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世界を滅ぼす魔神が目覚めようとする時
それに対抗する力を持った『六花の勇者』が選ばれる
選ばれるのは、その体に六花の紋章が浮かんだ6人。
彼らは団結して、魔神が完全に目覚めないうちに封印をする。
何度も繰り返されてきた歴史。
今また巡る時を経て、魔神が目覚めようとしている。
その体に印の浮かんだ者は、一路魔神の眠る地へ。
世界の各地から集まった勇者たちはしかし、互いを見合って驚愕する。
世界で6人しか選ばれない勇者
けれど今ここに、いるはずのない、7人目がいる——
誰が偽物なのか疑心暗鬼に捕われる勇者たちの戦いが
始まったのだった
***
2巻目!文句なしに面白かった!
前巻は、誰が7人目なのかわからない、という展開で進んでいったけれど
今作は冒頭で誰が7人目なのか明らかになった状態で
経緯をたどるよう物語が進んでいく
一見、魔王討伐型ファンタジーかと思いきやその実は
嘘と真実を暴くミステリ
もともとファンタジーとミステリは同じ方面のジャンルだけども
見事にいい所をとっている作品だと思う
推理も無理はなくて…いやあるかも知れないけど
適度にヒントを出しながら考える余地もくれたりするので
主人公たちと一緒になってウンウンできる楽しみもちゃんとある
というか魔哭領に入ってまだ1日しか経ってないとか密度濃すぎる
以下ネタバレ
↓↓↓
ハンスがーーー!!!生きててーーー!!!良かったーーー!!!!!!
出だしでいきなり殺されてしまった時はポカーンてなったw
モーラが裏切りながらも最善の策を考えていたのはとても良かった…
なんか、らしいなって思う
どいつもこいつも愛しいので
いっそこのまま7人で魔神封印しちゃって欲しい
ドズーも動き出してまたワチャワチャしてきたし…
てかカーグイック強そうで勇者本当に抵抗できるのか心配w
続きは楽しみだ!
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ページを繰る手が止まらず一気読み。1巻を非常にきれいに終わらせていたのでどう繋げるかと思ったら、なんとそのまま続けるとは!筆者の勇気と、読ませる筆力に万歳。モーラがハンスを殺した場面から、回想する形で物語が始まる。途中で理由が明かされるので、最初の場面に戻って終わりかと思ったらそれだけではなかった!ナッシェタニアも再登場したし、なにやら物語が広がる予感。
どうでもいいのだが、ロロニアが某永遠の英雄達のそばかす娘のビジュアルで思い浮かんだ。
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今回はちょっと違った切り口で面白かった。今回はモーラにスポットをあてつつ、敵方の謎も解いてた感じ。最初の展開には驚いたけど、しっかりまとまるところにまとまったかな、という印象。
しかし、前巻のパターンでくると思っていたのでまさか違うパターンでくるとは思わなかった。でも飽きずに読めるし、バトルシーンではかなり引き込まれてしまいました。
思わず歯を食い縛りたくなる、そんな感じですね。
モーラさんすげぇよ、モーラさん。
そこまで考えてたんだね。さすが。
しかし、まだ7人目がわからないこの状態、うわー、なんて先が気になるんだ。絆もできてきたところで、密かに疑心暗鬼な状態、なんか胸アツなんですが。
というわけで、次巻も楽しみにしております!!
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タイトルの六花の勇者とは世界を救う六人の勇者のこと。
でも集まったのは七人。
七人目の裏切り者の存在を意識しながらの戦い。
1巻終盤で七人目が判明されたところで、
遅れてきた六花の勇者を名乗るロロニアの登場。
そんな1巻の幕引き、続きが読みたくて仕方がなかった。
再び七人目を警戒しながらの戦いで勇者たちが疑心暗鬼になりながら加速するストーリー展開は読んでいて迫力があるもの。
聖者の能力を見せ付けられたりバトルシーンも含めて読み応えのある一冊でした。
異能のあるファンタジーでありながらミステリー色は濃厚。
次巻も期待。
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冒頭、今回はハウダニットかと思わせて、その裏にある勇者と凶魔の騙し合いが面白かった。
前巻の時も思ったけど、このシリーズ、どうやって続けるのかが実に愉しみ。
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2巻まで読みすすめたら、登場人物たちを具体的にイメージできるようになりました。ハンス、いいなあ。
1巻ラストで気になってた部分、2巻のラストでちょっとだけ触れられていたので、どうしても続きが気になってしまいます。
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ファンタジーかつミステリー。もしくは能力者バトル的な。
よく出来てると思う。
前巻と同じような事繰り返すのかとおもったけど、いい意味で裏切られた。
凶魔側の人間臭さが増して、話の奥行きが増えて更にいい。
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1巻と同じこと繰り返すのかと思ったらそうでもなく、敵さんサイドも徐々に明らかになってて先が楽しみ。
そっちが本体だったか…てなった。血の聖者のはなんとなく読めてただけに悔しかった。おもしろかったです。
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面白いのは面白いんだけど、やっぱり消化不良だなあ。あれラストそれなの!? みたいな。期待してたのはそんな展開じゃないんだー。
いやきっとこれは上下巻なんだと自分に言い聞かせて次を待つことにします。
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やっと7人目の謎解きを終えて、魔王討伐だというところで、7人目の勇者が登場という展開にびっくり。今回の謎解きも面白かった
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前巻の最後にまた七人になり、この巻のプロローグで殺害シーンを書いてそうなる経緯を遡って書いていく形式。
凶魔側も派閥が分裂しているようで、今後が楽しみ。
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ミステリーファンタジー! 六人のはずの勇者の偽物は誰なのか? モーラの秘密とは? その二つが組み合わさってすごい物語になる。こんな内容を思いつく作者はすごい!
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ファンタジー物のラノベの皮をかぶった本気のミステリー小説。今回も面白かった。最後まで来てオチにびっくり。まだ続くようなので期待。
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モーラが最後にハンスと対峙したときに、ロロニアは何にもしなかったのでこれはもしやと思ったらその通りだったがその発想は直前まで無かったわー。
どんだけアホなプラン考えてるんだこのおばちゃん。誰だよこいつ神殿長にしたの。
しかし真っ向勝負でハンス倒したのはすげー。
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1巻のテーマが「誰が7人目?」なら、この2巻は「どうしてそうなった?」。
いきなり冒頭で衝撃の展開が繰り広げられ。
如何にしてその展開となったかが語られるこの第2巻。
この書き方はどうなのかなー。
確かに作中で冒頭のシーンが導かれるための様々な要素が語られ、そしてそれ故どうしてそうなったかが非常に気になる作りになっているんだけど。
冒頭が衝撃的過ぎて、ある種の出落ちのような、盛り上がり不足になってしまうのではないか。
・・・そんなことを思いながら読んでいたんですが。
いやーやられたわー。
予想の上をいかれたわー。
いやしっかり考えれば読める展開ではあったんだけどね。
冒頭に至るまでが気になりすぎて、そこまで頭が回らなかった。
これは構成の勝利でしょう。
ストーリーやキャラは言わずもがな。
そこに見事な構成も加わって、大変満足な1冊です。
さーて続き読もー。