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ベトナムには原付バイクが溢れんばかりなのだけれど、その中でも荷物満載の珍バイクばかりを撮った写真集。まさに「それ行け!!珍バイク」。
本屋さんで一目惚れして購入。
積んでる荷物が多彩で楽しい。植木にテーブル、豚、ひよこの群れ、アヒル、大量の金魚、大型トラックのタイヤ等など…。
山のような荷物、膨れ上がるような荷物、よくもまぁ、こんなに括り付けて走るもんだ。
ちなみに人の場合は5人乗りです(^o^)/
無謀で危険にもみえるけれど、なんだか笑うしかない。
また積まれ方も興味をそそられ、何度もじっくり見ると尚更可笑しい。
芸術的な美しい積み方あり、これってアーキテクチャー?
ベトナムではここまでするか〜!というパワーに圧倒されました。
たくましい人々の写真がボリュームたっぷりで、元気いっぱいになります。
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書店で見かけ、タイトルと表紙写真の珍妙さに思わず手に取りました。
そして、即購入決定。
これは、友達にも見せてあげねば…
エネルギッシュでたくましい、ベトナムのバイク人たち。
テレビなどで時々見かける光景ですが、ここまで集められると圧巻です。
日本では到底考えられない過積載。
これでもか!と、積めるだけ、なんだって積む。
バイクの何倍もの大きさの荷物を載せて走るだなんて、驚きを通り越します。
みんなふざけてやっているわけでも、記録に挑戦しているわけでもなく、ごく当たり前の日常なんですよね。
そこがすごい。
一覧ページにはそれぞれ何が積まれている書かれていて、見ていると「肋骨」なんてびっくりするような積荷も。
特に気に入っているのは、前にワンコ1頭、後ろに大きなワンコ3頭載せているバイク。
ベトナムでは、ワンコだってバイクに4頭乗れてしまいます。
でも、中にはショッキングな写真もあります。
上記の写真には「ペットの犬」と書かれているのですが、なぜわざわざ「ペットの」と書かれているのか…あるページで分かりました。
文化の違いと言ってしまえばそうなんですが、やはり胸がとても痛みました。
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疾走せよ! 運ぶべき多すぎるものとともに!!
時は現代、所はベトナム。
そこはエネルギッシュな場所。そして運ぶものに事欠かない場所。
路地が狭く、冷蔵・冷凍技術もさほど普及していないベトナムでは、とにかく速く届けるために、輸送の主要手段は「バイク」である。ホーチミン市では200万台以上が走っているという。
そして往々にして、そのバイクたちはこれでもかと荷物を積んでいる。
本書はそんな強烈バイクに魅せられた著者による、珍バイク賛歌である。
氷の塊を積んでいるバイク。溶ける前に目的地に着くの!?
馬鹿でかい鏡を後ろに向けて後部座席に座る人。後ろの人、驚きますから! てか、前が見えません・・・。
ペットボトルのおじさん。もはやバイクが埋もれています。
卵を何段にも積んだ人。お願い、転ばないで!
縁日の金魚すくいの袋の数十倍の大きさの水入りポリ袋をぶらぶらと下げたバイク。もちろん中身は観賞魚。
犬も乗ります。猫も乗る。
食肉用に処理されたばっかりのアヒルやブタ、なかなかシュールな眺めです。
はしごも額縁も、植木も、とにかく乗せて運ぶのだ。
よくわからないものがあっても、インデックスがあるから大丈夫。
鉄パイプだとばかり思っていたモノは「お香」、平たいカップ状のものはエビせんべいとわかりました。
パワフルでエネルギッシュなベトナムの人々。ひゃーこんなに積むのかい? てか、これを積むのかい!? 突っ込みながら眺めていると、きっと小さな悩みは吹っ飛びます。
バイク後部座席で何百時間も撮影に費やした著者の熱意も凄いです。
すてきな時間をくれたライダーさんたちに、著者と同じ言葉を捧げたい。
「これからもあなたたちが無事に目的地へ到着することを祈って」います・・・。
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ベトナムの本屋さんでおみやげ用なのかと思うぐらいよく売っていた本がついに邦訳!(まあ訳すところはないですが)
以前ベトナムに住んでいた私としてはとても懐かしく、あの頃を思い出す一冊なのです。
中の金魚を入れた袋をぶら下げたバイクのひとから金魚買ったよなあ~
とか、鏡を持って走っているバイクをみて「うわ、近づかないようにしよー」とか・・・それそれのドラマを思い出します。
ただこの邦訳版のタイトルが若干垢抜けない感じで・・・もっと違う感じにできなかったのかなあと悔やまれてなりません。
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○ベトナム・ホーチミン市を走る『珍バイク』の写真集です。積載量を完全にオーバーしたバイクの数々が良い!個人的にカバーの写真(鶏とアヒルを生きたまま運んでいるようです)が大好きです。積載量を完全無視してたくましく走るバイカーに元気をもらえる一冊です。(日高町門別T)