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改訂新版第2弾。
ファンタジー的な要素が入ってきたこともあって、
状況は更に混沌としたものに。
「なってこった。マジですか!」と頭を抱えること請け合い。
第3弾が発売される10月が待ち遠しい。
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ずばり、ハウンド萌えの1冊。
下巻のメインは、サンサの危機に必ず駆けつけるハウンドの姿と言っても(私的には)過言ではありません。
男心に鈍すぎるサンサと、素直でなく無愛想で乱暴なハウンドのシーンにニヤニヤが止まりません。
それはさておき‥‥
ブラックウォーターでの戦いの視点人物を切り替えた描写は、この巻の白眉だと思います。
味方の自己過信に不安を抱くダヴォス、寄せ集めの軍隊に不満なティリオン、避難所でのサンサ‥‥相手の出方や味方の実際も量る事が出来ず、自分を信じるしかない状況の緊張感がひしひし伝わります。
改めて、ティリオンって目的の為に手段を選ばない部分があって、怖い面もあるんだなぁ‥‥と、思いました。
再読の度に気付く事があるので、やっぱり面白いですね。
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スターク家の面々がどんどん散り散りバラバラになっていく…。がんばれー!きっといつか…!と、ここで小休止と思ったけれど、間をあけず剣嵐の大地へ。
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アリア、ブラン、ジョン・スノウといった、エダード・スタークの忘れ形見が置かれている状況とその先行きが非常に気になります。
ただ、他の人物達の魅力が自分には理解できません。幼稚王ジョフリー、宗教女の傀儡スタニス、チャラ王レンリー、モンスターペアレントのキャトリン&サーセイ、返り忠シオン、失恋公ピーター・ベイリッシュなどといった輩は人物として魅力的ではなく、むしろ存在がウザいだけ。
そんな奴らにスポットをあてたエピソードに興味がそそられるはずもなく、むしろ退屈。スターク血族の行く末の興味よりも退屈さが勝ってしまい「七王国の玉座」下巻に感じた期待感の灯火は完全に潰えてしまいました。
正直、このシリーズを読む金と時間を他の本を読むことにあてておけば良かったとすら思っている今現在。ドラマがヒットしていたり世間の評価の高さ所以の期待感が大きかっただけにとても残念。
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ラストシーン…
ゴーストをおふとんにして眠りたい!
訳者あとがきのおかげでますます期待がふくらむ。ところで表紙のこの子はだれなの?
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2014年6月12日読了。
ちょっと中だるみしてます。
戦闘シーンが冗長な感じ。映像で観るにはよかったけど。
改めて本を読みなおすと、かなり記憶が薄れててドラマの記憶に塗り替えられてた。
ドラマもいいけど、小説はやっぱり面白い。
心理描写がドラマではここまでできないものね。
ハウンドがいいよ、ハウンド。
前読んだときは、彼の心が理解できなかったけど、彼の残虐さと垣間見える優しさが絶妙なバランスだ。
決して初めからああいう人ではなかったのよね~。
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タマネギ騎士ダヴォスのかっこよさにクラクラしております。
まあ、どこの王家の下につきたいかと言えば、どう考えても、レンリーのところですけどねぇ。一番、王様としてまともそうな気がします。
あっという間に、崩壊したけど……。
ロブのところは戦争ばっかりしてるし、ラニスター家も、スタニスのところも、グレイジョイ家も、過ごしやすそうではないからなぁ。
まぁ、デナーリスのところは憧れないこともないけれど、多分、生き残るのは一番過酷そうです。
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ここまで重厚に描かれているのであれば、いっそメリサンドルなどの魔術師にキーポイントを譲らなくてもいいのでは?とちょっと違和感があります。
のちのち納得させられるのですかね。
キングズランディングの描写はスリリングで臨場感があってビリビリきました。
ティリオンが最も輝いているのはこの巻なのかなぁ、今後も活躍して欲しいです。
