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アナベルはふしぎな箱を拾いました。色とりどりの綺麗な毛糸が入っていたので、アナベルは自分のセーターを編みました。イヌのマースにも編んであげて、おとなりのネイトにも、クラスのみんなにも、両親や町のみんなにも・・・それでも毛糸はなくなりません。アナベルは動物たちにも、家にもポストにもセーターを編みます。雪で色のなかった世界が、景色をかえます。
ある日、おしゃれで有名な王子が、海のむこうからやってきて、アナベルの箱を買うと言いましたが、アナベルはどんなに高い値をつけられても売りません。すると王子は、泥棒に箱を盗ませました。しかし、王子が自分の国に帰ると、箱の中はからっぽ。
王子はアナベルを呪いますが、箱は海を渡り、またアナベルの手元に帰ってきて、アナベルはずっと幸せなのでした。
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いくら編んでもなくならないふしぎな毛糸。毛糸以外のトーンは暗いので、余計に毛糸の色がうつくしく見える素敵な絵本。
しかし、途中に見覚えのあるクマが。『どこいったん』のクマ。
びくりしたー。あの画家だったのか…
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ある日、アナベルは けいとのはいった はこを ひろった。じぶんのセーターと いぬのセーターを あんでも けいとはまだ のこっている。そこで、がっこうじゅうのひとと、まちじゅうのひとにも セーターをあんだけど、やっぱり けいとは のこってる。そんなある日、このふしぎな けいとの ことを きいた とおいくにの おうさまが やってきて、はこをぬすみだした…。
カラフルなセーターがあったかそうで、いろんな想像がふくらむ絵本。
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アナベルがひろった箱にはいろとりどりのけいとが
編んでも編んでもなくならなくて町のひとだけじゃなく
家や木(のまわり)もあむ
おしゃれ王子がぬすむけど
箱はからっぽで
またアナベルのところに戻って
アナベルはしあわせに暮らしました
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冬に読みたくなる物語。ジョン・クラッセンさんは動物の絵が多かったけれど、この作品で描いている人々ははすごく優しい表情をしていて良い!しかし結末がちょっと「んん??」という感じ。ハッピーエンドなんだけど、変な終わらせ方…
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どっちを向いても白い雪と煙突のすすだらけのモノトーンの町の、冷たい午後のことだった。アナベルは箱をひろった。中にはいっていたのは、色とりどりのきれいな毛糸。毛糸の入った、普通の箱に見えるでしょう?
でも違うんです。
この本は原題をExtra Yarn(余った毛糸)と言います。編んでも編んでもなくならない毛糸の箱。シンプルだけど完璧な世界。
そう、余り毛糸はいつでもたくさんあるもの…。(院生アルバイトスタッフ)
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いつまでたってもなくならない毛糸。でも、欲張りの王子様が手にした途端に消えてしまう。いまは、欲張りばかりが魔法の毛糸を持っている時代。
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毛糸がどんどん出てくる箱を拾って
みんなにセーターを編んであげるお話
読んでてたのしかった
ハッピーエンド
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人が見つけた幸せを、妬んだり羨んだりする人がいる。
でも、それを奪っても自分を幸せにすることはできない。
アナベルの元に戻った箱には、もう毛糸はないのかな?
でも、アナベルは幸せなんだ。
毛糸は、アナベルの心の中にいつもあり、世の中を温めている。
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白い雪と茶色い世界。
アナベルが拾った箱にはきれいなけいと。
世界がぱっと明るくなります。
だけど、結局けいとがあってもなくても
アナベルはしあわせなんだね。
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幸せは誰にでも与えることができて、底をつくことはない。
でも人から奪って自分のものにすることはできない。
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アナベルは不思議な箱を拾いました。中には綺麗な色の毛糸が入っていて、アナベルは自分や家族、周りの人々や家々にセーターを編みました。編んでも編んでも毛糸はなくなりません。不思議な毛糸の話を聞きつけた王子がアナベルのもとにやってきて…。
先に読んだ長女が「不思議なお話」と言っていましたが本当でした。なんでだろうね?と言っていましたが、答えは示されておらず読み手に委ねられていて、考えさせられるお話だなあと感じました。親子であーだこーだ話す時間が楽しかったです。
途中、見たことあるクマがいて、あの人の絵本かー!と読み聞かせしながらも心の中はざわついていました。
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アナベルと魔法の毛糸箱の物語
糸がなくなることがない毛糸箱を持っていたアナベルは、たくさんの人や生き物に服を編んでいた。
それに目をつけた意地悪な王子はアナベルにその毛糸箱を買うことを交渉する。
でもそれを拒否するアナベル。
王子は夜、アナベルの部屋からその毛糸箱を盗んでしまう事態を引き起こす。
やっと手にした毛糸箱を楽しみながら開けてみたら…空の箱だった。
「アナベルはこの先幸せになることは無い」とセリフを吐き捨てながら、海に投げ捨ててしまう。
漂流した毛糸箱はアナベルの元に戻っていくが、なんと毛糸箱は復活をした。
幸せにならない、と憎まれながらも幸せを噛みしめるアナベルだった。という流れ。
なんでアナベルの元だと毛糸は無限に続いてたのに、王子の元だと無くなったのか?
人を思う気持ちがあるかないか、が鍵だったと思う。
与える人にこそ人を喜ばせるチャンスが転がってて、アナベルはその素質があった人間。
だけど王子は奪うことを目的とした人間だった。そんな人が人を喜ばせることができるはずもない。
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アナベルが見つけた箱は、あんでもあんでも無くならない毛糸が出てくる不思議な箱だった。ある日、有名な王子がドロボウに箱を盗ませるのだが、やがて箱はアナベルに戻ってくるのでした。何か物足りないお話だったように思いますが。
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白い雪と煤だらけの暗い町で暮らすアナベルが拾ったカラフルな毛糸。
編んでも編んでもなくならず、セーターや帽子やいろんなものを編んだら、
町は綺麗な色のセーターの町へと変身。
毛糸の網目とグラデーションが見せる世界観がとても美しく、
カラフルに変わった町は美しく可愛い。
一度でいいから行ってみたいなぁ。
ところで王子が出てくるのだけど、
性格悪くて笑った。
酷いやつ。笑
人を呪わば穴2つだよ、王子。