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自転車で世界一周旅行をした作者による、食をテーマにした旅行記。行く先々の土地の食べ物が、その土地の人々の暮らしぶりを浮かび上がらせるように描かれている。
うどんに似た食べ物を食べたことで、アジア圏に入ったことを全身で感じ感涙したシーンでは、一緒に旅をしていたような気分になった。
また、チャリダーにやさしく施す人が多くて、温かい気持ちになった。
この本は3部作のうちの3作目なので、他の2冊も読んでみたい。
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自転車で7年かけて世界を回った著者が、「食」の視点から旅の思い出を綴った本。
7年もかけて世界を回っていれば、嫌な思いや危険な目にあうこともあったろうに(実際、そういったエピソードも幾つか登場する)、食を通すからか、どの思い出にもぬくもりが感じられる。食事を共にすると、人と人の距離は近くなるものなのだなぁ。
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7年半かけて自転車で世界を回った作者の旅行記、第3弾。
本作は食がテーマ。
食だけじゃありません、旅を通して得たこと、感じたことも著者らしい視点と文体とで書かれています。
表現力とテンポがとても好き。
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世界9万5000km 自転車ひとり旅シリーズ3作目。を、一番はじめに読みました。
なんの前知識もなく、表紙とタイトルが可愛くて買っただけだったのですがアタリでした。とても面白い。
世界は広い。いろいろな人がいて、いろいろな食事があって、いろいろな風景があって、いろいろな文化があって。
こうして文字にしてしまうと三行くらいで終わるようなことが、文庫350頁ほどにぎゅっとつまって書かれています。
美味しい!が好きな人向き。あと、人との付き合い方に悩みがある人にもお勧めです。人は人とつながって生きていけるんだ、としみじみ感じさせられました。
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約7年間自転車で世界旅をした著者の,食にクローズアップした作品。
旅先で食べる食べ物がとても美味しそうに感じるのは何でだろうと思ってたけど,これを読んで分かった。五感が研ぎ澄まされているからだ。
その土地で愛されているものを,その土地の人と食べる。
最高の幸せだろうなあ。
特に羨ましかったのは,森のブルーベリー。
あんな数日を過ごしてみたい。
一生に一度でいいから。
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H24.9.29
印象。食レポ!って思うほど、食事表現が巧みだった。
男っぽい表現もあれば、感情に訴えるところもあって、リアリティーある文章を書く人だなぁと思った。
読んでると旅に出たくなる。石田さんが味わった感覚を自分でも感じられると錯覚させられる。日常にはない感覚が味わえる本でした。
感情が刺激されるのは、非日常だからこそなのか。日常の中でもそういう瞬間を多くしていきたいなぁ。
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これまでの旅と重なるエピソードは多いけど、食べ物にスポットをあててるのは面白かった。
ベルギー編。
昔実家にホームステイで来てたベルギー人もゴディバよりレオニダス推しだったことを思い出した。
中国編。
郵便局のハンコを集めてるおじいさんが気になった。
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石田ゆうすけさんの自転車ひとり旅シリーズの第三弾.今回のテーマは「食」.珍品の数々.そして食を通して見えてくる,文化や人の温もり.料理だけじゃなく,国も,人も先入観で判断してはいけない,実体験を踏まえ大切なことを伝えてくれた素晴らしい一冊.このタイミングで読めて良かったと思う.
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七年間の自転車旅を食事で時系列に綴った本。この人は本当に情景描写がうまい。一編一編が旨そうで綺麗で楽しい物語になっている。ドラマを引きつける才能なんだろな。
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「おいしい」「まずい」という言葉を使ってないのに、食べ物の表現がめちゃめちゃ伝わってくる。世界一周中の気持ちの変化もよくわかる。
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自転車で世界一周!その道中に食した世界中の食べ物についてのエッセイ。
世界中どんな人でも一緒に食事をするって仲良くなる一番の近道なのかもね。
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印度百景vol.11ゲストの石田さんの本読了。人柄が滲み出るエピソードの数々と、食事と場所で章立てされた小さなエピソードに人柄が滲む。わくわくして旅に出たくなる良本。
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述べ走行距離95000キロ、約七年をかけての自転車で世界一周の旅の軌跡。今回は料理を主題に書いているそうです。なので色々な国の食文化を目の当たりに出来る一冊。
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美味しい話だけじゃないところがとてもよかった。
結局3冊とも読んでしまって、世界三周した気分だわ。
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世界各国のふだんごはんを通して
著者やまわりの人たちの人間くささがふんだんに伝わってきます
感情は伝播する
うちはこんな大冒険もなくささやかに日々を暮らすのみですが、やさしくされることが当たり前にならずに、感度を高くして生活したいものです