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良い雰囲気のタイトルと表紙で買ったガガガの単巻。
風が読めなくて飛ぶのが下手な主人公と、高所恐怖症のヒロイン。
二人組の、空飛ぶ武装郵便屋の話。
基本的にクールで強いけど少女には頭の上がらない少年と、高慢で毒舌だけど少年なしでは生きられないな少女という組み合わせは、わりと定番というか、安定のカップルですよね。結構好きです。
ストーリーとしては、届出人の思いが込められた〈封書〉を、二人が遠くの島まで届ける冒険ファンタジー。
空戦のスピード感とか、舞台設定を活かした魔法(霧鍵式)絡みの話とか、キャラ同士のやりとりとか、全体的によく出来ていたと思います。
身近にいたあの老人が実は歴史に名を残すあの人だった……というのは使い古された展開ですが、きちんと王道にのっとってくれた感じで不満はないですね。
一個だけダメな点は、最後の「歌」のシーン。それっぽい文言に何語だかわかんないような(ラテン語?ギリシャ語?ルーン?)ルビを振って、作者は何か意味があってやってるんだろうけど、読者ポカーンじゃないのそれは。
呪文や詩にそういう表現を使うことはよくありますが、最重要なネタでそれをやるのはよくないと思う。ちょっと醒めてしまいました。
表紙とタイトルの雰囲気からは物凄く期待値が上がっちゃうのですが、それには届かないかなという感じ。とはいえ全体的な完成度は高いと思います。一見厚さはあるけど、読みやすいので時間はかからないはず。
評価:B
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幼い頃の約束を胸に、空を目指す。
そんな感じの本でした。
二人の絆が垣間見れるようなところはかなりツボにくるし、一人じゃ足りないけれど二人なら……!っていうのがひしひし伝わって来ました。
王道ファンタジーという感じかなぁ
最後の歌はオリジナルの言語を用意したんですかね
ある程度法則はあるみたいですが
うん続きが気になる
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絵で買ってきたけどなかなかよかったです。
とりあえずバードのおっさんはいいです。それだけに最後はさみしいですが…。
雰囲気は好きです。
あったかい感じと、熱い感じと。世界観も好き。
あとキスシーンではニヤニヤさせてもらいました。ありがとうございます。バードぐッジョブ!
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ストーリーもキャラクターもよかったけど、なんだろうなー、世界に入り込めなかった。
情景を思い浮かべられなかったというか。
この作者のファンタシーがあわなかったのかな、次回作は現代日本でやってほしいです。
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人が飛ぶことを許されたのは
二つに裂かれた空の半分―――.
空飛ぶ島で生活する人々.
その島の下には怪物たちの住む霧の海がある.
主人公はその島々を渡り郵便物を届ける武装郵便屋さん.
というわけですが,何となく「アルトネリコ」っぽい雰囲気を感じてしまうにゃー.
絶対言語がヒュムノスっぽかったり
空飛ぶわずかな陸地で人々が生活してる当たりとか.
まぁ,個人的な感想なので気にしないでいただきたい.
それはそれとして面白かったよ.
激しい空中戦とか.
バードじいちゃんがイケメンすぎるな.
あんな渋い爺キャラは良いものだ.
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イラストが鵜飼沙樹さんだったので興味を惹かれ購入。
人々は大地ではなく、空に浮かぶ〈島〉に生活をしていて。
そんな人々の想いを封じ込めた〈封書〉を届ける郵便配達人――武装郵便屋のウィルとジェシカ。
ひとりではまともに空を飛ぶことができない二人だけれど、足りない部分を補うように一緒に飛んで。
まだまだ新米の域を出ない未熟なウィル。
高所恐怖症のジェシカ。
二人のやり取りがとっても楽しかったです。
ジェシカにまったくと言っていいほど頭の上がらないウィル。
時にはどつかれたり、警察に通報されそうになったり。
けれどもジェシカも本当の本当はウィルのことをだけは信頼しているわけで。
なんだかいいなあ、あんな二人の関係。
さて、ヒルダという少女から請け負った〈封書〉の配達をめぐり、怪しい一団と警察官に追われるはめになったウィルたち。
逃げるように翼舟で出発する二人に追っ手もやってきて。
読み進めていくうちに警察官とは仲良く行動をするようになるのだけれど、その際のジェシカの言動がww
ことあるごとに警察官を事故に見せかけて落とそうとしています。
ひどいwww
それでもくらいつく警察官は、警察官というよりストーカーっぽいやなんでもない。
笑
空の主である〈霧妖〉との空中戦やら、ラスト方面の出来事やら。
どきどきわくわくする展開で、とてもおもしろかったです。
「蝶と鯱」というウィルたちの会社名の秘密とか、ウィルやジェシカの秘密などなど。
本当によかった(*´▽`)
本編を読んだあとに表紙イラストを見るとさらに「ふおおお」ってなります。
鵜飼さんのイラストに惹かれてだったのだけれど、いい作品に巡り会えました。
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空に浮かぶ島に人類が住み、その島と島を行き来して郵便を運ぶ郵便屋が主人公……という設定が良い。ストーリーは途中まで見切れたが、ジェシカの秘密は見切れなかった。ジェシカもいいけど、ヒルダが可愛い。
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これは名作…!!
