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草食系は意外と現代にはマッチした生き方なのかも。ただ批判することなかれ。
周りに流されずに自分の価値観を大切にして、仕事もプライベートも幸せで満たされる生き方をしよう、と提案。
確かに物質至上主義に縛られてたら、これからは心が豊かでいられることは難しいかもしれない。
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ノマドライフを実践する著者が北欧、ハワイ、ニュージーランドの人々にインタビューを通じて得た自由に生きるための幸せについて
北欧諸国が幸福度ランキングで上位を占めているのに、世界的に見ても豊かなはずの日本がどうして81位(2010年調査)なのか。
古い価値観のままでライフスタイルをつくっていくと幸せではなくなってしまうのでは?というのが著者のなげかけです。
幸福度ランキングが低い、これって謙虚が美徳なお国柄の人々がと自己主張バリバリの人々がアンケートに答えるのとでそれだけで差が出る気がしないでもないですが、やっぱり先行き不透明感や閉塞感があるなかで中々幸福度はあがらないかもしれないですね
結局のところ言ってるのは「物より体験、お金で幸福度を測らない」という事で大きな気付きはなかったのですが、実際著者のように色々なところに住んでみるとその実感がより感じられるという事でしょうか。
このところ海外に行けてないですが、何だか行きたくなっちゃったな。特に北欧!
著者が描く新しい幸せ10の条件というのがありました。
1仕事を楽しんでいる
2いい仲間、いい家族がいる
3経済的に安定している
4精神的・肉体的に健康である
5刺激のある趣味やライフスタイルを持っている
6時間を自分でコントロールできると感じている
7住む場所をしっかり選んでいる
8いい考え方のクセを持っている
9将来の見通しが立っている
10ゴールに向かっている感覚を持つ
うーん、1、6、9、10あたりが怪しいかも。ここらへんを向上させたいところです。
著者はこの10を「新しい幸せの形は、お金、時間、場所などから自由になること」と言ってます。
まあ、そうなのかもしれませんが、自由というのはこれ中々やっかい。
一度全部、ある程度満足するまで手に入れてみないと、何が自由かってそもそもわからないもんじゃないの?と私は思うのですが、どうですかね。
前回読んだノマドライフと主張がかぶりまくりだったので書評☆は2つとしました。、読後感がいい本でよかったんですけどね。
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メッセージとしては一つ。
金に縛られなくて、楽しめる人生の選択をしよう。という事。
海外の事例や著者の実感などが書かれている。
うーん。金額に応じた価値は無かったかもなあ。
自分個人としては、多少のストレスは合った方が張りのある時間を過ごせると思うし、先立つ金も欲しいからなあ。旧人類の考え方なのかもしれないですけどね。
だけど、好きな事をしてダウンシフトするのも憧れる部分もあるからなあ。どうしよ。
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北欧の人の価値観をインプットし自分の意見を加えた一冊。
シンプルな思考ながら何度もつぶやきたい言葉が多い。
欲しいもの、なにか便利なものを買うとき、
「便利なのはいいけどそれは本当に必要なものなのか?」
「そのお金を使わないで、旅に使うよりも人生を豊かにするものなのか?」
と北欧の人に問われたときに答えられるように常に選択をしていきたいという衝動に駆られた。
北欧に憧れるだけではなく、日本人としてどのように豊かに生きていくのかを自分なりに考えるきっかけになりそう。
以下レバレッジメモ
数年前にアメリカで流行したアフルエンザという言葉があります。これはアフルエンス(豊かさ、裕福さ)とインフルエンザを合わせた造語で豊かさ病という意味。いらない者を次々と買ってしまう、自分の家や持ち物を人と比べて劣等感を抱いてしまう、すぐに新しい物が欲しくなる。豊かな生活を維持するため長時間労働が当たり前になり、給与水準は下がっていないのに借金や自己破産が増える・・これは当時アメリカでもずいぶん問題になりました。日本でも特に35歳以上のバブルを経験している人たちはこのアフルエンザにかかったままの状態といえるでしょう。先ほど述べたスティーブジョブスが物をあまり持たなかったというエピソードの背景には彼のベースに物質至上主義を否定する、ヒッピー文化的な理想主義があると思います。
