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吉川トリコ(@bonbontrico)先生ありがとうございます。
書店員さんの紹介や先に読んだ方のレビューを読んで、
いったいどんな感じだろうとわくわくしていました。
自分で読んで、うわー、ガチでピーターパンだぁと思いました。
んで、元カレのこと思い出しましたw
当時奴はヒトリよりはるかに年下だったけど
自分でピーターパンシンドロームを公言してるやつで、
引っかかった私もウブだった訳なんだけどゴニョゴニョ(笑)
でも何より印象深かったのは引用した、最後の最後の2行のフレーズ。
この2行がまさに最後のページで、何これ、計算?
切り取って持ち歩きたい。
それだけで、この『東京ネバーランド』の世界にうっとりできます。
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読み終わった瞬間 「しまった。うかうかとヒトリに恋しちゃたじゃないか」と思ったw。
1章読むたびに、なんてひどい男だ。サイテーサイアク!と文句をつけていたのがいつの間にかヒトリという男が気になって気になって仕方なくなる。そして最終章でストンっ!と落ちます。そう、恋に。まっさかさまに。
まさにトリコにトリコ、状態です、はい。
「ヒトリ恋メン(ヒトリに恋するメンバ)」絶賛募集なう!
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本文イラストとそこにある言葉に惹かれて購入。
どちらかというと大人の女性向けの内容で、子供が呼んでもピンとこない。
女の理想像的な男を描いた話かなーという気がしたけど、それはそれでいいと思う。
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吉川トリコさん三作目。
「少女病」も「オリーブ」も私にはハマり作だったので。
波多野一人(かずと)通称「ヒトリ」。
彼と関わった女たち(女の子もいますが)と彼の物語です。
風来坊のように現れる彼に女たちは夢中になりますが、そう長くは続きません。
彼が女たちのもとから離れていくようだけど、最後にヒトリになるのはいつも彼。
女たちは一人を必要として、強く求めますが、それが終われば離れていく。
まあ、一人が自分から離れていくのだけど。
両親が離婚し、母親が彼のもとから去ってしまったことが大きく影響してるっていうのは若干ありきたりな設定でしたが、最後は一人が愛おしく思えてきてしまいました。
タカコじゃないけど、私も絶対に彼を一人になんかしないって思っちゃうだろうな。
ただ、タカコのすごいところは好きだけど自分は他の女のようにはならないっていうところ。
一人と寝るということ=他の女と同じ=一人のもとから離れていく
ゆえに、好きだし、寝たいけど絶対にしない。
彼女が、自分を大切にしているのも、すごく健気だなと思いました。
見た目は奇抜なのに。
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帯にものすごく騙された。
「ヒトリ恋メン急増中!!」という、あの帯。
イケメンになった川越シェフのような綺麗な男性が、
東京タワーをもてあそんでいる佐伯佳美さんの表紙。
たうみまゆさんの素晴らしい本文イラスト。
描かれているヒトリという彼。
恋するどころか、
ずっと目で追って愛でていたいとは思うけれど、
絶対的に近寄りたくない男だった。
ひどい中毒性をもった作品だ。
「デリバリーサンタクロース」
「漂白シャネル」
「東京タイガーリリー」
でぐぐっと引き込まれて、
「ウェンディ、ウェンズデイ」
でものすごい迫られて、
「ティンカーベルは100万回死ぬ」
「屋根裏のピーターパン」
で、削ぎ落とされる感じ。
偽り、とまではいかないけれど
帯のようには私は感じなかった。
ただ、とてもおもしろくて
一息に読んだ。
一文字も逃さないように、食い入るように読んだけれど
2時間もかからなかったのではないかな。
そういう意味では、
「引き込まれたら離れられない強烈な引力のある作品」
という帯の文句は、まさに的を射たものだったのかも。
ヒトリが「こわい」と言って吐いた
春という季節が
わたしは、もっともっと好きになった。
不思議な魅力ある作品。
この作者さんの、また次の作品を読むのが待ち遠しい。
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イケメンなんだけど冷めてて孤独。でもそれを悟らせないように色んなこと遊んでその子に合わせて生きてる。という王道な男の子の出るこういうお話に弱い。喪女に優しい妄想甲斐のある本。ベジが気になる…
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ピーターパン症候群的男性「一人」を廻る女性たちの連作。「グッモーエビアン」よりはるかにセリフと設定が巧みなのと無理のない感じは好感がもてる。作家がこういう構成に向いているのだな、と思いつつ、このパターン一本槍だと少々きついので、他も読んでみようかと思った一冊。
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たうみさんのために雑誌を取り寄せた一話がいっそ懐かしい 気持ち悪いファンですいません。
女性作家は私の中で好き嫌いが別れてしまうけどトリコさんのは素直に読めた、ので、こうして本としてまとまってると改めて読むのがすごく楽しみ。
追記。読了。
…こんなんだったっけかな…。続けて読むと女女していて途中でお腹いっぱいになった。
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〈内容〉波多野一人、通称ヒトリ。ふしぎな男。どうしようもなく恋しい男。五人の女性たちが出会ったひとときの夢物語。
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波多野一人に翻弄される女たちの連作短編。
彼の実体は、最後の一編を読んでもわからないまま。本当の感情が見えづらい。
女たちとはするっと別れているからひとつひとつの話の歯切れだけはいい。
他の話でリンクするところがもっとあったら良かったのかなとも思う。時間が経ってる感じが、一冊を通してあまりしない。
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ヒトリというキャラクターに惹かれない女子はいない!
ヒトリが、どういう人間なのかが知りたくてたまらなくて読み進めました。
あー。私もヒトリに出会いたい!
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一人の男の人と、それに関わる女の人の話。女の人の視点から男の人を描いていて、どうにもならない男の人なんだなと思った。
2012/11/1
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謎の美青年ヒトリと五人の女たちの、ほんのりエロティックな連作短編集です。『グッモーエビアン!』とは裏表になってる一冊じゃないかと思います。「大人になんかなりたくないもん! ぷいっ!」などとわざわざ気負わなくとも、どうしても大人になれない、成長できない男の子の孤独と悲哀を書きました。
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ヒトリという少女漫画の設定のような男性とその周りの女性の短編集。
本の中で楽しむ分にはいいよね~イケメンでどこか遠い青年。現実ではどうだろ…
ヒトリを見ていると寂しいというかちょっと悲しい気持ちになった。やっぱり母親像を追いかけているんでしょうか。
1話目の同級生のカガミコちゃんとやらなかったのはなんでだろう?★3.5
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784408536064