いやいや、涙腺を決壊させるまでには至りませんでしたが、
これは十二分に堪能できるロマンがそこにありました。
展開こそ先を予想しやすい王道ストーリーですが、
世界観や異能関連を最初に一気に説明せず、
小出しにしながら物語を展開ささせていく
『語りすぎない』進め方は、
読む側をの思考を活性化させて、
否が応でも物語に集中させてくれます。
さらにキャラ立ちや会話の軽快さもイイと思います。
重めの雰囲気を現代ラノベっぽく中和してくれてる。
ところどころ引っかかってた部分もほぼ回収して、
読み終わった後もすっきりですし。
作者的にも僕好みの方と言えるでしょう☆
これは続編期待ですね。ぜひお待ちしてます!!
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霧の上を島が浮遊する世界で、霧妖という魔物が棲む空の海を飛び、想いを封じ込めた「封書」を運ぶ武装郵便屋の少年と相方ジェシカの物語。
しかし、二人はある欠点があり1人では空を飛べない。
お互いの欠点を補いながら霧に挑む冒険ファンタジー。
イラストとの相乗効果で世界がキレイに写るし、空での爽快感は読んでいて心地よい。
キャラも立っていて不快感ない人間関係。
結構好きな世界観です。
世界も広がっていきそうだしね。
だが、地上でのとくにクライマックスでのシーン描写や世界の背景描写がどうも足りな気がする。
あと登場人物がちょっと全員強すぎるかな?
そのへんが気になりますね。
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浮遊する世界が舞台の話を求めてたどり着きました。
武装郵便屋、霧鍵式、翼船、霧妖。果てない空の世界はとても魅力的。設定はかなり好きだけど。
「話が単調」「語彙・文章力不足」のダブルパンチで、
戦闘シーンにバゴンッ、ドゴッ、ガチンッなどの擬音の乱用が見受けられてとても萎える。
登場人物についても深みがないような。キャラの履歴書に書いてあることを小説全体を通して陳述してるだけのペラペラさを感じました。
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霧に覆われ、霧妖というモンスター的なものが徘徊している下界と、蒼界という人間が生活できる世界。二つに分かれた世界観がまず好み。翼舟という飛行機のような機械の設定も良いな。物語の方は主人公二人の過去など明かされない謎も多いですが、次の巻もあるようなので続きを楽しみにしたいと思います。
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「影執事マルクの手違い」シリーズの作者だったと読み終わってから気づきました。
内容としてはまず、主人公sの掛け合いが面白かったです。設定も、ありふれたといえばそうかもしれないけれど独自の世界観も織り込まれていて楽しい。
ただ欲を言うならば、印象が薄いと感じました。読んでいる最中は楽しいのですが、読み終わった後に残るものがない。一番の見せ場があまり見せ場になっていないとも感じました。
とはいえ、最後の終わり方がよかったので、次を買うか買わまいかといったところです。
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イラストの綺麗さと、空が舞台、という所に惹かれて読んでみました。
テンポが良い、ライトファンタジーという印象。
世界観が素敵です。
ただ、主人公に面白味が足りないかな。
一見平凡な少年という設定なのだろうけれど、もう少し個性を出すとさらに面白くなってくると思います。
絵も世界観も気に入ったので、続き読んでみます。
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イラストの綺麗さと、空が舞台、という所に惹かれて読んでみました。
テンポが良い、ライトファンタジーという印象。
世界観が素敵です。
ただ、主人公に面白味が足りないかな。
一見平凡な少年という設定なのだろうけれど、もう少し個性を出すとさらに面白くなってくると思います。
絵も世界観も気に入ったので、続き読んでみます。
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一緒に空を飛ぼう、と約束したのは遥か昔。
その約束を叶える相手がいなくなったのに頑張る少年と
相棒の、空を飛ぶ事に恐怖を覚える少女。
彼らは、今日も今日とて、怪しげな手紙を運ぶ。
口ぶりから言っても、確実に常連さんは彼女だけ、の
ようですが…w
どう考えてもそのフラグがありそうな相棒少女は
ものすごく口が悪い。
いやでもこれぐらいの方が、いいのでは?w
それよりも、主人公がへたれ?
わりとヒントが出てくるので、予想しやすかったです。
とはいえ、それは表面上系、でしたが。
むしろそのヒントによって、違う方向から…な
現実がひょこひょこと。
しつこくついてくる警察官が実は…という落ちよりも
その先にある落ちの方がびっくりです。
いや、どこにそうなる要素が?! みたいな。
人によって~ですから、何とも…。
空を飛んで、さらなる向こうへ。
空での戦闘もありますし、進む姿も想像すると
風を感じる気がしてわくわくします。
当然その部分も多いので、読んでいるとうっかり
飽きてきてしまったり。
毎度している事は違うのですけど…?
ものすごく最初に絡んでくる双子の姉弟がいますが
分かりやすくツンデレ(姉)です。
最後にも出てきますが…多分このままだと
彼女の恋は成就しないかと。
ヒロインは近くにいるので、完全にお供え、でしょうが。