同じように私は日本の若者たちの間にも物質主義から理想主義への揺り戻しが来ていると感じています。お金よりも世の中に役立つことを追求する、若い企業がどんどん登場しているというのも、その流れの一つでしょう。
常識を疑う人が増えれば、制約がなくなっていく
幸せを感じるためには自由である事が重要です。それはここまで述べた通り、物質的にも精神的にも時間的にも言えること。時代は変わっているのですから、自分たちも進化していかなければならないでしょう。今までの常識に縛られたり、囚われたりしていては新しい幸せは実現できません。常識に縛られるというのはある意味とても楽なことです。たとえば、毎日制服を着ていればいちいち着る物を考えなくていいように、縛られてさえいれば、自分で考えることも、頑張ることもしなくていい。毎日同じ時間に会社に行って、たんたんと仕事をこなして、上司が帰るタイミングで岐路につく。あとは給料も納税も福利厚生もすべて会社がやってくれるのですから。そして何で同じ時間に出勤しなくちゃいけないんだろう。とかなんで上司が残っていると自分も会社にいなくちゃいけないんだろうという常識すらも疑わなくなってしまう。それはとても危険なことだと気付くべきです。
住環境は自分のライフスタイルを充実させるプラットフォーム
人が生きていくうえで大切な3要素に衣食住があります。北欧の人達に取材してみて感じたのが衣食住の中で衣と食のニーズが異常に低く、住が高いことでした。それと同じくらい重視されているのが前にもふれた旅。プライオリティの順番でいうならば住、旅、食、衣となるでしょうか。北欧の国々は労働時間��短くまた冬が長く日照時間も短い、それだけ家で過ごす時間が長いということもあるでしょう。北欧と言えば家具などのデザインが有名ですが、これも家で過ごす時間が長いことが理由。シンプルで長期間使っても飽きがこない快適なものをデザインしようというところからきているのだそうです。一方私が暮らしているハワイは、温暖で日照時間も長く、外で過ごす時間が長いので、家具などはカジュアルな物が多く、それほどこだわりがありません。その代り、家の外にある自然がすべて自分のもののような感覚で使える、住んでいること自体にすごく幸福を感じられる場所だと思います。衣は薄着で大丈夫なのでそれほど高くなく、海や山などでスポーツをすること先ほどの4つの要素でいえばやはり旅にあたるものを重視する傾向にあります。ニュージーランドは肉や魚は近くでとれた安全なものまた野菜はもちろんオーガニックと食のプライオリティが高い。そして家の前で釣りができるといったようにアウトドアや自然と触れ合う住に最も重きを置いていました。北欧は家の中、ハワイやニュージーランドは家の外と違いこそあれ幸福度の高い地域国々では等しく住環境を重視していることがわかります。家はただの物ではなく「ライフスタイルを充実させるプラットフォーム」なのです。
また最近私が注目しているのが福岡です。家賃はだいたい東京の半分で一軒家を立てるコストは3分の1~4分の1程度。海と山に囲まれた街のサイズもちょうどよく、ご飯もおいしい。地理的に見ても日本の大都市の中で最も海外に近くて、空港は市内の中心部からすぐ。東京へ出るのも便利だし、私が暮らすハワイへの直行便もある。ネット系の会社の中では本社を福岡に移したところも出てきています。
年収や資産が少なくても、自分の収入と支出を自分で決めてコントロールし、「何か欲しいものがあったら買えるし、やりたいことがあったらできる」と感じている人は幸福度が高い。収入や資産が多いかどうか、実際に欲しいものがたくさん買えるかどうかが重要なのではありません。収入と支出のコントロールができていればいい。欲しいものが買えるし、やりたいことがあったらできると「思っていることが重要」なのです。そもそも私は、定時出社しなくちゃいけないとか、スーツを着なくちゃいけないと言った、いわゆる常識が得意ではありませんでした。もしかすると、そういう常識に耐えられてしまう人は危ないかもしれません。学生時代には茶髪はいけないとか髪はここまで切ってこいとか古い常識に縛られてそれに疑いを持たないように教育されてきたでしょう。これも一種の洗脳のようなものです。ただ常識を疑って常識に従わない人になれとか単に反発しろというのではありません。自分の判断基準と価値観を持って判断することです。自分にとって何が大切なのかなんて腰を据えて考えることはあまりないでしょう。幸せってなんなのかな?周りが言っていることと、自分が思っていることはあっているのかな?と時間を取ってじっくり考えること。そうしないと常識に流されてしまいます。そして常に考えていないと、単にずれた人になってしまうのです。
