く穴のよう。そして黒を背景に紡がれている刺繍がとてもうつくしい。まさに清川さんオリジナルの景色のような気がするのに、おもわず触れて自分のものにしてしまいたくなるのはなぜだろう。胸がきゅう、と言った。
http://beautifulone.jugem.jp/?eid=663
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哲学的!
その意味では大人向け。
どちらが始めか、という言葉もなるほどなと思った。
刺繍が綺麗。
繋がった状態での絵を見たい。
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かみさまについて考えてみる絵本。
名前のあるなんとかさんという神様ではなく、かみさまという存在、信仰についてかな。
むずかしいものじゃないけど、素直に考えてみる本。
宗教に関して寛容とおざなりの紙一重な日本でこういうテーマを描けるのか?
と思ったんだけど、内容を見たら、こういう適当な文化の中でこそゆるく考えたいことだなと思った。
黒い紙?に糸やビーズや羽やいろいろのものを使った絵巻のような挿絵がきれい。
内容とあってるんだかあってないんだかわからないけど、合ってる。
最初から最後までつながった一枚の絵。
だから流して全部ながめたい。
「ヘンダワネのタネ」の絵はこんな感じなのかな。
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問題を投げかけて考える糸口になる感じがいい。
コラージュは文とあうように、考える隙間があるイメージ。
答えを特定しない内容。いいなあ。
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☆3・78
昔、自分も「かみさまって本当にいるの?それともいないの?」と考えたことがあった。その時考えた事などを読みながら思い出したりしました。大人にも子供にもわかりやすい内容。
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5ヶ月
内容はわからないだろうけど、黒地に刺繍があるせいか、よく見て、たまに笑っていた。
30.6.22