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私にも近い将来こんな気分になる日がくるのかな。なんだか泣きたい気分だったので、サラサラと涙があふれた。読めば心がpureになる。
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どの短篇も話運びが巧みで、しかも粒ぞろい。力ませずに読ませてくれる加減が好き。何よりよいのはふとした表情や空気をちゃんと惜しまずに絵にして見せてくれるところで、こういう種類のひとを他に考えてみるまでもなく、ただひとり浮かぶのは不動のスター吉田秋生なのだった。
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1読目から素晴らしいが、2度目でこそ完全に涙腺がアウトする、という新鮮な読後感に浸れる名作。
素晴らしいデビューコミックス。
帯の「傑作」の文字に誇張はない。
いずれも、若干の違和感や不思議さの中で話は進み、
ラストで「あぁっ!」と驚かされ、納得させられる。
その、
パズルやからくり箱のようなストーリーの緻密さは
ちょっとした視線や左右の顔の表情の違いなどの
絵の美しさ・精緻さと相まって
穂積さんの協力な魅力の1つなのだろうと思う。
以下、1話ごとに感想を。(全6篇)
【式の前日】
表題作。
セリフ入りのコマが少ない。
しかし、それがいい。
セリフの少なさと、そこに漂う空気こそが
この2人の過ごした確かな年月の証なのだな、と。
ラストページの、次のページの汁碗2つに箸2つ、がまた、いい。
【あずさ2号で再会】
メンタリストのDAIGOを思い出すほど
これは誘導されたな、と思った。
「だって前科あるじゃん」のセリフと、自分の中の偏見のせいで。
おかげで、1読目は一番「酷い!」と感じたセリフが
2読目では一番「愛してる!」セリフに変わってしまった。
笑顔がまぶしい。
【モノクロ兄弟】
これは、オチはわかってしまったけれど
ストーリーと2人の関係性がともかくよかった。
あのあっけなさも、なんとリアルなことか。
個人的には
おっさん2人ともナイスガイで絵的に特に美味しい1作だった。
【夢見るかかし】
前後編。
たぶん、一番好きな話。
かかしに救われていたのは、むしろ兄だったはずだ。
今も、昔も。
がんばれ、にいちゃん。
大好きだ。
【10月の箱庭】
タイトルと作品の雰囲気が一番マッチしていて
美しいな、と思った。
ただ個人的には、
彼女のことも「おっさん」のことも
いろいろと(社会的な意味で)心配になってしまった作品。
【それから】
『式の前日』の後日譚。
目線に据えられている猫が
恐ろしい程にただの猫で、
そこがまた緊迫にも弛緩にもメリにもハリにも効いていて
素晴らしい。
以上
紛うことなき、名作でした。
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新人作家のデビューコミックスだというのにブクログで高評価だったので気になって購入。
じわじわくるタイプの、良い漫画で、納得。
一回目よりも、二回目のほうが、ぐっと来ました。
「式の前日」
「夢見るかかし」
「あずさ2号で再会」
が、すきです。
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表紙の雰囲気がすきだったので購入。
とてもよかったー。あずさ2号が1番すきかな。キャラクターの気持ちが丁寧に描かれてて、良質な作品という感じ。
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期待した分を上回ってくださいました!こんな話がよみたかったんでっす!あずさ2号で再会が好きですー号泣しました
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読もう読もうと思いながら数ヶ月。
やっと読みました。
短編集。 なかなか おもしろかったかな。
「式の前日」は 姉と弟が過ごす一晩についての短編。
最初 勘違いしてて、少し ひっかかるとこがありつつも、
入籍した夫婦が結婚式をあげる話だと思って読んでいたから
ラストで 姉と弟か! と驚いたのでした。
そうよね。たしかに納得。
「あずさ2号で再開」もラストで おぉそうなのかと 事実に驚く。
なぜか 歌が思い浮かんだけど、特に関係ないのよね。
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作品の中の時間の流れ方や空気感がすごくいい。
ゆるゆると読めてでもきちんと心に入ってくる作品がたくさん。
タイトルを忘れてしまったけれど、双子の兄弟の話がお気に入り。
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気が付いたら近場の本屋さんにありました。
Amazonには今現在在庫なし。
ブクログでのランキングから、ツイッター、never等で気になっていました。
絶対好みだ!という直感と期待のもとに購入。結果、悔いなし。
1ページ1ページ、大事に大事に読みました。
まず表紙、あと質感から好み。大事にしたくなります。
好きなのはやっぱり表題作かなあ…あとはモノクロ兄弟も好き。
こんな関係になりたいな。
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好みのタイプの漫画。
二人がテーマ。
個人的に、あすか2号、式の前日が好き。
長編連載中との事。
とても楽しみ。
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聞いたことない作家さんだったけれど、口コミの評価の高さに気になっていました。
久しぶりに少女漫画買った~
でも、大成功。
口コミの通り感動して泣きました。
意外性のあるほっこりストーリー短編集だけれど、冒頭の表題作がもう!いきなり泣けました。
(というか泣いたのはこれだけだったけど)
たまには心にさざ波を起こしたいな、って人におすすめです。
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表紙買いした大当たりの漫画。ぱっと見青年誌に近い絵。内容も少女漫画とは言い難い。表題作含め絵も話も丁寧に作られていて、本当に新人さん?と疑いたくなるレベルの高さ。
読んでいると目頭が熱くなる。恋愛よりも、人と人との繋がりに重きを置いた話で、少女漫画が苦手だという人にもオススメ。
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普通に読んでいくと、あれって思って、結局2度読み返すと・・・ああ、なるほどと思う話が多い。
錯覚させられます。ほんのり切なくなる、ショートストーリーが6作つまってます。
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友達に薦められたとき「少女マンガでしょ??」とバカにしてごめんなさい。短い中にぎゅっと詰め込まれた心が気持ちのいいお話です。
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思わず泣いてしまいました。
生死についてこんな繊細な表現ができるなんて、本当に素晴らしいと思います。
大好きです。