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とても読みやすかった。あまり期待していなかったが、第6章「生活保護を必ず受給する方法」以降順次読みごたえが増した。生活保護はもちろん重要だが、結局我々は今後どのような社会を目指していくのかを問うている書だ。日本の現状はこれほどまでにひどいのか。「今後、非正規雇用の人たちが、大挙して生活保護受給者になっていく」「競争に負ければ地獄」という国になっていくのだろうか。
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駄本。完全に読むだけ時間の無駄。
間違いが多いし、出典を明らかにしている所も少ない。
よくこれで出版できるもんだと思います。
これを読んで生活保護を勉強すると完全に間違って勉強することになるので、読まない方がいい。
間違っている箇所は、多すぎるので挙げない。それぐらいひどい。
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生活保護のことを知りたいと思ってたのでちょうどいい本だった。複雑な制度を思い切って分かりやすく書いてる部分もあろうけど(この本だけじゃないだろう)、一面の事実は伝えていると思われるので、いくつかの問題点への入りとして読むにはいいのでは。この本読んでる限りだと、年金と生活保護の関係、病院と生活保護の関係が何とかならないかなぁ…って思った。
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仕事柄、役に立つかと思い図書館で借りた。やはり最近の親書らしく、ひとつのパラグラフが短くサクサク読める。
今まで知らなかったことも多くあった。特に受給要件は基本的なことなのに知らなかった。
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生活保護にまつわる色々をまとめた本。日本の生活保護は「柔軟さ」に欠けてることがよく分かる。
また終わりに書いてあったように、生活保護の問題は日本の社会構造全体の問題であることに改めて気づかされる。マトモに働いても食べていけないワーキングプア、「経済的な理由で結婚できない」ことから生じる婚姻率の低下と少子化・・・。
とりあえず「今のままではあかん」ってことやね。
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今までの私自身の生活保護への誤った認識が改めさせられた。憂うべきは不正受給ではなく、今後の1700万人と言われる予備軍をどう救っていくか。生活保護、失業保険、年金の本当に国民を救っていくセーフティネットワーク作りが急務であると思う。
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タイムリーな話題として読んだ。生活保護制度だけにとどまらず、社会保障にまで言及しているところに読み応えがあった。消費税増税にとどまらず、これからの日本はどうなるの?という読後感・・・
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タイトルに対して内容が広範囲に散っていて少々まとまりに欠ける感もある。
ただし、マスコミや政治家に見られる生活保護について語る=不正受給
になっておらず、好感は持てた。
ただし、130ページあたりに医療費について過剰診療について手口を含めて、詳細に述べているが、実際のところは64ページに書かれている、医療券の扱いがすべてであり、その運用がケースワーカーと病院で適切に行われていれば済む問題であるとも言えるため、その扱いの差はどうかと思う。
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生活保護は最低限の生活を保障するはずのセーフティーネットのはずだが、その実態は多くの問題が潜んでいることがわかる。
不正受給の話題が取り上げられがちだが、それよりも本当に必要な人に届かない現行の仕組みや、何よりも今後生活保護を必要とするであろう人の数値データが恐ろしかった。
きっと人は今目に見える問題、特に見えやすい「ずる」(不正受給など)に目や話が行きがちだが、目に見えないことや将来のことこそに本質的な問題があり、知っていかなければいかないと強く感じた。
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本当に必要な人にカネが行き渡らずに怖い人に申請を通すお役所仕事。
もし真実であるならば外道中の外道。
政府に対しても怒りが沸点してくる本。
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今の生活保護制度は騙そうとするする者にはとても便利で、本当に困ってる人にはとても不便な制度だとか。不正受給事件、受給できず餓死や自殺の事件。受給するには「コツ」があるとか。「コツ」を知ってれば受給は簡単、でも役所は「申請させないように」あの手この手で妨害するとか。この辺は、中山七里 著「護られなかった者たちへ」が当たらずとも遠からじでしょうか。この本を読んでて頭が痛くなり、また、私たちの税金の使い方に腹が立ってきました。受給者約200万、そして非正規雇用などで約2000万の予備軍とか。打つ手が欲しいです!