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ついに「救世群」が太陽系国家群を相手に撃って出る。
Part1で疑問だったイサリとミヒルについては、やはりメニーメニーシープに現れたイサリとミヒルだったか。硬殻化した「救世群」の人々はこの後どんな運命を辿るのか、ノルルスカインはカンミアとどんな関係で絡んでくるのか、カンミアはこれから「救世群」、「恋人たち」に対してどんな対応をするのか、ますます面白い展開になって来た。
ビーバーに拉致されたイサリとミヒルの話が面白かった。今回はスカイシー3とは違い、ミヒルのわがままで付き添いせざるを得なかったのだが、イサリはこれからも脱走みたいな事を繰り返すのだろうか。
とにかくPart3が楽しみだ。
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読んだ。少しずつ、1巻の時代に近づくあるのかな。 1巻で出てきた、1匹の怪物が、何故人間に優しかったのか、やっと分かった。 ここまで、綿密に話を作っていたのか。。。あー。。ってなった。 しかし、物凄い屈辱を受けた人は、あそこまで無慈悲に人を殺せるのかな。なんていうか、ローマ人の物語に出てきた、スッラを思い出した。あと、マリウス。 このシリーズ、どんどん楽しくなってきてる。 さて、次読もう。
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若者たちのまっすぐさと、大人たちの策略と。
それに、姉妹の間の微妙な感情が絡まって、ああ、もう、こうなったらほどくことはできないね。
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≪救世群≫の反撃。何百年にもわたって溜まりに溜まった恨みを晴らす戦い。気持ちも言い分も解らないでもない…。イサリの妹ミヒルの頭の固さはどうにも危うい未来を想像させます。ところでカルミアンの科学・技術、すごいじゃん!性質とアンバランスにも思えるところが何だか不穏さを感じます。
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『おめでとう。もう、やめていいのです。皆さんは』
正に積年の怨み。終わりの始まり。遅すぎた救済。もう悲劇しか見えない。Part3へ。
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天冥の標シリーズ6-2
救世群の少女イサリ、国家ではないが機械で宇宙のあらゆる場所を実質支配しているMHDという会社のトップの息子セアキと、一巻の主要人物と同じ名を持つ二人の話と、これまた一巻に登場した変な言葉づかいの生命体達のエピソード
ん〜?
小さな一族に振り回されすぎじゃない?
食い違いが起きなければ物語も生まれないけど
…それだけ病気が治ることなんて考えられないほどに絶望していた種族ってことなのかな?
後ろで操ってる妙な生命体達もなんか…うーん
なんだか嫌な予感(話の内容的にも、結末への流れ方)
最後は全部大きな力で勝利して
ヤッターってハッピーエンドとか
それでも宇宙や種は続くとか
そういうのじゃないのを期待してる。
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本巻ではついに明確に太陽系外生命体が登場し、救世群の暴走の裏側が判明してくる。
時が経ち成長したイサリと救世群との考え方の違いは広がるばかり。そんなイサリをよそに、救世群はついに太陽系に対して戦争を始める…
人数こそ少ないものの、カルミアンのテクノロジーにより圧倒的な力を見せつける救世群。対して、相手の力量を見誤り後手後手のロイズとMHD。しかしMHDのジェズベルにはまだ隠してることがありそうで…
そしてジェズベル自身が太陽系外生命体の雰囲気を醸し出す。
かなりSF色が強くなってきた本巻。政治、謀略、戦争、太陽系外生命体…
個人的にはすごく面白い。宿怨とはこういうことか、と。500年近く閉鎖的な空間に病原体とともに押し込められるというのは想像を絶する。
現代のテクノロジーには存在しない工学的、宇宙的な筆者の発想にただただ脱帽。よくもまぁこんなことを思いつくものだ。
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76:待ちに待ったパート2。プラクティスの面々の変貌、シグムント主教たちの鬱屈した想い(彼は初見から荒野2のヴィンスフェルトを彷彿とさせましたね……)、カルミアンやダダー、ミスチフの思惑、ジェズベル率いるロイズの暗躍。大きな歴史のうねりに翻弄される、イサリやアイネイアたちの戸惑いと決断が泣かせます。
もうすぐ1巻につながると思うと、感慨もひとしお。続きが早く読みたい!
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500年の歳月が圧し固めた相互の意識は、埋まるはずもなかった。「救世群」側が想像していた以上に嫌悪と拒絶は根深く、そこから生まれた差別意識は強い。
セレスでの秘密会議の醜悪さ。
参加はさせますよ。させてあげますよ。
曲がりなりにも安定していた世界が崩れてゆく「宿怨」PART2。メニーメニーシープでの「咀嚼者」への恐怖はここから生じたのか。
宿した怨みが爆発した結果、また次なる怨みを誰かに宿す。
この連鎖は止まらないか。どうやって状況が終わるのかわからん。
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完結を機に読むのを再開。話は大まかにしか覚えておらず、巻末の資料はありがたかった。希望を感じさせる前半から、悲劇が悲劇を呼ぶ後半へと話は大きく変転する。どうしてここまで事態が悪化したのか。最後には新たな事実も判明し、次巻が少しでも救いのあるものになりよう、期待したい。
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ついに《救世群》がデッドラインを超えてしまった。太陽系外からやってきたカルミアンの技術を利用して開戦。疑問としては、ここに至るまでにノルルスカインは介入しなかったのかという点。またジェズベルが「私たち以外の太陽系外生命」と言っていたが、もしかしてロイズはミスチフに操られていて、それに対抗させるために黙っていたのか。いずれにせよ救世群は非感染者とのすれ違い、カルミアンとの意思疎通のズレから、もうあとには引けないところまできてしまった。ここまで読んで明るい未来が全く想像できないのだけど、一体どうなるんだろう。
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500年の歴史といわれればそうだけど、オガシはじめ救世群れの人物の内面描写があまりなくどうしてもそこに必然を感じにくい気がする
月の事件だけでなくもう少し引き金があったらよかったのかなと思うけど
それか何者かにまた操られているというストーリーなんだろうか?
いずれにせよこれがどう一巻に進むかまだまだ色々ありそうで目が離せない
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SF。シリーズ6作目part2。
遂に戦争が…。
言葉で表せないくらいに面白かった。
仕事中もずっと、この作品のことを考えてしまい、仕事に集中できませんでした。
part3は少し時間を空けて、落ち着いてから読もう…。
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ここまで読んだこの世界のすべてが把握出来ているとは頭が悪いのでとても言えないけれど、解らなくて流してるところも多々あるけれど、それでもおもしろいなあほんとに
カルミアンもっと言葉勉強してーーー!そして冥王斑の薬を作れる事に気付いてしまったときの衝撃。虚しさ。もうすべてが遅すぎるんだな。
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第1巻の時代まで後300年というところまで来た。新たな勢力として石工(メイスン)の意外な正体が明らかになり、救世群の大暴走で物語は一気に進むが、先は全く読めない。衝撃のラストからPART3へ続く。