他人軸から自分軸へ
私が学生時代に大企業が合わないと思った理由の一つに自分で自分の仕事内容を決め���れないということがありました。今の時代にも多々あることだと思うのですが、例えば営業をやりたいのに全然違うことをやらされてしまうような。これは北欧の国々では絶対にありえないことです。とくにしっかりした大企業で会社に守られているとその判断基準や価値観といった能力がどんどん失われてしまいます。敷かれたレールにそのまま乗っていくうちに疑う余地もなくなってしまう。自分で考えなくなってしまう。するとまわりに合わせるようになってきて、周りの人が家を買ったら僕も買わなきゃ、車を買い替えたら3年に1回は買い換えるのが普通だというようなよくわからないことになってしまう。
ずっと同じ環境にいると考え方が凝り固まってしまうと思ったから引っ越しをしました。もちろん変わらないことは楽だし引っ越しには面倒なことの方が多いでしょう。でも変わることで得られる変化や思考の柔軟性を持っておきたかったのです。これだけ世の中が変化していく時代一番怖いのは変な常識に縛られてしまうことです。そこから逃れるためにはとにかく定期的に壊して作り直すこと。いつもの道中で会社に行って、いつもの昼ご飯を食べ、会社の同僚とばかり付き合っていては思考は固まってしまいます。
その会社の常識や、そのコミュニティの価値観にどっぷり浸かってしまうと思うのです。
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古い価値観に違和感を覚え、これからは自分にとって何が幸せなのかを見極めて生きて行きたい。そう思いながらも、物質的な豊かさに引っ張られ、ふと虚しい気持ちになってしまうことが度々あった。この本を読んで、ぶれそうになる自分の価値観の軸を取り戻すことができたし、幸せについて常に考えていこうと思えた。「好きなこと」を仕事にしないというのは、今の私にピッタリのメッセージだった。好きじゃなきゃ続かないから頑張らない、お金になりそう、うまくいきそうだからやってみようっていうのはやめよう。
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ドキッとさせられた。
「戦後、6倍の経済成長を成した日本が「幸福度」ランキングでは横ばいの81位のまま」
「プラスしていく時代からマイナスしていく時代」
「ダメと言われている草食系の若者からむしろ学ばなければならない」
「アフルエンザ(豊かさ病)で育った世代は物質至上主義を否定しなければならない。日本のバブル時代を生きてきた人たちは幸せの閾値が無駄にあがっている」
「お金をモノに変えるのではなく、スキルをお金に変えて行く」
「しっかりとした大企業で会社に守られていると、その判断基準や価値といった能力が失われてしまう。自分が本当にやりたかったことは置き去りにされ、敷かれたレールにのっかり、まわりに合わせるようになる。まわりの人が家を買ったら自分も買わなきゃ、3年に1回は車を買い替えるのが普通だなどといったように。」
「アフルエンスで育った親の言う事(結婚しろ、良いとこに就職しろ)は参考程度に。彼ら世代が経験してきた理論は現在通じなくなった。リスペクトはするが、あくまで正しいと思った自分の判断基準を持つ事が大切」
ある書評では「ノマドライフ」と言っていることがほとんど同じとあったので期待していなかったが、とんでもない。
なぜ北欧が幸福度ランキングでトップであり続け、またどういった経緯でそうなったのか。
社会保障制度は立派だが実は年金制度はズタボロ。それでも社会が成り立ち、そこで暮らす人たちの「働く」意識の高さ。
この本を読み進めると、いつか日本の先行く未来を示唆しているようでならない気がしました。
ワーキングシェアで多くの人に仕事を分け与える社会。社会的経済情勢から、否応無く、週3、4日制出勤となる日が近い将来くるかもしれません。
その時、わたしたち日本人は
「ゆとり」を大切に、という名目のもとで工夫して人生を楽しめるのか。
あるいは、漫画やゲーム、インターネットなどの仮想社会の人生に時間を費やすのか・・・
準備は今のうちにしておいた方が得策かもしれません。
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選択肢がないことが豊か
身の丈を知る
考え方のいいクセを持っている
売り込みのでなく相談に乗る
あえて捨てる
やらないことリスト
