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こういうタイトルなので
家族との関係に違和感を感じている人 または
この手のことや子供のことについて勉強している人
以外には縁遠く感じられるかもしれないけれど
仕事やプライベートでなぜか特定の人に
(性格の不一致の範囲を超えて)敵対心を持たれていたり
はげしく執着されていたり、という経験をしている方にも
相手がそんな行動をとる心理や対処方法が書かれているので
お薦めしたい。
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毒になる親に引き続き本書を読みました。
親と対決しなさいとありますが、
私は、そうはしていません。
ふだんは離れて暮らしているし、
たまに実家に帰省しても、そう長期間ではないので、
十分に注意して接すればお互い嫌な思いをしないで
過ごすこともなんとかできるからです。
私を苦しめる時の母は、
間違っているかもしれないけれど、
自分で気がつくことができないと母本人は何も変わらないでしょう。
私が言って聞く母でもありませんし。
黙っていることにしました。
それで済む程度だというのは、まだマシな状態なのかもしれません。
本書の主旨に沿った行動はしませんが、
現在かなり深刻な親子関係である人には必要かもしれません。
実行する勇気が出るかどうかは、
親がどれだけ人生における障害となっているかの程度と
それを自分は改善したいかという意欲の強さにも関わるので、
その人次第です。
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『毒になる親』を上回る新しい内容は特になかったけど、表形式でまとめていたり、自分の理解を深めるにはよかったかな。
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自分の家庭面での境遇が不幸だと思った方が読み、納得しどうすれば良いかのヒントをくれる本。親の立場として読んでも得るものはあまりなかった、、
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「毒になる親」と似ている。前半に乗っていた例はどうもどこかで読んだ事がある気がする。この本をちら見したのかそれとも他の本にあったのかはわからないが・・
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この本にまだ出会っていない「不幸な子供時代」を送ったあなたへ。
親の支配を断ち、新たな人生を切り開く衝撃の一冊!
過干渉、生活のすべてを指図する、言うことがコロコロ変わる、完璧でないと許さない、子供を傷つけて楽しむ……。子供を「不幸にする親」は、親が喜び、親を守り、親のためになるように子供を支配する。子供は大人になってものびのびと生きる幸福を感じられず、自らも将来「不幸にする親」になる可能性も。「支配を断つ方法」から「親を許すべきか、接触を断つべきか」まで、あなたがこれまで出せなかった「答え」へと導く本!
ロングセラー『毒になる親』の解決編!!
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過度に干渉する親に育てられ、今も年老いた母の干渉に日々晒されている還暦前の私が、何か救いを得ることができないかと読んで見たのですが、残念ながら何も得るものはありませんでした。きっと、このような問題に関心のある方(ご本人は悩んでいない)が読めば、何か学べるのかもしれません。少なくとも私には苦痛しか与えてくれない本でした。あくまでも私には。
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毒親関連本で一番しっくりきた。親との関係に悩んでる方はぜひ一読することをおすすめします。
電子版出て欲しいなぁ…
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親との関係に悩む全ての人に贈りたい。あなたは悪くないんですという言葉とともに。そして、そういう伴侶を持つ人もこの本を読んで、相手を支援してあげてほしい。世の中で味方はあなた相方の味方だけなのだから。
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フォトリーディング後、熟読。
このジャンルの本では自己基準最高の星四つ。
「毒になる親」の続編のような本との触れ込み。でも著者は違う。
一貫して著者が言う事は、傷を受けたその環境を「知る」という事。観察する事が癒しの第一歩。
「毒になる親」との違いは、「対決」を強調していない事。「対決」とは毒親に対して、自分が別の人格である事を主張し、宣言する事。その際に毒親がどう毒親なのかを指摘するというもの。この「対決」を著者は「してもしなくても良い」と述べる。また心の中だけで対決しても良いとの事。
現代社会のゆがみを具体例を交えて、また数々の解決策を示されて理解できる良書。
キリスト者の癒しにも参考になると思う。
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機能不全家族の介護問題から十分に距離と時間を取ることができたので、身辺整理と思い、この本の処分も考えましたが、この本の最終章に「人生をリセットする9つの方法」が書かれていたので、やはり手元に置いておくことにしました。
毒親に苦しんだ人だけではなく、答えの出ないようなことで深く悩んでいたり自分に自身が持てずに動けない人が読んでも、何らかの気づきが得られそうな内容でした。
これからも自分のことや自分の気持ちを大事にして生きていきたいと思いました(自分が幸せでないと人にも優しくできないと思うので)。
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親子関係で起こる問題が多様で、しかも問題がない家庭がないんじゃないかと思えるぐらいありふれてしまった今日この頃。
私は関係ないと思う人でさえ、目からうろこがこぼれるに違いないと思う。
子供に向き合う機会がある人ならば、現代の人は一度は読んでおいていいと思う一冊。
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親との関係が苦しい全ての人に。本書は虐待のうち、精神的虐待に的を絞って論じた本。子供時代に精神的虐待を受けた人が、どう乗り越えていくかを助言してくれる。特筆すべきは、多数の虐待犠牲者の様々なケースについて網羅的に記されている点だ。私自身が虐待の経験者だが、周囲に共感者が少ないことを感じている。そのため、本書の中に自分に当てはまる項目が多いことに救われた。本書に先駆けて刊行されている『毒になる親』と本書『不幸にする親』の2冊でもって、今後親とどう対峙するか、考えをまとめる準備が整ったと感じる。
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一見、なんの問題もないように見える親子関係にも、虐待や過干渉は潜む。生まれてからずっと続くコントロール(洗脳)に自分で気づくことは困難で、このような書籍の意義は大きい。こどもを生みたくない、と思う人の何割かは"不幸にする親"に育てられている可能性を感じた。
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とても参考になったし、子どもを不幸にする精神的・身体的虐待がどう言う種類があり、それぞれの種類の虐待をする親の傾向、その虐待を受けた子どもに表れる傾向がわかりやすく書かれている。
個人的に特に参考になったのは、「不健康な心の結びつきを断ち切るには」「親との関係の持ち方を変えるには」「人生をリセットする」の3章だった。
受けてしまった心の傷、その後遺症についてわかった、それではどうする道があるのか、それを具体的に、それぞれのメリットやデメリットも含めて書かれている。実践してみようと思える。そこに救いがある。