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感想を一言で言えば「めんどくさっ!!!」。または(途中までの)嘉穂の気持ちで「どっちでもいいじゃない」。
ブラックユーモアと言われればそうなのだろうが、登場人物が誰も彼もくどい。少なくともミステリのジャンルにいれるべきではないだろうを
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短編集。
「双生児」
真帆と嘉穂。
二人は一卵性双生児としてこの世に生まれた。
ある日、駅のホームから二人のうちの一人が転落して電車に轢かれ即死する。
周りで見ていた人たちは皆、身勝手な女の不幸な事故だと思っていた。
でも、本当にそこで起きていたことは・・・?
長い年月をかけて、双子の内の一人は姉妹を抹殺しようと計画してきた。
最期の時を迎えて、ようやくその怖ろしい計画のすべてを知る転落した線路上で気づくもう一人の双子。
事故の瞬間、大勢の人が見ている前で誰にも気づかれずに起きていた不可思議な出来事。
理解できたのは、当事者である二人だけだろう。
読み終えて、もう一度最初に戻って読み直してしまった。
計画はいつから始まっていたのか。
それほどの憎悪をどうやって育ててきたのか。
すべてを知ったうえで読み直すと、怖ろしさは倍増する。
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何故平山夢明の次に小林泰三を手に取った私...
闇タイプのポケモンはチームに1匹いればいいのにかっこいいからってフルで揃えてフェアリータイプにボコボコにされるアレですね...(黙)
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完全・犯罪
夢オチ風エンドレスワラワラ(群々)
一種の伝家の宝刀。分かっているのに生える草。トップバッターとして相応しいブラックユーモア溢れるお話。
ロイス殺し
コメディホラーの洋画吹き替え版を見ているかの様な世界観。おやおや、どうしたっていうんだいボブ??の様な、ベタが楽しい。
キャラの狂気度は後のドッキリチューブに通ずる物がある。多数か単体か。簡単に言えば世にも奇妙な物語。
双生児
ちょっと雰囲気に飲まれて怖かったマンですね。。。そして脳裏にチラつく江戸川乱歩。
理論的なオチは求めてないつもりだったのに、この着地点にがっかりしたのは私はまだまだ小林泰三ワールド入門のヒヨコちゃんという事なのでしょう。
隠れ鬼
続けてホラー色の強い作品。しかしどこかコメディに軌道修正しているような恐ろし切れない良きブレンド。ホラーの大体はホームレスの存在。とは言え私が勝手に彼の脳内再生を恐ろしくし過ぎただけでしょう。アングラ漫画の読みすぎです自重します。
ドッキリチューブ
安定の世に奇妙。もう出だしからオチが想像つく定番中の定番なのに何故かこれが堪らなく面白い。
ユニークなサイコパス’s VS 糞人間
の構図が胸糞悪さを帳消ししてくれるので、ストレス発散になる。何のストレスかは不明ですが。
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全体的に古風なネタが多く、ベタを楽しむライトな書物だ。新しい刺激が無かった事と、積読本が多いならば時間を割いてまで手に取る作品では無い気がしたので☆は低めだが、休憩本としてはオススメ。
フェアリータイプ使いの方は回れ右!!ニンフィアよりブラッキー派の人へ捧ぐ。
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ブラックユーモアたっぷりの短編集。SFあり、正統派ミステリあり、ホラー味あり、グロはほぼ無しで著者の本を初めて読む人にオススメです。