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先月は黄文雄 の『韓国・北朝鮮を永久に黙らせる100問100答』を読んだが、今回は、渡部昇一(上智大学名誉教授)の中国版。
渡部昇一らしい、すっきりとした語り口で、さまざまな質問に答えられている。
また、中国の横暴ぶりがよくわかる。
巻末には、参考資料が付けられているので、この本の100問の質問とともに、辞書的にも役に立つと思われる。
ちなみに、この本はワック出版から2007年に出された同タイトルのものを文庫化したものだ。
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【内容紹介(amazonより)】
中国が尖閣列島を実効支配したことは一度もない!
戦後70年、中国は日本に「言いがかり」をつけ続けている。
尖閣列島問題、南京大虐殺、「百人斬り競争」、靖国問題……。
これらの問題はすべて中国の「歴史捏造」が発端であるにもかかわらず、中国はウソをつくことを止めない。
沖縄も中国領土、日本からのODAなんて知らない、環境汚染なんかしていない、日本は中国なしでは生きられない……
暴走する「言いがかり」と「歴史捏造」には、歴史の真実をもって立ち向かえ!
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【目次】
第1章:外交問題
尖閣列島は中国領だ?
第2章:靖国問題
靖国参拝を中止すれば日中関係はうまくいく?
第3章:南京問題
向井・野田両少尉は「百人斬り競争」を行った?
第4章:経済問題
中国は共産主義だから格差はない?
第5章:中国の国内問題
一人っ子政策で中国は豊かになった?
第6章:日清・日露戦争
日清戦争は日本軍の侵略行為だ?
第7章:日中戦争
盧溝橋事件は日本軍の策謀だ?
付章:歴史認識に役立つ参照資料
あとがき
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うん、わかりやすい、その壱。
言いがかりとは言いますまい、でも、向こうの言うなりになる必要もないわけで。
お互いの主張を踏まえて、落とし所を探るのが現実的なんだろうと、思います。
その落とし所が見つからなければ、敬して遠ざけるのも選択肢の一つでしょう。
- WTO(世界貿易機関)というのは政治的、宗教的な意図を
貿易に絡ませてはいけないという主旨から始まっている。
- 宗教を政治の争点にしないというのは、一六四八年に成立した
ウエストファリア条約以来、文明世界のルールになっています。
ネット上でのスラング扱いですが、"特定アジア"とはよく言ったもので、
福沢諭吉翁の「脱亜論」は正しかったと、あらためてそう思います。
- 朝日新聞の考えていることの反対を考えておけば正解です。
けだしこれは、真理でありましょう。
ん、100年後、歴史が"アサヒる"コトをどう判断しているのか、眺めてみたいですね、なんて。
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戦中、戦後の歴史認識を多くの資料から丁寧に単刀直入に説明された本。子供達が生まれ育った日本に祖国愛をもてるきっかけになる本。
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中国や韓国ともめるたびに引っかかってたもやもやがちょっと晴れた気がします。
過去のいきさつとかいろいろわかって良い。
でも、さらにいろんな文献にあたって知識を増やしていく必要はあると思う。