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120721読了
若者はいつも正しい。
草食系男子じゃなくて肉食である必要がないんじゃ
ということを思いました。
私のような起業するために準備をしている人間にとって
新しい顧客ニーズの開拓方法を教えてもらったようなもんです。
多様性という言葉もあるように
多くの選択肢をもつことが豊かさの証明になる
このこと自体が古いニーズとなっていることに
気づかなければならない時期にきているのかもしれません
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きっと自分の新たな成長につながるであろうと信じて システムなどとても気に入って 選択した今の会社。だけども あまり深入りしていない段階で、 この本に警告してもらって良かった。
とはいえ、すぐ辞める訳にもいかないので 今の仕事を通して どのように自分を成長・進化させ、考え方や生活をより満足できるように変えるか
参考にしながら 今の働き方を なるべく早く 卒業したい。
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「瞬間の欲求を満たす選択肢があまりにもたくさんありすぎる」めっちゃぐさっとくる言葉。
「小さいけれど確かな幸福を感じて生きていければなんとかなる」
いやほんとそのとおり。
自省に使えます。
幸せの閾値は自分は最初から割と低いと思ってます。
美味い飯が食えるとか、綺麗な景色が見れるとか、野球した(観た)あとの1杯は最強に美味いとか。
○○が欲しいっていう欲求も確かになしじゃないけど、比較的僕らの世代は経験に幸せを求める人の割合が高めじゃないのかなと思います。
体験型の旅したい!サーフィンとかやりたい。あとトライアスロン。
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住む場所をしっかり選ぶ。
何をして生きたいのか、他人や組織に判断を委ねるのではなく、自分で考えて目標を定める。
やりたいことをやるために、今を活かす。マイルストーンを作る。
狭い世界の他人の評価は脆い。最後の判断は自分が下すしかない。利益を抜きにして生きていける力。
幸福や満足がないとわかっているものに人生を賭けられない。頑張れない。
相対判断は不幸。
やりたいことよりも、やりたくないことは何か?
本当に必要なものは何?常識に縛られず、不要だと感じるものは切り捨てる。何もかもを手に入れても、それが自分の価値判断と合っていなければ幸福にはつながらない。
デュアルライフ。可能性を多様に。経験を広げることこそが自分にとっての価値。
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売り込むのではなく、相談にのる
売り込みとは、すごく前近代的なやり方で、成果も上がりづらく、幸福感も得にくい方法。それよりは、ファンを作ること。ファンを作るということは、自分の仕事を知ってもらうこと
承認の欲求
これからの時代、もはやそうした限定的な承認には意味がない
もっと不特定多数の、広い世界からの評価を求めるべき
それはたとえ会社がなくなっても続く「きみ、頑張ったね」
メディアや企業が面白い人を見つけやすい時代になっている
物質的に質素、でも精神的に豊か
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物を持つ、多く持つ=幸せ、という考え方への疑問を呈した本。
ただ、この前のノマドライフという著作でも同様の話は述べられてもいるので、物欲からの解放というテーマに注力して読むのが良い。本田氏の著作をずっと読んできているのであれば、考え方の再確認という意味合いになる。
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本田さんが成功したからこのような本を書くことができたのではなく、思考すること、行動することによって自由な人生を引き寄せて、さらに幸せを実感していけるのだと思う。
この本と合わせて、ポジティブ心理学の本を読むといいと思う。
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やはり、本田直之さん好きだ。
ノマドと聞くと一見自由で楽しく見えるが、自分が何を望み、家族とどうありたいかなど真剣に考えずして成り立たないと思う。
これからどう生きていくか、どんな生活をしたいかを考えてる人・悩んでいる人には特にオススメ!