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鈴木俊隆は欧米では「二人の鈴木」と称されるほど禅の影響力を持った方。
もちろんもう一人は鈴木大拙。
英語で話された内容の翻訳ということで非常に言葉の使い方や説明がシンプルでわかりやすい。
聞けば聞くほどわからなくなる禅の話をこれだけ明確に伝えることが出来たからこそ欧米で広く受け入れられたんだなと納得できます。
良書です。
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ふたりの鈴木さんのうちの大拙さんの方はいくつか読んでたんですが、このひとのは初めて。禅の本の問題点としては、まあ読んだってわからないんだよ、わかろうというその気持が良くないんだみたいなことを繰り返し繰り返し読まされるという。川の水の話はよかった。
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よくわからない。再読か?それより先に座ることだろう。
2018.6.16~24 再読。
「全く分からない」ではなく、「ぼんやりわかるけどわからない」。だからやはり「よくわからない」。本を読んだり話を聞いてわかるものではない。やはり座るしかない。只管打座。
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ジョブズが持つ、余計な物を排除してそれ自体に集中する考え方は禅から来ているように思う。例えばジョブズの言う「今必死になっている目の前の点が後で線で繋がって見える」という表現と繋がる。準備と捉えずにそれ自体を修行と捉える考え方もある。人生ってそんなものかもしれないなぁ〜なんて思ったりします。実際には準備も必要だとは思いますが、目の前のことに夢中になれることはとても幸せだと思います。
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読了後・座禅を組むことで自然と~になる。の記述がおおく。実践しながら読むべきだと思いました。
以下ライブ感想文
2ページ目の書道文字にやられました。強く軟らかい筆跡に親しみを感じました。
ビギナーズマインド、本題から、初心者禅をする時の心構えを説いた本かと思っていたのですが、ビギナーズマインドを日本語訳にすると<初心>という言葉になるようです。最初からメンくらいました(笑)P18
鈴木老師はカエルが好きだったとのこと。わたしもカエルがすきで、この記述にほっこりしました。P22
結跏趺坐(けっかふざ)の記述がありました。読書中前かがみになると眠くなる、が背筋をまっぐにすると眠くならないとも。ちょうど前かがみで読んでいて、眠くなったころなので、ちょっとドキッとしました。これ本当かな?気が向いた時にちょっとためしてみよう。にしても眠い(笑)P44
ちょっと訳の解らないないようになってきました。囚われずに、囚われるという事でしょうか。実行するには難しいな。それさへも囚われているのだろうなと感じました。P57
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スティーブ・ジョブズが愛読したということで読んだ。最初は入りやすいのだが、道元の教えの部分に入ってくると抽象的な話が増えて、消化できない感じだ。
マンガ、ひろさちやと道元関係3冊目だけどそれでもよくわからない。わかりやすく書かれているのだろうけど、そもそもそういう解釈が必要な理由がよくわかっていないので、理解できるのはもう少し先かな。ティクナットハンの初期のお経の解説本を3冊読んだ時の明瞭な感じとは少し違った。
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【由来】
・何だったっけ?