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ラニスター家ではただひとり〈小鬼〉ティリオンが最初から視点人物となっている。彼は発育不良の小人症で、次男のために家督を継ぐ権利はなく、父親の寵愛も、剣士としての肉体もないことを、重々わきまえており、状況を斜めに見ながら、金と口先と知恵で人生を切り開いていく痛快な人物だ。
宮廷での権力を確保したラニスター家では、長男(そして皇太后の双子のきょうだいの)ジェイミーがスターク家の捕虜となってしまったため、当主タイウィンの命でティリオンが〈王の手〉として宮廷に乗り込む。少年王ジョフリーは決定的に王者としての資質を欠き、太后サーセイは子どもへの愛から盲目となっている中で、ティリオンは統治者としての才能を大いに発揮して、混沌とした宮廷の中、一陣の涼風のように活躍する。
少年王ジョフリーの叔父スタニスは邪教の魔力を得て、宮廷のあるキングズ・ランディングに攻め入ってくる。ティリオンは軍師としての力を発揮するが、恐らくサーセイの陰謀により負傷してしまう。
さて、本シリーズのテーマは何なのか、愛と名誉であろうか。大局的には、王の代行者である〈王の手〉となったスターク家と、王妃を出し、王室に力を及ぼしているラニスター家の対立がひとつの軸であり、読者はおおむねスターク家に感情移入しつつ読むように仕向けられている。
愛を体現するのはラニスター家である。たとえ義がなくとも一族を大切にするのがラニスター家の流儀だ。権力欲も一族繁栄のために、言い方を代えれば「血」のために出てくるといえる。対して、スターク家は名誉を重んじ、正当なことを貫こうとして、窮地に陥り、スターク家の子どもたちは辛酸を舐める。愛が勝つのか義が勝つのか、それとも……
他方、ゾンビの如き〈異形〉が台頭はじめた北部の〈壁〉では、スターク家の私生児ジョン・スノウの活躍が描かれる。こちらは名誉の世界。
海の向こうではかつての王家ターガリエン家の末裔デナーリスの王位奪還への遅々とした道程が描かれるが、こちらのテーマは愛か。デナーリスはあたかも身を売られたかのように騎馬民族ドラスク人の王妃となるが、夫は死んでしまい、おなかの子も死んでしまう。しかし、喪われて久しいドラゴンの卵を孵化させ、3頭の「ドラゴンの母」となる。
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結構ドラマでは改変してるのがわかってきた。
人物関係や戦闘の推移が複雑なので物語上の役割を既存の誰かにさせたり、戦闘をまとめたりしてある。後々影響ないんだろうか。(ドラマではブラックウォーター戦を玉葱の騎士が指揮して負けてて、彼がスタニスにこだわり後にジョンに乗り換える理由がよくわかんなくなってるとこある。)
サマーから見た世界が言語化されてるのはおもしろかった。
それにしても、ドラマ以上に終わる気がしない小説だわ。
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前作が面白かったので読んでみた
上下巻の感想
シリーズ2作目という事で登場人物が誰か分からなくなるという事態は減るには減った
ただ、新しい登場人物もまた増え分かりづらさは残る
前作よりもよりファンタジー路線が色濃くなっており、個人的にそこが少し残念
ただ4人の王が入り乱れる中での騒乱や裏切り、度重なる戦争等はやはり面白い
引き続き同シリーズを追いかけていきたい
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シリーズ第2弾。
ますます読み飛ばせなくて、読み終わるのにむっちゃ時間がかかる(当社比)
登場人物も多すぎて、誰が誰だか、一々付録で確認したり。
そういう意味では、メインの人物ごとに区切った章立てはありがたい。
血なまぐさくて、救いもなくて、でも、なんでこんなに面白いんだろう。
架空の国の話ではあるものの、ああ、この時代って、生死や身体の傷はこのぐらいの感覚だったんだろう、みたいに思う。
その先の予想が全くつかないファンタジーだからこそ、次が早く読みたくてたまらない。
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もろもろ登場人物が増えてきて、なかなかに複雑だけど、読んでると、あ、これあの時ああしたあいつだとかわかるのは、一人一人の物語がきちんと成立しているからだろう。しかしこんな壮大な物語を構築できるなんて、作家はやっぱり常人ではないと思い知らされる。さて、次は第三部だ。