【期待したもの】
・
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
・
【ノート】
・
【目次】
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日本人は、仏教がわりと近くにあるがゆえに、よく知ろうともせずに遠ざける節があるけれど、在り方としての仏教は、海を越えたんだなあ。私は、マインドフルネス研修からの逆輸入で、人生においていまようやく仏教に触れた。
いまここの呼吸に集中すること。
物事を二元的に捉えないこと。
#再読候補 #禅マインド #ビギナーズマインド #読書記録
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禅については、読み終わった今でも、わかったようなわからないような、仙人が食べる霞のような、そんな理解。
ただ、禅宗、曹洞宗の仏教を押しつけない在り方は良いなと思った。
菩提寺が曹洞宗だったことを最近知り、それもまた親近感を抱く切っ掛けだった。
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【実践して理解する本】
本を読むだけでは理解できない。座禅を組む。結跏趺坐で組む。これによって真実がわかってくるだろう。
ただ何も思考せず、ありのままを受け止める。無とは虚無ではなく、何がある。特定の形を取ろうとしている。規則、理論、真実がある。その点については、こうすることで、冷静に世の中の動きが見れるようになるな、と感じた。
「宇宙と一つだった」のくだりは、ビックバンを思い浮かべながら読んだ。死をも矮小化するために必要なプロセスなのかもしれない。
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アメリカに禅を伝えたとされる僧侶のひとり、鈴木俊隆の講演集。
帯にも書いてあるが、アップル社のスティーブ・ジョブスも愛読していたとされる。こういったことは広告なので、肌見放さず持っていたのか、二回か三回読んだのを愛読と称しているのかは不明だ。
鈴木大拙についても触れているが、大拙の禅は劇的であり、俊隆の禅は日常的だとされる。
よく紹介されるのは以下の言葉だ。
「初心者の心には多くの可能性があります。しかし専門家と言われる人の心には、それはほとんどありません。」
講演の中で俊隆は、ただ座るだけが修行であると繰り返す。なにも得ようとしないでただ座るのだと。
以下の文も心に残った。
「なにかを行うときには、自信を持って、その活動に心を置けば、その心の質が、その活動そのものになります。」
すべての行動に心を込めること。それが俊隆和尚が伝えたいことだったのではないだろうか。
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スティーブ・ジョブズが読んだという、禅のバイブル『zen mind beginner's mind』の新訳版です。
1970年に米国で出版以来、世界中で読まれている禅の入門書です。
平易な語り口の中にも、禅の考え方が明確に示されます。
ビギナーズ・マインド、つまり「初心」こそが大切だということが、本当によく分かります。
私たちがなにかをいうときには、そこに主観的な意図や状況がつねに入り込みます。そのため、完璧な言葉というものはありません。どのような発言にも、つねに歪曲というものが、存在しています。 ー 175ページ
普通、私たちが、誰かの発言を聞くとき、それを自分の反響のようにして、聞いてしまいます。実際は、自分自身の意見を聞いているのです。もし、その人のいうことが自分の意見にあっていれば、賛成し、あわなければ、賛成しないか、あるいは、そもそも本当に聞いていないかもしれません。誰かの話を聞くときの危険は、そこにあります。 ー 177ページ
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途中までしか読んでないけど、、、
この本に書いてある内容は「魅力的な人間になるための本」や、「生活をもっと豊かに(精神的に)するための本」に書かれていることと大体同じだと感じた。ただ、それらと禅が一線を画すのは、「そういう心」を持つ際の身体の姿勢に着目しているとろなのかなと感じた。
脳に関する本の中で、「脳は身体によってできている」という内容があったが、身体の姿勢がマインドに変化をもらしてくれるのかなと感じた。
ただ、この本を最後まで読むのは難しい、、、
禅に行ったことのない人はとにかく一度体験した方がいい。
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近年に発売された同ジャンルのカジュアルな書籍、いわゆる『マインドフルネス本』がうたう方法論や精神性と、起源を共通にしていると思しき記述がたくさん。
ただ、この本だけで禅やマインドフルネスを実践しようと思っても、いささかハードルが高い。まさしく禅問答的で捉え方の難しい言葉で書かれているし、生活に根ざしたハウツーが教示されているわけでもない。
アンディ・プディコムの『頭を「からっぽ」にするレッスン』なんかと合わせて読むと、相互補完的でとてもおもしろい!
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話し言葉を文章にしてるので読みにくい部分もある。
禅について、ベクトルが自分に向いてる主体的、実践的、懐疑的だから興味があるんだなと思った
また、修行や規律を通して、仏性を知り体現することが禅において大事だとすれば、日本人って無宗教ではなく、実は宗教国家なんじゃないかな思った。単なる前例踏襲や空気を読むイケ出ない集団として一蹴せず、自覚的になればより心豊かな国になれそう